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Horizon Software、iSTOXを通じた取引サービスを開始

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update 2021.08.31 15:32
Horizon Software、iSTOXを通じた取引サービスを開始

update 2021.08.31 15:32

トークン化された証券の発行、保管、取引が可能

SaaS形式の電子取引ソリューションを提供するHorizon Software(本社:60 rue de Monceau 75008 Paris FRANCE[1])【以下、Horizonと称す】が、トークン化された証券の発行、保管、取引を行えるプラットフォームであるiSTOXを通じたトレーディングサービスを開始したことが明らかになった。[2]

2020年2月に、シンガポールを拠点とする証券トークンプラットフォーム、iSTOXはMASの承認を受け、正式にサービスの提供を開始していた。Horizonの顧客は、iSTOXを通じてデジタル証券の売買をできるようになるとのことだ。また同プラットフォームを活用することにより、トレーダーに新たな投資機会を提供すると共に、発行体にとっては従来アクセスできなかった市場へ安全且つコスト効率良く繋がることが可能になるという。

新たなサービスの開始に際し、Horizonのクライアントソリューション・サービス部門ヘッドであるVincent Dumontoy氏は以下のようにコメントしている。

我が社が、初めてiSTOXへのダイレクト接続サービスを提供することを喜ばしく思っております。お客様の中には、iSTOX上でデルタワン(DeltaOne)商品のトークン化された証券発行手続きを開始しているところがあります。資本市場は目まぐるしく変化すると共に革新を起こしていますが、我々は同プラットフォーム上で取引サービスを通じてお客様に多大な利益をもたらすことができると確信しております。我が社の市場接続戦略は、グローバル証券取引所や取引施設に対し、常に新たなビジネスチャンスを提供いたします。お客様にとっては、アジア全域の広範な投資家と取引を行う機会を得ると共に、トークン化された証券の発行、保管、取引機能を統合した取引プラットフォームを提供することができるようになります。

Vincent Dumontoy, Head of Client Solutions & Services at Horizon - LeapRateより引用

今後、トークン化された証券の発行や取引などの需要拡大が予想される中、Horizonがそれらの機能を統合したプラットフォームであるiSTOX上でトレーディングサービスを提供することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.04.13

出典元:

ニュースコメント

フィンテックハブとしての地位確立を目指すシンガポール

世界最高峰のフィンテックエコシステムを構築する英国・ロンドンに加え、アジアのフィンテックハブとしては、UAE・ドバイやシンガポールなどがプレゼンスを拡大させている。中でも国内経済の低成長を打破し、活力あるハブ都市の開発を目指すシンガポールでは、数多くの企業が規制のサンドボックス制度の活用などを試みながら、積極的にフィンテック関連ビジネスを展開している状況だ。例えば、Razerがシンガポールでバーチャルバンクライセンスを申請し、デジタル銀行市場への進出を模索している。またTradesocioがGBGと提携し、デューデリジェンスプロセスの大幅な短縮を実現させている。加えて、同国の中央銀行として機能するMASがカンボジア国立銀行と提携し、フィンテック分野の発展及び規制枠組みの構築に向けた関係強化を図っている状況だ。シンガポールの官民による、世界を代表するフィンテックハブとしての地位確立に向けた取組みに今後も注目したい。


Date

作成日

2020.04.13

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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