Select Language

EuropeFX、ヘルタ・ベルリンとパートナーシップ契約を締結

EuropeFX、ヘルタ・ベルリンとパートナーシップ契約を締結

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.01 15:40
EuropeFX、ヘルタ・ベルリンとパートナーシップ契約を締結

update 2022.06.01 15:40

顧客基盤のグローバルな拡大を狙う

キプロス証券取引委員会(The Cyprus Securities and Exchange Commission,CySEC)規制下のFXブローカーであるEuropeFX(本社:46 Ayiou Athanasiou Ave., First Floor, Office 102, 4102 Ayios Athanasios, Limassol, Cyprus.[1])は、ドイツのサッカー・ブンデスリーガの古豪ヘルタ・ベルリン(Hertha BSC)とパートナーシップ契約を締結したことを明らかにした。

このパートナーシップ契約は、英国ロンドンを拠点とするスポーツマーケティング・エンターテインメントエージェンシーであるLagardere Sportsが仲介となっており、契約期間は2018-2019年の1年間となる。EuropeFXはこのパートナーシップ契約により、ヘルタ・ベルリン公認のクラブ広告物の活用やデジタルキャンペーンの共同実施、そして、ヘルタ・ベルリンのチームロゴを様々なマーケティングプラットフォームへ利用することが可能となる。加えて、ヘルタ・ベルリンのサッカースタジアム内でマーケティング活動を行うことで、自社ブランドを積極的に宣伝することが可能となる他、ヘルタ・ベルリンのファンと触れ合う機会も多くなることが見込まれている。

ヘルタ・ベルリンは1892年に創立され、ドイツサッカー協会(the German Football Association)の設立メンバーでもあるドイツサッカークラブの古豪だ。1930年と翌年の1931年には、ドイツサッカー選手権を2連覇しており、老貴婦人の愛称で多くのファンに親しまれている。尚、ヘルタ・ベルリンには、過去に原口元気選手(現ドイツ・ハノーファー所属)や細貝萌選手(現柏レイソル所属)が所属しており、古くはドイツ・ブンデスリーガで活躍した奥寺康彦氏も所属していたことでも知られる。[2]

この度のスポンサー契約に関して、ヘルタ・ベルリンのManaging DirectorであるIngo Schiller氏と、EuropeFXドイツ法人のGeneral ManagerであるMichael Landsberger氏はそれぞれ下記のようにコメントしている。

デジタルビジネスの分野で成功を収めているオンラインブローカーのEuropeFXが持つ経験や技術は、まもなく始動する我々の革新的なデジタルマーケティング活動に不可欠であると考えております。

Ingo Schiller, Managing Director of Hertha BSC - Lagerdereより引用

ヘルタ・ベルリンとのパートナーシップ契約の締結は、我々にとって顧客基盤をグローバルに拡大していく上で大きな前進となります。また、我々が掲げる第一の目標は、顧客に知識とツールを提供することであり、この度のパートナーシップ契約をきっかけにヘルタ・ベルリンと共通の価値観を共有し、最善を尽くすことで、素晴らしい関係を実現していけることに期待しています。

Michael Landsberger, General Manager of EuropeFX Germany - Lagerdereより引用

また、ちょうど2カ月前の7月末には、ソーシャルトレーディング・プロバイダーのeToro社が、アイントラハト・フランクフルトとパートナーシップ契約を締結している。eToroが運営するコミュニティにおいて、ドイツの顧客数は英国に次いで2番目に多く、世界全体では17%を占めている。なお、アイントラハト・フランクフルトには現在長谷部誠選手が在籍しており、過去には乾貴士選手(現スペイン・ベディス所属)や鎌田大地選手(現ベルギー・シントトロイデン)、高原直泰氏も所属している。[3]

ビジネス界においては、グローバルに自社の認知度を高めるため、スポーツチームとのスポンサーシップ契約を締結することが有効なマーケティング戦略の一つとなっている。通常、サッカーやラグビーチームとのスポンサー契約が一般的ではあるものの、近年では、マイナースポーツであるチェスやeSportsとのスポンサー契約も多くみられる。また、FX・CFDブローカーとスポーツクラブのターゲット顧客層が似通っていることからも、費用対効果が高いスポーツチームとの契約が今後も主流となっていくであろう。

release date 2018.9.28

出典元:

ニュースコメント

スポーツ界との真のパートナーシップとは

EuropeFXは、キプロス共和国のリマソールに拠点を置く中堅ブローカーである。日本や米国など一部の地域には展開していないため、日本では馴染みのないブローカーかもしれない。この度のドイツのヘルタ・ベルリンとのパートナーシップ契約により、EuropeFXはスポーツ界でメジャーなサッカーをひとつのコンテンツとしてよりグローバルなマーケット拡大、知名度向上を図る目的だ。直近では、中米に位置するベリーズを拠点とするFX・CFDブローカーScope Markets社が、ウェストハムユナイテッドとパートナーシップ契約を結んでいる。 また、日本おいては、仮想通貨取引所であるGMOコインが、仮想通貨企業で初めてプロサッカーチームであるFC琉球とスポンサー契約を結んだことが話題となった。 相次ぐパートナーシップ契約でニュースになることも企業戦略のひとつともいえるが、いずれも1~2年間の短期的な契約であることが特徴的だ。今回のEuropeFXとヘルタ・ベルリンのパートナーシップのように、winwinとなる有効な関係を築き上げ、長期的な契約に結びつけることが今後の大きな課題であるといえる。


Date

作成日

2018.09.28

Update

最終更新

2022.06.01

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル