Select Language

Advanced Markets、フィンテック企業Centroidと提携

Advanced Markets、フィンテック企業Centroidと提携

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.11.21 16:30
Advanced Markets、フィンテック企業Centroidと提携

update 2022.11.21 16:30

リスク管理やコネクティビティなど多様な機能を利用可能に

機関投資家向けFXリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)及びプライムオブプライムブローカー(PoP)であるAdvanced Markets(本社:94 Solaris Avenue, Camana Bay, P.O.Box 1348, Grand Cayman, KY1-1108, Cayman Islands[1])が、フィンテック企業Centroid Solutions(本社:Almas Tower, Office 4A Jumeirah Lakes Towers[2])【以下、Centroidと称す】とパートナーシップ契約を締結したことが明らかになった。

CentroidはFX・CFDブローカーを対象に、リスク管理や独自ブリッジ(流動性仲介)サービスを含むコネクティビティ、アグリゲーション(流動性集約)、規制対応レポーティングなどのカスタマイズソリューションを提供している。特にC24と呼ばれる同社のリスク管理ツールは、取引データを集計すると共に、A-book(顧客の注文を全てインターバンク市場に流す取引手法)及びB-book(顧客の注文を全てブローカーがヘッジする取引手法)それぞれのビジネスモデルの収益性を把握することができるという。

両社の提携に際し、Advanced Marketsのセールス部門グローバルヘッドを務めるNatallia Hunik氏とCentroidの業務開発部ヘッドであるRichard Bartlett氏はそれぞれ以下のようにコメントしている。

Centroidの優れたスキル及び高い専門性と我が社の機関投資家を対象とする圧倒的な流動性供給サービスが結びつくことで、世界中のFXブローカーやトレーダー、アセットマネージャーに多大なメリットをもたらすことを確信しております。

Natallia Hunik, global head of sales at Advanced Markets Group - Advanced Marketsより引用

Advanced Marketsとパートナー契約を締結したことを大変喜ばしく思っております。最高クラスの商品・サービスを提供する確固たる意志を共有することにより、両者のビジネスが発展すると確信しております。我が社の強力なコネクティビティソリューションとAdvanced Marketsの競争力ある流動性サービスが融合することで、我々のお客様は更なるメリットを享受することができるでしょう。

Richard Bartlett, head of business development at Centroid - Advanced Marketsより引用

なお、Advanced Marketsは英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)ライセンスとオーストラリア金融サービス免許(Australian Financial Services License, AFSL)を保有し、全ての取引においてSTP方式を採用すると共に、匿名性を確保した取引環境を保ちつつ、10社を超えるカバー先(FXブローカーに為替レートを提示する金融機関)からのプライシングを提供している。2019年9月にAdvanced Marketsはオートチャーティストと提携したほか、Advanced MarketsはLiquidityFinderに加入するなど、積極的にサービス機能の強化を図っている。そして今回、同社はCentroidと提携し、需要拡大が見込まれるリスク管理や流動性関連などの分野において高付加価値ソリューションを提供することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.10.03

出典元:

ニュースコメント

市場の急拡大が見込まれる分野でサービス展開を図るCentroid

アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイを拠点とするCentroidは、グローバルに規制が強化される市場環境下において、リスク管理やコネクティビティ・ブリッジ・アグリゲーションなどの流動性関連、規制対応レポーティングといった、いずれも市場の急成長が予想される分野で高い専門性を発揮したソリューションを提供するテクノロジープロバイダーだ。実際に、これらの分野においてはTools For Brokersが取引コスト分析ツールをリリースしたほか、X Open Hubがリクイディティ関連サービスを強化するなど、多くの金融サービスプロバイダーが関連ソリューションの提供に注力している。Centroidは25社を超える法人顧客を抱えているほか、2019年3月初旬には、ドバイ、チューリッヒ、オーストラリアに続く4番目の主要ビジネス拠点をキプロスに設け業容拡大を図っており、今回Advanced Marektsと提携することで、競争が激しいリテールブローカレッジ業界に本格的に進出している。海外FXブローカーやアセットマネージャーなどからの需要が拡大する分野のサービスを提供し時流に乗るCentroidの業績拡大に期待が高まる。


Date

作成日

2019.10.03

Update

最終更新

2022.11.21

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループによるイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、メインネットローンチの同日に、IP侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSでのユーザーの声などを解説します。
update2025.01.17 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル