Select Language

セリーナ・ウィリアムズ選手がコインベースに出資

セリーナ・ウィリアムズ選手がコインベースに出資

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:26
セリーナ・ウィリアムズ選手がコインベースに出資

update 2021.08.31 15:26

ウィリアムズ氏のベンチャーファンドが資金提供

世界的に有名なテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)氏は、米国大手仮想通貨取引所のCoinbase, Inc.(本社:548 Market St #23008 San Francisco, CA94104[1])【以下、コインベースと称す】に出資したことを明らかにした。

ウィリアムズ氏は、セリーナ・ベンチャーズ(Serena Ventures)と呼ばれる自身のベンチャーファンドを通じて、コインベースを含む多数のベンチャー企業への投資を実施している。2014年にローンチして以来、セリーナ・ベンチャーズは、フィットネス、ファッション、食品業界を中心に30社へ出資しており、同社のポートフォリオにある企業の時価総額は、120億ドルに達するという。

セリーナ・ベンチャーズの活動に関して、ウィリアムズ氏は、同社のウェブサイト上で以下のように述べている。

さまざまな業界の企業に機会を提供することを使命として、2014年にセリーナ・ベンチャーズを立ち上げました。セリーナ・ベンチャーズは、多様なリーダーシップ、個人の地位向上、創造性や機会を求める企業に投資します。

Serena Williams, Founder of Serena Ventures - Serena Venturesより引用

いわゆるユニコーン企業(創業10年以内で時価総額10億ドル以上を記録する未上場のテクノロジー企業)であるコインベースは、2018年10月の投資ラウンドで3億ドルもの資金調達に成功し、現在、その企業価値は、80億ドルにも上ると言われている。その他にも、Tiger Global Management、Institutional Venture Partners、三菱UFJ銀行などから、合計5億4,600万ドルの資金提供を受けているという。

先日、グローバル市場への事業拡大を目的に、コインベースは南米や東南アジアの11カ国へ進出することを発表している。また最近、ビッサムのハッキング被害が発覚したが、拡大するハッキング攻撃の脅威に対し、2億5,500万ドルの資金を最新のウォレットシステムに移行するなど、コインベースは、盤石な体制を整えているようだ。

release date 2019.04.23

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨に関心を寄せる海外セレブリティ

世界的なブームとなった仮想通貨は、海外セレブリティの関心事のひとつとなっており、2017年以降、多くの有名人が、SNSやメディアを通じて、仮想通貨との関与を示してきた。特に米国では、ボクシング界のスーパースターであるFloyd Mayweather氏が、自身のフォロワーに向けて、セントラ(Centra)をはじめとする3つの仮想通貨を積極的に宣伝するなど、自ら仮想通貨ブームの火付け役となっている。Mayweather氏の推奨もあり、セントラは、ICOで33億ドルもの資金を調達することに成功しているが、2017年末には、契約と異なる事実が発覚し、訴訟事件に発展したという。以前から、セントラは、CEOの経歴詐称など、黒い噂が付きまとっていたが、ICO後にそのプロジェクトがほとんど詐欺だったことが指摘されている。日本でも、同様の事件が数件発生しているが、金融庁が仮想通貨も含む資金決済法を改定するなどの規制強化や投資家の理解が進んだことが幸いし、このような事件は、あまり見受けられなくなっているようだ。


Date

作成日

2019.04.23

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

Vantage Tradingが入出金額の上限を変更、100万円以上の出金は自動分割

海外FX業者のVantage Tradingが、銀行振込の入出金額の上限を変更しました。今後は銀行振込で一度に出金できる額が100万円に制限されます。本記事では、変更された条件や高額送金時の注意点などを説明します。
update2025.11.11 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

FXGT破綻の噂がSNSで再浮上、CEOは「完全なデマ」と否定

海外FX業者のFXGT(エフエックスジーティー)が「経営破綻の危機にある」との噂が一部で広がっています。噂が流れているのは主にX(旧Twitter)で、FXGT公式はこれを否定しています。当サイトではFXGTにこれらの噂について、事実確認を行いました。
update2025.11.04 19:30

メタマスク等の利用が規制対象に?金融庁がDEXの規制を議論

暗号資産WGでの議論を発端に、SNS上で「DEX利用が非合法化されるのでは?」といった投稿が話題になっています。本記事では、金融庁で議論されたDEX規制の現状や、SNSで広まる情報の真偽、海外FXユーザーへの影響などを解説します。
update2025.10.28 19:00

Bybitが日本ユーザーの新規登録を停止!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybitが2025年10月31日をもって日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。既存ユーザーは継続利用できるものの、締め出しも時間の問題と予想する声も少なくありません。本記事では、Bybitの発表内容や海外FXユーザーへの影響などを解説します。
update2025.11.06 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル