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外為どっとコム、3月期は過去最高の取引高を記録

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update 2022.11.15 13:32
外為どっとコム、3月期は過去最高の取引高を記録

update 2022.11.15 13:32

新型コロナウイルスの影響によるボラティリティ拡大の恩恵を享受

株式会社外為どっとコム(本社:東京都港区東新橋2丁目8-1 パラッツォアステック4階[1])【以下、外為どっとコムと称す】は、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを受けた市場のボラティリティ拡大を背景として、2020年3月期の取引高が過去最高を記録する良好な業績を発表した。[2]

外為どっとコムの3月期の取引高は5,534億円と、同社が調査を開始した2014年以来の過去最高を記録し、前月比では149.4%増、前年同月の1,710億円と比較しても223.6%増となった。2月期の取引高が2,219億円であり、1月期の1,546億円から43.5%増となっていたことから、3月期はそれを上回る力強い成長を遂げている。

一方で、3月期の預り高は1,127億円で前月比1.3%減となり、2020年1~3月期の中では最も弱い数字となった。ただし、前年同月の1,108億円との比較では1.7%増となったことから、まずまずの結果といえる。

新型コロナウイルス動向を巡り、引き続きボラティリティが拡大する可能性があることから、外為どっとコムの4月期の取引高にも期待が持てそうだ。

release date 2020.04.13

出典元:

ニュースコメント

強いつながりを示すボラティリティとブローカー業績

新型コロナウイルスの感染拡大による市場のボラティリティ拡大は、トレーダーに豊富な取引機会を提供すると共に、FXブローカーにとっても業績拡大に結びつける大きなビジネスチャンスが広がっている模様だ。実際に、CMC Marketsが同ウイルスの影響を受けた3月1日から3月19日までの取引アップデートを公表し、CFD及び株式取引量が通常時の2倍以上に増加したという。また海外FXブローカーの中には、ボラティリティの高まりを更なる収益拡大に結びつけるために、スプレッドの拡大のみならず商品ラインナップの拡充や豊富な流動性供給などを通じて顧客基盤の維持・拡大を図る企業も散見されている。例えば、TradepointがNDF合成ポジション関連サービスを強化し、プライシング機能の強化を実践している。更に、コロナ危機を受けて金に上昇余地がある中、CMEが金先物商品をリリースし、強い顧客需要への対応を図っている状況だ。新型コロナウイルスの感染拡大が実体経済や金融市場に甚大な影響を及ぼしているが、今後発表される各国の経済指標や高官の発言などに市場の注目が集まっており、引き続きボラティリティが拡大する可能性がある。そのため、正の相関があると思われる各社のブローカー業績も堅調に推移すると予想される。


Date

作成日

2020.04.13

Update

最終更新

2022.11.15

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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