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ビットコイン価格が17か月ぶりに1万3,000ドルを超える

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update 2021.08.31 15:26
ビットコイン価格が17か月ぶりに1万3,000ドルを超える

update 2021.08.31 15:26

好調を維持して月初から50%の上昇

今年初めからの好調が継続しているビットコイン(BTC/USD)は、その価格が一時1万3,000ドルを超えて17か月ぶりの高値を更新した。[1]

今月26日、ビットコイン価格は一時1万3,020ドルの高値に到達し、2018年1月半ば以来の水準にまで復帰したが、現在は1万2,919ドル付近で取引されている。ここ最近のビットコイン価格は、3か月連続で増加率2桁の力強い上昇を見せており、今月に限って言えば50%増加、このままの調子で翌月を迎えれば5か月連続で前月比をプラスで終えるという快挙を達成する。また、過去24時間の取引量も同日に2桁の驚異的な伸びを見せて330億ドルを記録した。

今回のビットコイン価格の急上昇は、時価総額の肥大化を招き、仮想通貨市場全体(全アルトコイン)に対するその独占率は61.5%を超える割合となった。この事実は対ビットコインのアルトコイン価格が低下していることからも明らかで、例えば、リップル(Ripple)やビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、イオス(EOS)、バイナンスコイン(Binance Coin)、その他主要な仮想通貨は、ここ1週間で価格を10%から33%も落としている。特にライトコイン(Litecoin)は、今年8月にマイニング報酬の半減期が迫っているにも関わらず、価格を27%も下げている状況だ。

今後はビットコイン価格が過去最高値の2万ドルに到達し、更なる高値を目指すことに期待がかかっているが、利益確定などによる売り圧力の高まりも懸念されている。アナリストの中には最終的に10万ドルに達するとの予測を立てている者も存在するが、ビットコイン価格はどのような動きを見せるのか、引き続き注視していきたい。

release date 2019.06.27

出典元:

ニュースコメント

投資家は仮想通貨市場のリスクに警戒

ビットコイン価格が1万ドルを突破して再び盛り上がりを見せる仮想通貨市場だが、大多数の投資家は新たな資産クラスとしてビットコインやその他仮想通貨を完全に信頼しておらず、依然として強い警戒心を抱いているようだ。2,000人のサンプルを対象に実施された最新の調査では、仮想通貨を投資対象として信頼できると答えた投資家が全体の5%に満たないことがわかっており、従来の資産クラスと比べて不利な状況にあることが露見した。事実、昨年の仮想通貨市場では、ビットコイン価格の大暴落や大手取引所のハッキング被害、ICO詐欺など、投資家の不安を煽る出来事が頻発したため、この調査結果は妥当なものだと言えよう。アナリストの予想では、ビットコイン価格の上昇が投資家のFOMO(機会を逃すことを嫌う投資家心理)を誘発し、それが更なる買い圧力を生むとされているが、この調査結果を考慮すると2017年時のバブルのような状況が再来するかに関しては懐疑的に成らざるを得ない。ビットコイン価格が2万ドルに達する可能性は否定できないが、少なくとも投資家は以前ほど妄信的ではなく、慎重になっていることは間違いないだろう。


Date

作成日

2019.06.27

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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