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サンタンデール銀行、視覚障害者用サッカー観戦デバイスをリリース

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update 2021.08.31 15:29
サンタンデール銀行、視覚障害者用サッカー観戦デバイスをリリース

update 2021.08.31 15:29

デジタル戦略を推進し、新規顧客の獲得を模索

スペイン最大手の金融機関であるBanco Santander SA(本社:Av. de Cantabria s/n 28660 Boadilla del Monte Madrid Spain[1])【以下、サンタンデール銀行と称す】は、視覚障害者が自身の指を通じてサッカーを観戦することができるFieeldと呼ばれるデバイスをリリースしたことを公表した。[2]

サンタンデール銀行は、大手広告代理店のHavas Groupと提携し、視覚障害者が指先を使って、ボールやプレーヤーの動きを把握することができるタッチシステムを開発したとのことだ。Fieeldでは、各プレーヤーの動きに関するデータを収集・再生し、その情報をユーザーの指先に伝えることで、ボールの位置を理解することが可能になるという。

サンタンデール銀行は、Fieeldの機能を披露すべく、11月24日に行われた南米のクラブ最強を決めるリベルタドーレス杯(Libertadores Cup)決勝のフラメンゴ(Flamengo)対リバープレート(River Plate)戦において、元ブラジル代表にしてサッカー界のレジェンドであるロナウド氏をゲストに迎え、ブラジルやアルゼンチン、ペルーで様々なイベントを開催した模様だ。同行のコミュニケーション・コーポレートマーケティング・リサーチ部門シニアエグゼクティブバイスプレジデントであるJuan Manuel Cendoya氏は、Fieeldはテクノロジーの進歩を示す良い例であると共に、サッカーが社会に好影響を与え生活の質を高めることから、同デバイスを開発したとコメントしている。

なお、サンタンデール銀行はEburyを買収し、デジタル戦略を強力に推し進めている。今回、同行は世界中で人気の高いサッカー市場に向けて自社のブランドをアピールすることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.11.22

出典元:

ニュースコメント

金融業界のマーケティングツールと化す世界のスポーツ産業

現在、サッカーや野球、ラグビー、テニスなどのスポーツ産業は、世界中のリード(見込み客)を獲得するための効率的なマーケティングツールとして、金融サービスプロバイダー各社に積極的に活用されている。特にサッカーは、世界中のスーパースターが集結するプレミアリーグやラ・リーガなどの欧州5大リーグに加え、欧州一のクラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグなどにおいて、圧倒的な規模の視聴者を集めることが可能だ。そのため、GKFXがアーセナルと提携したほか、InstaForexがボルシア・ドルトムントと提携するなど、数多くの企業がサッカークラブとのスポンサー契約を締結している。サンタンデール銀行もラ・リーガとスポンサー契約を結んでおり、人気の高いレアルマドリードやバルセロナの試合が開催されるたびに、同行のブランドを世界中に発信することが可能だ。金融業界は顧客獲得競争が激化しているが、各企業がグローバル競争に生き残っていくためにも、引き続きスポーツクラブとタッグを組んだ魅力的なソリューションの提供を期待したい。


Date

作成日

2019.11.22

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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