作成日
:2019.04.17
2021.08.31 15:26
ソーシャルトレーディング・プロバイダーのeToro(UK)Ltd.(本社:24th floor, One Canada Square Canary Wharf E14 5AB
)【以下、eToroと称す】は、新しい仮想通貨取引プラットフォームであるeToroXをリリースしたことを公式のTwitterアカウントで伝えた。eToroXでは、ビットコイン(Bitocin)、イーサリアム(Ethereum)、リップル(Ripple)、ダッシュ(Dash)などを含む、6種類の仮想通貨および8種類の独自ステーブルコインを取引することができるという。eToroXのマネージングディレクターであるDoron Rosenblum氏は、ここ数週間から数ヶ月のうちにリスティングの強化を図り、より多くの仮想通貨、ステーブルコイン 、トークンの取扱いを始める見込みだと話している。
eToroXのローンチに関して、同社のCEOであるYoni Assia氏は、以下のように述べた。
投資家のために我社が伝統的な市場を開拓したように、仮想通貨市場でも同じことを成し遂げたいのです。仮想通貨やトークン化された資産を、より幅広い人々に提供し、安心して取引できるようにしたいと考えています。これが金融の未来だと言えるでしょう。
Yoni Assia, CEO of eToro - PR Newswireより引用
また、Assia氏は、ブロックチェーンが、資産の所有権に新しいパラダイムをもたらすことも言及しており、例えば、美術品や不動産、知的財産など、どのような資産でもトークン化できるようになるとの見解を示している。eToroXのローンチや仮想通貨の普及は、その動きにおける一歩目に過ぎないが、同分野での挑戦を継続していくとAssia氏は述べている。
release date 2019.04.17
昨年12月、eToroは、ジブラルタル金融委員会(Gibraltar Financial Services Commission)から、分散型台帳技術ライセンスを取得したことにより、ジブラルタル市場へ仮想通貨取引サービスを展開している。その他地域では、アフリカ、オーストラリア、欧州などに事業を拡大し、今年3月には、eToroが仮想通貨取引サービスで米国進出を果たしたことも報道されている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのeToroだが、同社は、ブロックチェーンや仮想通貨関連技術の開発にも力を入れており、今回、米ドル、ユーロ、日本円、スイスフラン等に連動するステーブルコインをリリースしている。これらのステーブルコインは、eToroXのプラットフォーム上で利用できる取引通貨として採用されているが、将来的にこれ以外の用途が生まれるのかは明らかにはされていない。Assia氏が掲げる資産のトークン化というコンセプトから考えると、スマートコントラクトを通じて様々な利用が可能となりそうだが、eToroは、eToroXを含め、どのような開発を行っていくのか、今後もその動向には注目していきたい。
作成日
:2019.04.17
最終更新
:2021.08.31
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
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