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作成日
：2019.09.06
海外FXのInstaForexは9月5日、ドイツ・ブンデスリーガ所属の強豪サッカークラブであるボルシア・ドルトムントと2020-21シーズン末までの2年間に亘るパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
今回のパートナー契約を通じて、InstaForexはドルトムントのアジアとCIS（Commonwealth of Independent States、独立国家共同体）地域におけるオフィシャルパートナーを務めるという。また、最新テクノロジーを活用したデジタル広告を始め、ドイツ最大のサッカースタジアムにして同クラブのホームスタジアムであるシグナル・イドゥナ・パーク（Signal Iduna Park）で行われるゲームチケット販売、そしてドルトムントが2020年に実施する予定のアジアツアーの一環として同クラブのレジェンドとのコンタクト機会の創出など、エキサイティングなカスタマーエクスペリエンスを提供していく意向だ。
ドルトムントとの提携に際し、InstaForexの創業者兼社長であるIldar Sharipov氏は以下のようにコメントしている。
我が社は単なる1ブローカーではなくIT企業でもあることから、テクノロジーに多額の投資を行い、お客様に対し継続的に革新的な商品を提供すべく努めてきております。サッカーの世界でもITが非常に重要な役割を担っていることはよく知られており、テクノロジー革命を起こすことは我々の企業理念に完璧に合致しているため、ドルトムントとの提携は合理的な選択であると考えます。アジアとCIS市場において、それぞれのブランド価値の向上を図るべく、ドルトムントとの協働を楽しみにしております。
Ildar Sharipov, the founder and president of InstaForex - InstaForexより引用
また、InstaForexの代表団はシグナル・イドゥナ・パークにて、ドルトムントのCOOであるCarsten Cramer氏と同クラブのレジェンドであるWolfgang Teddy de Beer氏に歓迎されたという。加えて、ドルトムントアジア部門ヘッドであるSuresh Letchmanan氏は、InstaForexがドルトムントのパートナーとなったことは大変喜ばしく、特にアジアやCIS地域のファンはクラブと沢山のエキサイティングな機会を持つことが期待でき、両社にとってメリットのある提携であるとコメントしている。ドルトムントは日本代表の香川真司選手（現スペイン2部サラゴサ所属）が在籍していたことから、日本人にとっても知名度の高いドイツを代表するサッカークラブである。スイスのサッカー専門調査機関であるCIES Football Observatoryが世界42か国51リーグを対象として行った調査によると、2013年から2018年までの5年間のクラブ別平均観客動員数において、ドルトムントは唯一1試合平均8万人を超えるクラブとしてランキング1位に輝いており、驚異的なファン層を擁しているといえる。今回InstaForexがそのドルトムントと提携し、認知度向上を図ることで、更なる取引の拡大が期待できそうだ。
release date 2019.09.06
