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eToro、中国テック関連の新ポートフォリオをリリース

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update 2022.05.20 13:15
eToro、中国テック関連の新ポートフォリオをリリース

update 2022.05.20 13:15

AIや自動運転などテクノロジー業界をリードする30銘柄で構成

ソーシャルトレーディング・プロバイダーのeToro(UK)Ltd.(本社:24th floor, One Canada Square Canary Wharf London, E14 5AB United Kingdom[1])【以下、eToroと称す】は、個人投資家を対象に、AIや自動運転、エレクトロニクス、eコマースなどのテクノロジー業界をリードする中国企業へ主に投資する新たなポートフォリオをリリースした。[2]

eToroがリリースした中国テック関連のポートフォリオは、同国の有力テクノロジー企業と、中国で収益の大半を稼ぎ出すグローバル企業数社を合わせた30銘柄で構成されるという。具体的には、バイドゥ(Baidu)やアリババ(Alibaba)、インテル(Intel Corp)、ピンドゥオドゥオ(Pinduoduo)、TALエデュケーション(TAL Education)、ビリビリ(Bilibili)、メイトゥアン・ディエンピン(Meituan Dianping)、テンセント(Tencent)などが組み入れられている。同ポートフォリオの最低投資金額は2,000ドルで、eToroの投資部門がポートフォリオのモニタリングと、必要に応じたリバランスを行う模様だ。

eToroのCEO兼共同創業者であるYoni Assia氏は、過去10年にわたり中国はテクノロジー分野の超大国として、eコマースやAI、ロボティクス、自動運転をリードしてきているという。今回、新たなポートフォリオをリリースすることで、個人投資家はテクノロジー業界の最先端に位置する企業に投資できるとのことだ。また、テーマ性のあるポートフォリオのラインナップを拡充することにより、再生エネルギーやゲーミング、中国テック関連に投資が可能になるとコメントしている。

尚、世界最大の人口を誇る中国は、国内総生産(GDP)において米国を2030年に上回り、世界一の経済大国になる見通しだ。eコマースやモバイル決済分野においては、既に欧米諸国を凌駕しており、テクノロジー業界においても世界のリーダーに君臨すべく、米国と激しい競争を繰り広げている。そして今回、eToroが成長を続ける中国テック関連にフォーカスしたポートフォリオをリリースすることで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.05.28

出典元:

ニュースコメント

積極的な業容拡大を続けるeToro

eToroはコピートレード関連ソリューションの提供に定評があり、本拠地の英国を始め、キプロスやイスラエル、米国、オーストラリアにおいてグローバルにサービス展開している。2010年7月に、同社は世界で初めてソーシャルトレーディングプラットフォームをリリースして以降、積極的に業容拡大を図っている状況だ。株式分野においては、世界の潮流になりつつある取引手数料無料サービスを開始したことに加え、足元でeToroはDeltaを買収したほか、eToroは米国でCopyTraderをリリースするなど、仮想通貨取引サービスも強化している。一方で、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により株価が大幅下落したことを受け、顧客取引の拡大を図るFXCMが株式バスケットをリリースするなど、eToroが注力する株式やコピートレーディング、仮想通貨などの分野における競争も激化している状況だ。eToroは商品ラインナップの拡充に加え、英国サッカークラブとの大型スポンサー契約を締結するなど、効果的なマーケティング戦略も実践しており、今後の顧客獲得動向にも注目したい。


Date

作成日

2020.05.28

Update

最終更新

2022.05.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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