Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

Bitmain、香港証券取引所への上場申請が失効

Bitmain、香港証券取引所への上場申請が失効

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:26
Bitmain、香港証券取引所への上場申請が失効

update 2021.08.31 15:26

上場委員会による6ヶ月の審査期間が終了

中国の仮想通貨マイニング企業であるBitmain Technologies Ltd(本社:Building 25, North Olympic Science & Technology Park, Baosheng South Road, Haidian District, Beijing, China 100029[1])【以下、Bitmainと称す】は、香港証券取引所【以下、HKEXと称す】への上場申請を行なっていたが、その有効期限が今月26日に失効したことが明らかになった。[2]

昨年9月の報道では、30億ドルの資金調達と150億ドル以上の時価総額を達成することを念頭に、BitmainがHKEXへの上場申請を進めていることが伝えられていた。これが現実のものとなれば、Bitmainは、主要な証券取引所にリスティングされた初めての仮想通貨企業となるはずであったが、申請から6ヶ月以内に上場委員会(Listing Committee)からの回答がなかったため、今回の申請は規定により失効と見なされたという。

ここ6ヶ月間、ビットコインを始めとする仮想通貨価格の低迷やマイニングマシンの売上減少など、Bitmainを取り巻く環境は劇的に変化しており、同社における事業の持続性に疑問を抱く声が上がっていた。昨年9月にHKEXへ提出された目論見書によると、Bitmainは、同社が開発した最新型のマイニングマシン、Antminerへの事前注文を大量に受注していたが、製品のリリース時には、既に仮想通貨市場におけるマイニング分野は下火だったという。それ以降、創造性の欠如や仮想通貨価格の下落などに苦しめられ、Bitmainの業績は、軟調な推移を示しているようだ。

さらに目論見書では、Bitmainは2018年上半期だけで7億ドルもの利益を上げたものの、2018年の第2四半期には3億9,500万ドル、過去18ヶ月では5億ドルの大規模な損失を立て続けに記録したことがわかっている。最近では、Bitmainの財務状況が更に悪化していることが噂されており、2018年第3四半期には5億ドルの損失を計上したとの憶測もでているという。マイニングマシン販売とマイニング事業を並行するBitmainは、仮想通貨価格の低迷により大きな打撃を受けた可能性があるが、それに加えて、韓国大手総合電子メーカーのサムスンが仮想通貨マイニング向けのASICチップ事業への参入を発表したことから、業界での競争激化が業績不振の一因となったことが伺える。

2018年、Bitmainは、4億4,200万ドルの資金調達に成功しており、同社の財政状況は大幅に改善されている。併せて、北京、アムステルダム、テルアビブ(イスラエル)、香港拠点の従業員を対象に、Bitmainはリストラを実施し、人的リソースの最適化を行うなど、再起へ向けた準備を進めているようだ。

release date 2019.03.26

出典元:

ニュースコメント

Bitmainは再び上場申請を実施する構え

今回、BitmainのHKEXへの上場申請は、形式的には期限切れという結末を迎えたわけだが、地元メディアによると、HKEXの監査部門は、以前からBitmainの新規株式公開(IPO)に難色を示していたという。Bitmainの申請が不可となったことに関して、正式な理由は明らかにされていないが、コンプライアンスや規制の緩い仮想通貨業界の企業が発行する株式をリスティングする危険性をHKEXが警戒したことが最大の要因だと考えられる。これに関して、Bitmainは、同社の法令遵守意識や財務状況、サプライチェーンが当初から改善していると言及しており、タイミングを見て再び上場申請を行うことを公表した。創設から5年が経過したBitmainだが、変わらずマイニングマシンの設計および製造は継続していく構えで、新型製品の開発も進めているようだ。仮想通貨マイニング事業における収益性の低下が心配されるが、Bitmainは、この課題をどのように乗り越えていくのだろうか。


Date

作成日

2019.03.26

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

Bybitが日本向けサービス終了を発表!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybit(バイビット)が2025年12月22日、日本居住者向けのサービス提供を段階的に終了すると発表しました。本記事ではBybitの発表内容や、仮想通貨入出金を利用する海外FXユーザーへの影響、Bybitの代わりとなる送金ルートなどを解説します。
update2025.12.24 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00

Titan FXとXMTradingのポイントプログラムはどちらがお得?

2025年11月以降、Titan FXとXMTradingが相次いで新しいポイントプログラムを発表しました。本記事では、Titan FXとXMTradingのどちらのポイントプログラムがお得なのか比較します。
update2026.01.05 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル