Select Language

マネックス傘下のTradeStation、投資教育サービスを開始

マネックス傘下のTradeStation、投資教育サービスを開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:29
マネックス傘下のTradeStation、投資教育サービスを開始

update 2021.08.31 15:29

投資戦略の立案に寄与するトレーディングコミュニティも提供

マネックスグループ株式会社(本社:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル25階[1])【以下、マネックスと称す】の米国子会社であるTradeStation Group【以下、TradeStationと称す】は、YouCanTradeと呼ばれるオンライン投資教育サービスを開始することを発表した。[2]マネックスは、金融市場を学習したい投資家向けに同サービスを提供する意向だ。

YouCanTradeは、TradeStation傘下の新会社であるYou Can Trade, Inc.のSarah Potter氏が開発したメディアyoucantrade.com上で独占配信する投資教育サービスである。同メディアは、ライブトレーディングルーム内で投資デモンストレーションを閲覧したり、様々なレベルの投資経験を誇るトレーダーと繋がることができる機会も提供していくという。Sarah氏は2013年にSheCanTrade.comを立ち上げていたが、TradeStationが2019年8月に、YouCanTradeとSheCanTradeの両社の買収とSarah氏の引き抜きに成功していた。TradeStationはこの買収を通じて、投資初心者からベテラン投資家に至るまでの投資行動をサポートしていく意向とのことである。

新たな投資教育サービスの開始に際し、Sarah氏とTradeStationの社長を務めるJohn Bartleman氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

私は常に投資に興味を持っていましたが、どのように始めたらよいか苦心しておりました。株式投資を一つの趣味として捉え、仕事の前後にトレーディングを行い、すぐに取引スキルに磨きをかけ始めました。私の目標は、刺激的な市場に入ろうとする人たちをサポートすると共に、私自身が投資を始めた際に望んでいたような投資コミュニティを提供することです。それらを実現させるべくYouCanTradeを立ち上げましたが、同社を新たなステージに引き上げるうえでTradeStationは最適なパートナーだと考えております。

Sarah Potter, President of YouCanTrade - PR Newswireより引用

我々はSarah氏とYouCanTradeを我がグループに迎え入れられたことを喜ばしく思っております。彼女は我々と同様に、トレーディングに対して情熱を注いでいるだけでなく、金融市場及び投資手法に関する知識の習得においてトレーダーの手助けとなるというコミットメントも共有しております。YouCanTradeを通じて、トレーダーはより充実した投資教育機能や優れた投資戦略を活用することができるようになります。

John Bartleman, President of TradeStation Group - PR Newswireより引用

TradeStationはYouCanTradeと手を組み、投資家フレンドリーな教育サービスを提供することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.01.16

出典元:

ニュースコメント

投資教育サービスを強化する金融サービスプロバイダー

2019年11月に、TradeStationは仮想通貨取引サービスを開始した。株式やETF、オプション、先物などに加え、新たなサービス展開を図る同社が、今回、充実した投資教育サービスを提供することで、新規顧客層の取込みを模索していると推察される。グローバルに拡大する投資需要に対応すべく、TradeStation以外にも、金融教育サービス業者であるFX1 InternationalがAPAC地域で業容拡大を図るほか、LegacyFXが充実した投資教育機能の提供を開始している。顧客獲得競争が激化するなか、各金融サービスプロバイダーは、教育コンテンツを充実させることで競合他社との差別化を図っている模様だ。FX投資は大きな利益を生むこともあれば、大きく損失を出すこともあるハイリスクハイリターンな金融商品だ。FX投資で無用なリスクを負わないためにも、特に投資初心者は、取引を始める際に金融市場や取引手法などの基礎を身につける必要がある。今後も各金融サービスプロバイダーが、トレーダーの投資戦略の立案などに寄与する画期的な投資教育サービスを提供することを期待したい。


Date

作成日

2020.01.16

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

【独自取材】海外FXで急拡大中のPeskaとは?入金・出金の安全性や運営実態を直撃

当サイトではPeskaの運営に直接取材を行い、安全性やセキュリティなど、トレーダーが気になるポイントを一つひとつ確認しました。この記事では取材から見えてきたPeskaの実像をお伝えします。
update2025.09.17 19:00

Wiseでの海外FX入出金をおすすめできない理由とは?アカウント閉鎖の可能性も

海外FXユーザーの間で、Wiseを利用した送金が話題になっています。しかし、Wiseでの入出金はリスクが高いためおすすめできません。この記事ではその理由を説明します。
update2025.09.08 19:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

【FXON × Myforex】無限キャッシュバックキャンペーン

MyforexではFXONとのタイアップ企画として、取引量に応じて上限なしのキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを2週間限定で実施します。
update2025.09.10 19:00

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00
FXONのビットコインスプレッドはどこまで有利か? FXONのビットコインスプレッドはどこまで有利か?

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
キャンペーン
今すぐ参加する

次回から表示しない