Select Language

AxiCorp、英テック企業Star Financial Systemsを買収

AxiCorp、英テック企業Star Financial Systemsを買収

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.01 16:42
AxiCorp、英テック企業Star Financial Systemsを買収

update 2022.06.01 16:42

テクノロジーやスタッフ、ライセンスなどの資産を取得

オーストラリア・シドニーを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるAxiCorp(本社:Level 10, 90 Arthur Street, North Sydney, NSW 2060, Australia[1])は2月6日、英国・ロンドンを拠点とするテクノロジープロバイダーであるStar Financial Systems(IRONGATE, 30 DUKES PLACE, EC3A 7HX[2])【以下、Starと称す】を、1年以上に及ぶ交渉の末、買収する意向であることを発表した。[3]

AxiCorpはキャッシュを用いてStarを買収し、同社が保有する全てのテクノロジーとスタッフ、オペレーション機能、ライセンスを引継ぐ模様だ。買収規模及び手続きの完了日などは明らかにされていない。尚、2018年8月、AxiCorpはOne Financial Marketsを買収しており、今回のStar買収は最新の事案になる。

Starの買収に際し、AxiCorpのCEOであるRajesh Yohannan氏は以下のようにコメントしている。

我々は、Starを買収したのではなく、パートナー契約を締結したと考えております。同社はこれまで、独自の戦略を用いて素晴らしい評価と高い顧客ロイヤリティを獲得していることから、我が社が大きな変革をもたらす必要はないと考えております。我々が今後実施できることは、既存の優れた取引プラットフォームAPIやバックオフィスのインフラに、流動性とリスク管理機能を提供していくことであります。M&A(企業の合併・買収)戦略は、IB(イントロデューシングブローカー)パートナーやアフィリエイトサービスの柔軟性を高めるなど、エンドツーエンドのサービスを強化します。また、事業投資の拡大にも繋がり、トレーダーがより我が社を選好するでしょう。それぞれの企業買収を成功に導くことで、潜在パートナーに対し、成長を重視する我々の明確な戦略と統合能力を示すことができると考えております。

Rajesh Yohannan, Chief Executive Officer of AxiCorp - AxiCorpより引用

AxiCorpは複数のM&A事案を抱えるなか、オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investments Commission)【以下、ASICと称す】から、同国の金融サービスライセンスを停止されたことに対し控訴している状況だ。同社は既に、ASICから指摘された問題点の多くの項目を自己申告しており、ライセンスの停止に該当しないと確信していることから、控訴する決断を下したという。またAxiCorpは、事業規模や複雑性を考慮したうえで、オーストラリアのコンプライアンスを遵守すべく、これまで膨大な投資を行ってきたとのことだ。実際に、足元では、ASICの懸念事項に関して、リスク管理及び規制コンプライアンス分野において経験豊富な専門家による独自調査を行い、同社のオペレーションに対しポジティブな評価を得ているという。更に、必要とされる業務は全て完了させており、専門家が指摘した改善策も既に講じているとコメントしている。尚、オーストラリアの規制環境を巡っては、豪州ブローカーがASICの規制動向を注視しており、最近ではPepperstoneがASIC規制策に問題提起するなど、一部の海外FXブローカーが当局の規制策に懸念を表明している。

AxiCorpは、定評あるテクノロジーを持つStarを買収し、サービスの強化を図ることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.02.10

出典元:

ニュースコメント

M&A戦略を推進させるAxiCorp

2007年に創業したAxiCorpは、ASICの規制下において、AxiTraderブランドを運営するオーストラリアの有力海外FXブローカーだ。FXやCFD関連の80種類以上の金融商品を、0.0pipsからのタイトなスプレッドと最大レバレッジ400倍でサービス提供している。取引プラットフォームはMetaTrader4【以下、MT4と称す】を導入しているほか、ZuluTradeのソーシャルトレーディングなども利用することが可能だ。また、優れた金融市場分析ツールを提供するオートチャーティスト(Autochartist)や、FOREX.com MT4、VPSサービスなども活用することができる。取引口座は、取引手数料無料のMT4スタンダード口座と、スプレッドが0.0pipsからのプロ口座の2種類を用意している。最低取引サイズは0.01ロットであることから、特に少額投資を行う投資初心者のニーズにも対応している模様だ。AxiCorpは、足元ではM&Aを通じて積極的に業容拡大を図っていることから、更なる顧客基盤の拡大に向け、買収企業とのシナジーを発揮した如何なるソリューションを提供するか今後も注目したい。


Date

作成日

2020.02.10

Update

最終更新

2022.06.01

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスクが勝手に開く現象が多数報告!原因や対処法は?

PCでブラウザを立ち上げた際にメタマスクが勝手に起動する現象が起きており、SNS上でも話題になっています。Myforex編集部でもこの現象を確認しており、当記事執筆時点(2025年4月3日)ではGoogle ChromeとBraveのブラウザで発生していることが確認できています。
update2025.04.03 19:45

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

海外FX業者のXアカウントが凍結?金融庁による働きかけの可能性も

複数の海外FX業者の公式Xアカウントが凍結されました。凍結されたのは日本向けのアカウントで、同じブローカーの英語アカウントは現在も閲覧できる状態です。海外FX業者の公式Xアカウントが凍結された背景を解説します。
update2025.04.01 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、キャプテン翼のIPを活用したWeb3ゲームです。2025年4月にJOHNトークンのエアドロップが予定されており、注目を集めています。本記事では、JOHNトークンの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。
update2025.03.27 19:00

MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?

通貨強弱インディケータを使うと各通貨の強弱が一目で分かり、初心者でも視覚的に相場状況を把握できます。この記事では、無料のおすすめインディケータを比較し、選び方や活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

MTF-MAでトレードのレベルを上げる。MT4/MT5で使えるインディケータを比較

MTF分析は複数の時間足を組み合わせて相場全体を把握する手法です。MTF分析を使いこなすことでエントリーの方向やタイミングを掴みやすくなります。本記事ではMTF分析を簡単にするインディケータや、エントリー精度を上げる方法を解説します。
update2025.01.21 19:15
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル