Select Language

OKEx、CoinDCXと提携しDCXfuturesを含む取引サービスの立ち上げを決定

OKEx、CoinDCXと提携しDCXfuturesを含む取引サービスの立ち上げを決定

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:33
OKEx、CoinDCXと提携しDCXfuturesを含む取引サービスの立ち上げを決定

update 2021.08.31 15:33

仮想通貨デリバティブサービスの立ち上げを決定

OKEX Technology Company Limitedが運営する仮想通貨取引所のOKExは、同社の事業をインド市場に展開するために、同国の仮想通貨取引プラットフォームであるCoinDCXと提携し、DCXfuturesと呼ばれる仮想通貨デリバティブを含めた取引サービスを立ち上げることを決定した。[1]

発表によると、両社はDCXfuturesを通じて最大レバレッジ15倍の仮想通貨取引を実現するだけでなく、ビットコイン(Bitcoin)およびイーサリアム(Ethereum)を対象とした永久先物契約を提供するという。DCXfuturesは、2020年第2四半期までに一般公開される予定だが、現在、それに先立って一部トレーダーに限定的に解放されている状況だ。このパートナーシップに関してOKExは、流動性や接続性、戦略的観点からCoinDCXがインド市場において優れた実力を有しており、両社のサービスを強化すると共に、ユーザーベースの拡大に貢献する可能性があると評価している。

2018年、インド政府が仮想通貨取引の全面禁止を発表して以来、同国では主要な仮想通貨取引所が国内市場から撤退し、グローバル市場に目を向けて事業を拡大しているようだ。このような状況の中、CoinDCXは、仮想通貨取引所向けにアグリゲーターサービスも展開しており、多様な仮想通貨に対して潤沢な流動性を提供することができると主張している。一方、違法な仮想通貨取引が横行するインドの仮想通貨コミュニティでは、仮想通貨間取引やP2P(ピア・ツー・ピア)取引、仮想通貨デリバティブなどの需要が高まっているという。

CoinDCXのCEO兼共同創設者であるSumit Gupta氏は、OKExとのパートナーシップを通じて革新的な製品の提供と流動性の向上が見込めるとコメントした。OKExはCoinDCXと協業することでより直感的な取引ソリューションを提供し、インド市場の取り込みを試みているが、それがどのような成果につながるのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2020.02.18

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨取引の厳罰化を検討するインド議会

拡大する仮想通貨市場に警戒心を示すインド議会は、2019年6月に違法な仮想通貨取引を取り締まる法案の検討を開始し、仮想通貨の保有や購入、マイニングなどに関わる対象者への処罰を厳罰化する方向で議論を進めている。この法案の内容によると、対象者は最高10年の懲役刑に処されるのに加え、仮想通貨に関する利益または損失の最高3倍の罰金が課せられる可能性があるという。しかしながら、この厳罰化の流れとは対照的に、国内でのブロックチェーン開発は活発になってきており、金融や政府系のプロジェクトで関連技術が採用され始めているようだ。また、インド大手仮想通貨取引所のWazirXをバイナンスが買収するなど、今回のOKExと同様に外資企業による国内市場への投資も増加しつつある。インド政府は仮想通貨市場における規制の遅れを自覚しており、これらの仮想通貨関連企業への対応が直近の課題となっているが、どのような行動に出るのか、今後も同国での展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2020.02.18

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
New
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
New
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円超のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名には総額100万円の賞金が贈られ、上位入賞を逃した方にも抽選で賞金が当たります。参加には事前のエントリーが必要です。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00

仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」上では、さまざまなWeb3アプリが開発・提供されています。アプリを利用する際に必要となるのが、SUIウォレットです。主なSUIウォレットの種類や機能、作り方、SUIウォレットのリスクなどを解説します。
update2024.04.12 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル