Select Language

EverFXとセビージャFCがスポンサー契約を締結

EverFXとセビージャFCがスポンサー契約を締結

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.08 10:25
EverFXとセビージャFCがスポンサー契約を締結

update 2022.07.08 10:25

コーポレートブランドの向上を模索

2019年最初となるFXブローカーとスポーツチームによる一大スポンサーシップ契約が締結された。キプロスを拠点とするICC Intercertus Capital Ltdが運営する海外FX・CFDブローカーであるEverFX(本社:Artemis House, Fort Street, KY1-1111, Grand Cayman[1])と、世界最高峰スペイン1部リーグ(LaLiga、ラ・リーガ)の強豪セビージャFC(Sevilla FC)との間で行われている。

セビリアを本拠地とするセビージャFCは、1890年に設立された歴史あるチームで、スペインアンダルシア州で最も成功したサッカークラブとして知られている。[2]現在熱戦が繰り広げられているラ・リーガ2018-19シーズンでは、現世界覇者であるレアルマドリードを抑え、3位に位置づけている。2017-18シーズンには、ラ・リーガで2位、欧州クラブ王者を決める大会として位置づけられるUEFAチャンピオンズリーグでは、ドイツの強豪FCバイエルンミュンヘンに惜しくも屈したもののベスト8まで進出した。また、かつては元日本代表の清武弘嗣選手(現セレッソ大阪所属)も在籍しており、日本人にも知名度が高い名門サッカークラブである。なお、福島県にはセビージャFCの育成メソッドを基にしたサッカースクールを開講している。[3]

セビージャFCとのスポンサー契約の締結に際し、EverFXのCEOであるGeorgios Karoullas氏は以下のようにコメントしている。

この度スポンサー契約を締結できたことを大変誇らしく、そして喜ばしく感じております。セビージャFCは、世界中に散らばる有力選手のスカウティングや若手有望株の育成に定評があり、世界最高峰のリーグで成功をおさめ、いちサッカー選手としてでなく世界に通じる人材育成を行っております。我が社としても、優秀なクラブ経営を実践するセビージャFCと多くのことを共有し、共に更なる発展を遂げていくことを楽しみにしております。

Georgios Karoullas, CEO of EverFX - TheGermanyEyeより引用

なお、スポンサー契約は1月14の週初に交わされ、セビージャFCの公式ウェブサイトには、既にEverFXの会社ロゴが掲載されている。スポンサー契約金など財務事項に関しては詳細が明らかとされていないものの、5月19日に最終節を迎えるラ・リーガ2018-19シーズン終了までの期間となり、1年間の期間延長オプションもついているとのことだ。

EverFXでは、この度のスポンサー契約を通じ、セビージャFCのホームゲームのピッチサイドに配置されたLEDディスプレイを活用して世界中のサッカーファンにEverFXブランドを宣伝すると共に、オンライン・デジタルメディアを通じてマーケティング活動を行っていく意向である。EverFXにとっては、これらのマーケティング戦略を遂行することで、コーポレートブランドを高める大きな効果が期待できると言えよう。

release date 2019.01.18

出典元:

ニュースコメント

ブローカーのマーケティング活動が再活発化か

スポーツチームとのスポンサー契約は、ブランド力を向上させる有力なマーケティング手法として一般的になっているが、2018年に関しては、レバレッジやインセンティブの制限などが盛り込まれた欧州証券市場監督局ESMAの新規制が打ち出され、ブローカー各社は、これらの対応に苦慮する展開が続いていた。それ故に、 新規スポンサー契約の締結は幾分減少していたが、2019年に入り、再びマーケティング活動に資金を注ぎ込み、ブランド価値の向上を図る動きが出てきた模様である。いまや企業戦略にマーケティング活動は不可欠のものとなっているが、この度締結されたEverFXのスポンサー契約を皮切りに、その他多くの海外FXブローカーがブランドイメージを高めるべく、数々のスポンサー契約が締結されることが予想されよう。本年度もスポーツチームとのパートナーシップ契約の締結が続くのか、各ブローカーが打ち出すマーケティング戦略に注目していきたい。


Date

作成日

2019.01.18

Update

最終更新

2022.07.08

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExnessで海外送金による銀行口座の凍結が発生している事例を取り上げていきます。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

ワールドコイン(WLD)の換金方法は?日本円に現金化する手順を解説

ワールドコイン(WLD)は、OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨プロジェクトです。登録したユーザーには、仮想通貨WLDが無料配布されます。当記事では、ワールドコインを日本円に換金する手順や、換金時の注意点などを解説します。
update2025.04.16 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

オンラインウォレットPeskaは本当に安全か?運営会社が怪しすぎる

オンラインウォレットPeskaの運営会社には怪しい部分があり、公式サイトに掲載されている情報と事実にいくつか矛盾も見つかっています。本記事ではPeskaを信用すると、なぜ危険なのか説明します。
update2025.03.17 19:00

Exnessの出金遅延はなぜ起きた?オンラインカジノ規制の影響とは

海外FX業者のExnessでは、国内送金の遅延が度々問題になっており、決済代行会社に関連したトラブルと言われています。なぜオンラインカジノ規制が海外FXに波及したのか説明するほか、今後考えられる影響も解説します。
update2025.05.28 19:00

やっぱり悪かった!XMTradingのドル円のスプレッドはコスト重視なら厳しい

Myforex編集部では、2024年11月20日〜2月20日の3ケ月間にかけて、XMTradingが提供する1分単位のスプレッドデータを独自に入手し調査しました。そこで分かったのが、XMTradingが巷で言われているほどスプレッドが狭くない、むしろ他社よりも広いという事実です。
update2025.05.23 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル