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Star Hat Solutions、MetaTrader対応の新プラグインをリリース

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update 2021.08.31 15:26
Star Hat Solutions、MetaTrader対応の新プラグインをリリース

update 2021.08.31 15:26

損益ベースでポジション決済が可能

英国を拠点とする投資関連テクノロジープロバイダーであるStar Hat Solutions(本社:9B Southgate Chambers 37-39 Southgate Street, Winchester, England, SO23 9EH[1])は3月14日、世界中のトレーダーが愛用する取引プラットフォームであるMetaTrader4【以下、MT4と称す】及びMetaTrader5【以下、MT5と称す】に対応したConvertOnCloseと呼ばれる新たなプラグインをリリースしたことを発表した。

現在、MT4やMT5を利用するほとんどのブローカーが、ロング(買い)もしくはショート(売り)ポジション毎に決済を行うことになっている。一方で、Star Hat Solutionsがこの度リリースしたConvertOnCloseは、損益額ベースでのトレード決済を可能とするという。

新プラグインのリリースに際し、Star Hat Solutionsのセールス部門ディレクターを務めるTim McLachlan氏は以下のようにコメントしている。

MT4とMT5は世界で最も人気の高い取引プラットフォームであります。そして我が社は顧客ニーズにマッチしたソリューションを供給することで、ブローカーが競争力を持たせた付加価値の高いサービスを提供できるよう、非常に優れた専門家を抱えております。この度我々がリリースしたConvertOnCloseを活用していただくことにより、売買ポジションに関わらず損益に基づくポジション決済が可能となります。更にMetaTraderと他のアプリケーションの親和性を持たせており、ブローカーはパーセンテージポイント(パーセントで表された2つの値の差)単位でスプレッドを設定することができます。

Tim McLachlan, Sales Director of Star Hat Solutions - LinkedInより引用

15年ほど前にリリースされたMT4は、未だリテールFX業界のブローカーやトレーダーに選好されている取引プラットフォームである。一方のMT5に関しては利用は拡大しているものの、a-book(顧客の注文を全てインターバンク市場に流す取引手法)やb-book(顧客の注文を全てブローカーがヘッジする取引手法)オペレーションに関連する機能が充実していない模様であることから、爆発的な普及とはなっていないようだ。

そのような環境下、Star Hat Solutionsでは2017年末には競争力の高いプライシング機能とスマートオーダールーティング注文(最良価格を自動選択し売買を執行する注文)を可能とするマルチサーバートレーディングやブリッジソリューションなど、MT4やMT5対応の複数の商品をリリースすることで積極的に顧客ニーズの取り込みを図っている状況だ。そしてStar Hat Solutionsがこの度ConvertOnCloseという新たなプラグインを投入し、多くの顧客が利用するMT4やMT5の使い勝手が増すことで、更なる顧客の取引拡大が期待できよう。

release date 2019.03.15

出典元:

ニュースコメント

2019年はMT5にとって飛躍の年となるか

記事本文でも触れているが、2005年のリリースから15年近くも経つMT4は依然として高い人気を誇り、2010年に後継のMT5がリリースされた後もMT4のシェアは衰えていない状況である。2019年現在もFXの取引プラットフォームにおいて、MT4からMT5へ世代交代が進んでいるとは言い難いが、ブローカーにおけるMT5プラットフォームの採用も徐々にではあるが進んできているようだ。日本国内ブローカーでのMT5の採用例は未だ見られないものの、海外FXブローカーにおいては、最近では昨年12月上旬に、ロシアのGrand CapitalがMT5をリリースしたのに続き、中旬にはメキシコのGlobal Next TradeがMT5を導入している。EAによる自動売買の利便性や導入コスト等の面からロングヒットとなり、あまりにも大きく育ちすぎたMT4コミュニティから、新世代のMT5への移行が思うように進んでいないことは確かだが、それでもここにきてMT5プラットフォームの採用が増えてきていることはFX業界の将来を考えれば歓迎すべきことだろう。今後、Star Hat Solutionsのような高い技術力をもつITベンダーが、MT4からMT5への移行問題を解決するためのツールを開発するようなことがあれば移行が一気に進むこともあり得るため、こうしたサードパーティーのITベンダーの動向にも注目が必要であろう。


Date

作成日

2019.03.15

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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