Select Language

X Open Hub、リクイディティ関連サービスを強化

X Open Hub、リクイディティ関連サービスを強化

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.04 13:48
X Open Hub、リクイディティ関連サービスを強化

update 2022.07.04 13:48

規制環境が変化する中、ブローカーは先進的技術の活用を模索

ポーランドを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるX‐Trade Brokers(XTB)が運営するX Open Hub(本社:Level 34, One Canada Square, Canary Wharf, E14 5AA, London, United Kingdom[1])は、規制環境が目まぐるしく変化し、ブローカーの間でコスト削減や新たなテクノロジーの活用機運が高まりを見せる中、低価格で機能性の高いリクイディティ関連ソリューションの提供を強化している。

2018年8月に、欧州証券市場監督局(European Securities and Markets Authority, ESMA)がリテールFX・CFDブローカーを対象とするレバレッジ制限などの新規制策を導入して以降、ブローカー各社は規制対応に伴うコンプライアンス体制の整備に追われている。また、規制強化により売上高が大幅に減少する中、多くのブローカーがオフショア市場へのシフトや店舗の閉鎖を余儀なくされており、足元までの数四半期の業績報告を勘案すると、その状況は悪化していると推察される。さらに、ハイリスクを求める投資家が取引制限の影響を受けないEU圏外のオフショアブローカーを選好していることも、EUを拠点とするブローカーにとっては収益性の低下に繋がっている状況だ。

このような厳しい市場環境下において多数のブローカーが運営コストの削減を試みているが、新たなテクノロジーの活用の機運も高まってきている。例えば、クラウドベースのソリューションを用いて固定費の削減を図るほか、AIを活用して競争力を維持しつつ運営効率の大幅な改善を実現させている。また、FXブローカーは自社に最適なCRMを導入する必要性が高まっており、ML(Machine Learning、機械学習)テクノロジーを活用したり、IT部門の変革を遂行するブローカーも出てきている。さらに、市場の先行きに不透明感が漂う中で多くのブローカーがレベニューシェアリング(利益分配)モデルの採用を模索する一方、想定外の損失を被る可能性のあるBブック取引(顧客の注文を市場へ流すのではなく、FXブローカー内で取引を相殺する方式)の採用をやめる傾向にある。

X Open Hubは新規の機関投資家を対象として、スプレッド縮小のインセンティブを付帯した先進的なリクイディティ関連ソリューションを提供しており、Meta Trader 4サーバーを用いたインフラ体系と比較しても大幅に低価格であるという。同サービスは、全ての主要銀行やリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)にアクセスすることで、ミリ秒以下の非常に低いレイテンシー(遅延時間)を実現させるほか、クラウドベースのインフラを活用することにより、ハードウェアやソフトウェアのインストールを必要とせず、機能統合や拡張が容易にできるため、STPやECNモデルを採用する金融機関にとっては、大幅なスプレッドの縮小や手数料の削減が期待できるという。加えて、同社は企業提携を通じた自社製品・サービスの提供も強化しており、2019年1月にX Open HubはTekhnobankとパートナー契約を締結し、店頭FX関連サービスの提供を行っている。顧客ニーズにマッチした先進的なテクノロジーソリューションを提供することで、X Open Hubにとっては更なる業績拡大が期待できそうだ。

release date 2019.08.06

出典元:

ニュースコメント

戦略的提携を通じた攻めの経営に打って出るブローカーに注目

監督当局によって矢継ぎ早に打ち出される規制強化策により、コンプライアンス体制の整備に追われ、業績不振に陥るブローカーが確認されている。7月にGAINは2019年度第2四半期業績を発表したが、第1四半期に続き軟調な決算内容で着地した。足元、GAINには自社に対する買収観測も浮上しており、株主還元を強化する守りの経営を強いられている状況だ。一方で、規制対応に伴うコスト削減やコンプライアンス体制の再構築だけでなく、フィンテック企業などとの戦略的提携を通じ、顧客の取引環境の改善や新市場の開拓を図るなど攻めの経営に転じるブローカーも出てきている。最近では、Alior BankがTradAirと提携しグローバルベースでFX執行能力の向上を模索するほか、CFIがFXCubicと提携し、低レイテンシーのコネクティビティサービスの提供を試みている。閉塞感漂うFX業界においては企業自らが変革する姿勢が求められており、先進的なテクノロジーを活用した画期的なソリューションを提供するブローカーの動向に注目したい。


Date

作成日

2019.08.06

Update

最終更新

2022.07.04

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
update2026.06.02 19:00

【朗報】XMが国内銀行送金の「負け越し出金問題」についに対応!入金履歴リセットを実施

XMTradingが国内銀行送金などの入金履歴をリセットする特別措置の実施を発表しました。これにより、過去の銀行入金分も仮想通貨(暗号資産)など別ルートでの出金が可能になりました。本記事では、今回のリセット措置について解説するとともに、7月1日以降の入出金に関する注意点をお伝えします。
update2026.07.02 19:00

「海外FXは終わり」は誤解!規制後もトレードを続けるには

海外FXが終わりといわれている背景には法改正によるクロスボーダー収納代行規制があります。たしかに規制によって国内銀行送金による入出金は難しくなるとみられていますが、海外FXというサービス自体が終わるわけではありません。本記事では、今後も海外FXを使い続けるために最低限やっておくべき準備について解説します。
update2026.06.01 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証

HFMへ早く・安く・簡単に仮想通貨入金するならXRPがおすすめです。実際の操作画面の画像付きで最短1分・手数料数十円の入金方法を分かりやすく解説します。リアルな感想もぜひ参考にしてください。
update2026.04.16 19:00

【噂通り狭い?】HFM KATANA(カタナ)口座のスプレッドを徹底計測

HFM(エイチエフエム)のKATANA(カタナ)口座は噂通り低スプレッドなのか徹底的に調査しました。キャッシュバックやスリッページ込みの実質コストまでを考慮して、20以上の銘柄や海外FXブローカーと比較しています。
update2026.07.07 19:00

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に

XMTradingのスマートフォン向け独自アプリが、4月15日から利用できなくなりました。本記事では、今回のXMTradingの独自アプリ廃止に関する詳細のほか、代替手段について説明します。
update2026.04.17 19:00

HFMが仮想通貨入金で最大45,000円をキャッシュバック|KATANA口座も対象

HFM(エイチエフエム)が、仮想通貨入金を対象に最大45,000円を還元するキャンペーンを開催しています。この記事では、受け取るための詳細や参加方法を解説します。
update2026.07.03 19:00

PeskaがUSDTでの入出金に対応!仮想通貨取引所・個人ウォレットへの送金が可能に

PeskaがUSDTによる入出金に対応しました。2026年6月に改正資金決済法が施行されたことで、海外FXユーザーの間では規制によって、「国内銀行送金を利用できなくなるのでは」という懸念が広がっていました。PeskaがUSDTに対応した背景には、こうしたユーザーの懸念を払拭する狙いがあるとみられます。本記事では、PeskaでUSDT送金を利用する際の条件や注意点を解説します。
update2026.06.15 19:00

【SNSで話題】海外FXへのウォレット経由での仮想通貨送金で口座凍結に?国内取引所からの直接送金も焦点に

SNS上では「国内取引所からウォレットを経由して海外FXに送金すると、国内取引所が凍結される」という投稿が話題です。また、ウォレット経由の送金で口座凍結される現状から、一部のユーザーが国内取引所から海外FXに直接送金するルートにも言及しています。
update2026.06.26 19:30

XMTradingが夏の100%入金ボーナスキャンペーンを開催!

海外FX業者XMTrading(エックスエムトレーディング)が、2026年7月1日より500ドルの100%入金ボーナスを受け取れる「夏の100%入金ボーナス」を開催しています。本キャンペーンは、既存の100%・20%入金ボーナスとの併用も可能です。この記事ではキャンペーンの条件や参加方法などを解説します。
update2026.07.10 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル