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GMO英国子会社、muinmos及びNorthRowと提携

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update 2021.08.31 15:29
GMO英国子会社、muinmos及びNorthRowと提携

update 2021.08.31 15:29

顧客オンボーディングを強化する意向

金融サービスプロバイダーであるGMOフィナンシャルホールディングス株式会社【以下、GMOフィナンシャル】の英国子会社GMO-Z.com Trade UK Limited(本社:8 Devonshire Square London EC2M 4PL, United Kingdom[1])【以下、GMO英国子会社と称す】は1月22日、顧客オンボーディングの強化を図るべく、フィンテック企業のmuinmos Pass【以下、muinmosと称す】及びNorthRowとパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[2]

1月初頭に、GMO英国子会社はZ.com Global Marketsを立ち上げ、機関投資家向けプライムオブプライムサービスを開始した。同プラットフォームは、海外FXブローカーやヘッジファンド、アセットマネージャー、民間銀行、プロップトレーダー(自己売買部門)などを対象に、FXや貴金属、コモディティ、株式インデックス関連の流動性プールを提供していくという。そして今回、GMO英国子会社は、muinmos及びNorthRowとZ.com Global Marketsの機能統合を行う意向だ。尚、muinmosとは、既にテクノロジーの統合を終え、最終テストを完了させる段階にあるという。

3社の提携に際し、GMO英国子会社のゼネラルマネージャーを務めるNick Cropper氏、muinmosの創業者兼CEOのRemonda Kirketerp-Møller氏、NorthRowの最高売上責任者であるRhodri James氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

機関投資向けサービスの立ち上げに際し、様々なテクノロジーソリューションの評価と、その中から最高クラスのものを選別することに時間を費やしました。特に、muinmosとNorthRowは、顧客の最適なカテゴライズと顧客オンボーディングの効率化をサポートして頂けると考えております。

Nick Cropper, general manager of GMO-Z.com - LeapRateより引用

顧客オンボーディングの合理化や、リアルタイムのコンプライアンス確認及び優れたガバナンスモデルの構築を図るべく、GMO英国子会社が我が社を選択したことを大変喜ばしく思っております。我が社のAIを活用したPASSは、世界中の規制に即座に対応したガバナンスモデルを構築し、顧客のカテゴライズやお客様にとっての各商品・サービスの最適性判断、クロスボーダー案件のクリアランス取得などを、正確且つ迅速に実践することができるようになります。

Remonda Kirketerp-Møller, founder and CEO of muinmos - LeapRateより引用

新たな顧客オンボーディングサービスを提供すべく、GMO英国子会社に選ばれたことを喜ばしく思っております。muinmosと長期的なパートナー関係の構築は、顧客オンボーディングの強化に寄与し、金融市場のお客様に対して、即座の申し込みなどが可能となる、最高クラスのデジタルエクスペリエンスを提供できるようになります。AML(アンチマネーロンダリング)及び第二次金融商品市場指令(MiFIDⅡ)を遵守し、顧客オンボーディングの効率化を図るべく、muinmos及びGMO英国子会社と協働していくことを楽しみにしております。

Rhodri James, chief revenue officer at NorthRow - LeapRateより引用

尚、サクソバンク証券がTorstoneと提携したほか、ExnessがSumsubと提携するなど、多くの海外FXブローカーがレグテック企業と協働し、効率的なコンプライアンス体制の構築を目指している。そして今回、GMO英国子会社はmuinmos及びNorthRowとパートナー契約を締結し、顧客オンボーディングの強化を図ることで、グローバル投資家からの満足度向上を期待できそうだ。

release date 2020.01.24

出典元:

ニュースコメント

タイトなスプレッドと透明性の高い取引サービスを提供するGMO英国子会社

年間FX取引高が7年連続世界1位のGMOクリック証券と共に、GMOインターネット株式会社の傘下に収まるGMO英国子会社は、厳格な規制を敷くことで知られるFCA規制下の海外FXブローカーだ。80種類に及ぶ金融商品を、最大レバレッジ200倍での取引が可能である。また、STP/NDD方式を採用し、透明性の高い注文執行サービスを提供すると共に、エクイニクスLD4データセンターを活用したプライシングの提供により、0.0pipsからの非常にタイトなスプレッドを実現させている。取引口座は、手数料の有無や最低預入金額などに応じて、クラシック、ECN、ECNプラスの3つの口座タイプを用意しており、投資家ニーズに合わせて口座を選択することが可能だ。取引プラットフォームに関しては、世界中の投資家が愛用するMetaTrader4(MT4)を導入しており、FIX APIによるコネクティビティサービスも提供している。圧倒的な取引シェアを誇るGMOインターネットグループ傘下において、GMO英国子会社が、更なる顧客基盤の拡大に向け、如何なるソリューションを提供するのか注目したい。


Date

作成日

2020.01.24

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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