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中国政府機関が多数のブロックチェーン関連企業を承認

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update 2021.08.31 15:26
中国政府機関が多数のブロックチェーン関連企業を承認

update 2021.08.31 15:26

AlibabaやBaidu等を含む197社の申請が認められる

中国政府のインターネット検閲機関である中国サイバースペース管理局は、国内でブロックチェーン関連サービスの開始を希望する197社からの申請を承認した。

中国サイバースペース管理局の発表によると、承認された企業の中には、AlibabaのCloud Blockchain-as-a-Service(BaaS)やBaiduのBaidu Blockchain Engine(BBE)、TencentのTencent BaaS(TBaaS)といった大手企業のブロックチェーン関連イニシアチブも含まれるという。[1]例えば、Baiduは、正式な承認を得たことにより、Super Chainと呼ばれる独自ブロックチェーンの開発とビットコイン(Bitcoin)およびイーサリアム(Ethereum)のマイニング事業を開始できる。ちなみに、今回、承認を得た197社の内訳は、物流や政府、医療サービスに関連した企業が多数を占めたようだ。

今年2月中旬、中国政府は、ブロックチェーン関連企業を規制する法律を施行しており、現在、中国では、ブロックチェーンの商用利用が原則的に禁止されているという。これにより、規制に準拠しない企業や期限内に準備を進めない企業には、政府からの警告が通達された後、違反の程度によっては罰金が命じられるようになった。また、警察などの法務執行機関は、ブロックチェーンに保管されるデータへのアクセス権を得ており、一方の企業側には、データの記録や提供に加え、犯罪利用の報告などが義務化されている。

以前から、中国は、仮想通貨に批判的な姿勢を示し、国内でのICO(イニシャルコインオファリング)の禁止など、規制を強めてきたが、それを支えるブロックチェーン技術の開発に関しては、2020年に向けた国家のロードマップに入れ込むほど期待を寄せている。国民も仮想通貨には高い関心を持っており、取引が禁止された後でも、多くの投資家が検閲を回避する形で仮想通貨市場に参入するなど、熱狂的に仮想通貨を支持しているようだ。

release date 2019.04.04

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨市場に影響をもたらす中国の動向

長らく仮想通貨市場に間口を閉ざしてきた中国だが、最近、一気にブロックチェーン開発を促進する動きに出ており、国内の仮想通貨コミュニティは、大いに盛り上がっているという。中国政府が仮想通貨取引を禁止して以来、三大取引所のHuobiやバイナンス、OKExや中国資本の仮想通貨関連企業は、香港やその他海外に拠点を移し、活動を継続してきたが、今後は、許可さえ得ることができれば、正式に中国本土でのサービス展開が可能となるかもしれない。この中国の動きがもたらす恩恵は計り知れず、先日、ビットコイン価格が5,000ドルを突破した仮想通貨市場への強力な後押しとなるだろう。また、開発面においても、中国版イーサリアムと呼ばれるネオ(NEO)や中国版リップル(Ripple)のワンチェーン(Wanchain)等、多くのプロジェクトにとって好影響となることが予測できる。仮想通貨に対する中国の方針が完全に固まったわけではないが、この件に対してコミュニティの期待値は高く、中国政府の去就に注目が集まっているようだ。仮想通貨市場に対する中国政府の動向には今後も注視していきたい。


Date

作成日

2019.04.04

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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