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ESMA、8月に新規制導入の見通し

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update 2021.08.31 15:23
ESMA、8月に新規制導入の見通し

update 2021.08.31 15:23

新規制の適用期間は3カ月、その後延長の可能性もあり

先日、欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】が、新規制にのっとった個人投資家向けの新規制の導入を検討していることが明らかになったが、この度、新規制の導入時期が正式に発表された。ESMAによると、バイナリーオプション取引は1カ月後の7月2日から禁止となり、FX・CFDブローカーは、新規制が適用される8月1日まで、引き続き通常通りの運営が可能となる。

新規制では、バイナリーオプション取引が完全に禁止となる一方、CFDはリテール顧客へのサービス提供に対してのみ規制の対象となるが、規制の詳細については未だ明らかにされていない。

また、主要FX通貨ペアのレバレッジ制限は最大30倍、その他の通貨ペア及び、金、そして主要株式指数の最大レバレッジが20倍に制限される他、その他CFD商品や株式指数のレバレッジは最大10倍に規制される。また、個別株については最大5倍、仮想通貨には2倍のレバレッジ設定となっている。さらに、ブローカーは50%の強制ロスカットを遵守し、マイナス残高保護を保証しなければならない。また、新規制下では、ブローカー主催のインセンティブ提供は如何なるものであっても認められず、顧客へも注意を促している。

ESMAの議長であるSteven Maijoor氏は、以下のようにコメントしている。

この度ESMAがとった措置は、EUにおける投資家保護拡大への重要な一歩となります。 CFD取引への新規制は、レバレッジやインセンティブ制度へ制限をかけ、また投資家へリスクに対する警告を行うことで、顧客が投資資金以上の損失を被らないことを初めて保証する制度になります。ESMAがバイナリーオプションのマーケティング、流通、またリテール顧客への販売を禁止することにより、このようなハイリスク商品に対する投資家保護への大きな前進となるでしょう。

The Chair of ESMA, Steven Maijoor

この新規制は3ヶ月間導入される予定となっており、最初の3カ月が終了となる2018年10月末に、規制当局は状況を判断した上で、さらに3ヶ月間の期間を延長することが可能となる。今後、同新規制の導入や監視は国家金融監督当局が請け負い、ESMAは、規制に関する次のステップを検討していくことになっている。

release date 2018.6.2


Date

作成日

2018.06.02

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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