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作成日
：2020.09.02
大手仮想通貨取引所のOKExは、新たに8つのDeFi（分散型金融）トークンを上場し、同分野での取り組みを強化する方針であることを発表した。
発表によると、OKExはオラクル（ブロックチェーン向けの信頼性の高いデータ配信）および保険、ステーブルコイン、流動性プロバイダーなどのサービスに関連するDeFiトークンを追加したという。OKExはテザー（Tether）およびビットコン（Bitcoin）、イーサリアム（Ethereum）を基軸に、Band Protocol、JUST、REN、Reserve Rights、Yearn.finance、Nexus Mutual、YFII.finance、Tellorの通貨ペアを上場し、8月末からこれら仮想通貨の入出金に対応している。これまでOKExは、Mantra DaoやDecentralised Information Assetの取り扱いを開始するなど、DeFiトークンの上場を強化しており、今回、そのラインナップを合計27種類にまで拡大することに成功した。
OKExのCEOであるJay Hao氏はDeFi分野に関して次のようにコメントしている。
OKExはDeFi市場の動きを観察し、革新的なプロジェクトに協力できるよう最善を尽くしています。DeFi分野は急速な発展を遂げており、優れたプロジェクトが数多く立ち上げられている状況です。今回、新しく8つのDeFiトークンを上場したことは、我が社が同分野の発展を継続的に支援し、ブロックチェーン業界をサポートするコミットメントの表れでもあります。我が社はDeFi分野の見通しに関しては非常に楽観的です。DeFiプロジェクトは高効率かつ高セキュリティ、低摩擦、低コストな特徴を活かし、既存の金融システムを補完する存在となるでしょう。
Jay Hao, CEO of OKEx - OKExより引用
OKExはWebサイトにDeFiカテゴリのページを設け、DeFiトークンに関連する情報を提供している。最近、OKExはPumaPayトークンを上場し、決済システムのプロトコル開発を手がけるPumaPayのアジア地域への事業拡大を手助けするなど、DeFi分野で積極的な動きを見せているだけに、今後も同取引所の取り組みに注目していきたい。
release date 2020.09.02
