Select Language

歌手のエイコンがビットコインを支持する発言

歌手のエイコンがビットコインを支持する発言

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:29
歌手のエイコンがビットコインを支持する発言

update 2021.08.31 15:29

アフリカ市場向けのエイコイン発行を計画

グラミー賞にノミネートされた経歴を持つ歌手兼プロデューサーのエイコン(Akon)は、ビットコイン(Bitcoin)が米ドルよりも優れた通貨であると述べ、仮想通貨が人々にとって有用な存在だとの見解を示した。[1]

エイコンはラジオパーソナリティのAngela Yee氏とミュージシャンのDJ Envyがホストするラジオ番組に出演し、仮想通貨が政府の管理する金融システムではなく、人々の信頼によって成り立っている点で法定通貨よりも優れていると伝えた。また、エイコンは法定通貨に本質的な価値が備わっていないと指摘しており、政府の政策などに直接的な影響を受けることから、その価値も非常に不安定であると強調した。

更にエイコンは米ドルと仮想通貨を対比して以下のようにコメントしている。

通貨は信用に依存すると言えますが、あなたが信用しているのはその価値だと言えるでしょう。例えば、ビットコインは米ドルではなく、仮想通貨ですがフェラーリや家を購入することができます。人々がその価値を信用しているからこそ、ビットコインで米ドルと同様に買い物ができるのです。

Akon, Singer & Producer - Cryptoslateより引用

エイコンは「ひとつのアフリカ・ひとつの通貨(One Africa. One Coin)」をモットーに、エイコイン(Akoin)という名称の仮想通貨を発行し、アフリカ経済圏に巨大なエコシステムを構築しようとしている。このエイコインは、ルワンダ国立銀行が独自仮想通貨の発行を検証するなど、仮想通貨の普及が期待されているアフリカにおいて経済を刺激すると同時に、アフリカ大陸54カ国の若手実業家に成功するチャンスを与えることを目的としているようだ。現在、エイコンはセネガルのMacky Sall大統領の協力を得ており、同国でエイコインのパイロットプロジェクト実施を計画していることに加えて、首都ダカール近郊に同仮想通貨が流通する仮想通貨都市を建築しようと試みている。これが成功すれば、エイコインは仮想通貨市場で多大な影響力を持つこととなるが、今後の展開に注目していきたい。

release date 2019.09.12

出典元:

ニュースコメント

セレブリティのトレンドとなる仮想通貨

2017年の仮想通貨ブーム以降、米国を中心に有名人やセレブリティの間で仮想通貨が一種のトレンドとなっており、多くの著名人が仮想通貨およびブロックチェーンに関心を示している。目立ったところでは、世界的に有名なテニス選手であるセリーナ・ウィリアムズがコインベースに出資し、自身のベンチャーファンドのポートフォリオに仮想通貨関連事業を加えたことが今年4月に報道された。また、直近ではセレブリティトークンと呼ばれる仮想通貨を発行するプラットフォームを通じて、ボクシング界のスターであるパッキャオが独自仮想通貨のPacを発行する計画があると発表したばかりだ。日本ではサッカー日本代表の本田圭佑氏やミュージシャンのGacktなどが仮想通貨事業に取り組んでいるが、投資詐欺に敏感な国内市場では懸念の声が上がっているようだ。世界的に拡大を続ける仮想通貨市場に参入するセレブリティは増加傾向にあると考えられるが、今後も彼らの取り組みを見守っていきたい。


Date

作成日

2019.09.12

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30

FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」を開催!入金&取引で豪華賞品をプレゼント

FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」の開催を発表しました。本キャンペーンでは「Switch 2」のほか、豪華賞品が抽選でプレゼントされます。取引を重ねるごとに抽選権利がもらえる仕組みで、取引するほど当選確率がアップします。
update2025.07.16 19:00

Exnessでスワップフリーが突如剥奪されるバグ発生、対象者には補償予定

海外FX業者のExnessで突如スワップフリーが剥奪されたとするXの投稿が注目を集めています。Exnessはシステムのバグが原因と説明しており、スワップが発生したユーザーに対して補償する方針を示しています。
update2025.07.18 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル