Select Language

ギリシャのブローカーArdu Prime、MT5をリリース

ギリシャのブローカーArdu Prime、MT5をリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.19 17:36
ギリシャのブローカーArdu Prime、MT5をリリース

update 2022.07.19 17:36

透明性の高いコスト体系と独自の流動性サービスを提供

ギリシャ・アテネを拠点とする海外FXブローカーのArdu Prime AEPEY(本社:Leoforos Agias Varvaras 56 Palaio Faliro, Athens, 17563[1])【以下、Ardu Primeと称す】が、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームをリリースしたことが明らかになった。[2]

Ardu PrimeはMT5を導入し、個人投資家を対象とした透明性の高いコスト体系と独自の流動性サービスを提供するという。同社は顧客の強い要望を満たすべく商品ラインナップを拡充させており、足元ではFXやコモディティ、インデックス、国債など80種類以上の金融商品に関し、スリッページが発生せず、迅速かつ大量の取引ができるとのことだ。

MT5のリリースに際し、Ardu PrimeのディレクターであるSotirios Probonas氏は以下のようにコメントしている。

顧客志向の我が社は、透明性のあるコスト体系を敷いた高付加価値サービスを提供しておりますので、お客様は安心して取引に専念できるでしょう。我々は信頼のおけるトレーディングパートナーとしてお客様をサポートすることを最優先としており、取引環境を改善し、それぞれの顧客ニーズに応じたテイラーメイドの流動性ソリューションを提供いたします。

Sotirios Probonas, Director of Ardu Prime - MetaQuotesより引用

尚、海外FXブローカーによるMT5の導入動向を探ると、ACY Securitiesがマルチアセット対応のMT5をリリースしたほか、VPFXがMT5を導入した。更に、OANDAジャパンがMT5をリリースするなど、同プラットフォームを導入する海外FXブローカーが続々と増加している。そして今回、Ardu Primeは高機能が付帯されたMT5をリリースしたことで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.05.13

出典元:

ニュースコメント

競争力と透明性のあるサービスを提供するArdu Prime

1999年に創業したArdu Primeは、ギリシャ資本市場委員会(HCMC)規制下において、プロフェッショナルトレーダーやプロップトレード(証券会社などにおいて自己資金での運用)を行う金融機関、個人富裕層を対象としたマルチアセットクラスのブローカレッジサービスを提供している。グローバル投資家が充実した流動性ソリューションを求めている中、第二次金融商品市場指令(MiFIDⅡ)を遵守の下、MT5もしくはFIX API経由で豊富な流動性の供給に努めており、顧客ニーズへの対応を最も重視する同社の経営姿勢が体現されていると言える。また、完全なSTP方式を採用し、競争力のあるスプレッド及び透明性のある手数料体系を構築しているほか、取引口座に関しては、最低預入金額や取引手数料などに差異を持たせた3つのタイプを用意している。足元では、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受け、様々なアセットクラスで流動性リスクが高まっており、Ardu PrimeのMT5を活用した流動性サービスに市場からの注目が集まりそうだ。


Date

作成日

2020.05.13

Update

最終更新

2022.07.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Vantage Tradingが入出金額の上限を変更、100万円以上の出金は自動分割

海外FX業者のVantage Tradingが、銀行振込の入出金額の上限を変更しました。今後は銀行振込で一度に出金できる額が100万円に制限されます。本記事では、変更された条件や高額送金時の注意点などを説明します。
update2025.11.11 19:00

Money Charger(マネチャ)情報流出で問われるキャッシュバックサイトの運営体制と安全性

Money Chargerは2025年10月25日、ユーザーの個人情報が外部に流出したことを公表しました。キャッシュバックサイトはうまく活用すれば取引コストを抑えられる一方で、個人情報を扱う性質上、安全管理体制が極めて重要です。本記事では、安全性や透明性の観点から主要なキャッシュバックサイトを比較します。
update2025.11.17 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Exnessの乗り換え先としてXSはアリ?スペックを比較

取引環境の良さから玄人にも人気のExnessですが、最近は出金トラブルなどが発生しており、今後の取引環境に不安を抱くユーザーも増えています。本記事では、有力な乗り換え先であるXS.comと取引環境・条件を比較し、乗り換え先として相応しいかどうかを検討します。
update2025.11.20 19:00

Bybitが日本ユーザーの新規登録を停止!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybitが2025年10月31日をもって日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。既存ユーザーは継続利用できるものの、締め出しも時間の問題と予想する声も少なくありません。本記事では、Bybitの発表内容や海外FXユーザーへの影響などを解説します。
update2025.11.06 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル