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Tools For Brokers、ゴールドパッケージにBBIを追加

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update 2021.08.31 15:27
Tools For Brokers、ゴールドパッケージにBBIを追加

update 2021.08.31 15:27

パッケージの機能拡充により、包括的な顧客サービスを提供

FX・仮想通貨ブローカー向けにソフトウェア開発を行うTools For Brokers(本社:6, John Kennedy Str. IRIS Building, Office 540, Limassol, Cyprus[1])【以下、TFBと称す】が、自社サービスパッケージであるゴールドパッケージに、同じく自社製のBrokers' Business Intelligence【以下、BBIと称す】のベーシック版を追加したことが明らかとなった。

BBIは、ブローカー向けのリスク管理ツール及びビジネス分析サービス機能を有するTFBの主力商品だ。ベーシック版には、効率的な資金管理やリスク判断などに役立つ様々なツールキットが搭載されている。BBIを活用するユーザーは、トレーディングに関する明瞭で精緻なレポーティングツールを利用可能である他、平均取引高やブローカーのトータル利益、デュレーション、全委託証拠金額に至るまで、ブローカー業務を効率的に管理するための判断基準となる重要数値を確認することもできる。これらのデータを活用し、ブローカーは簡単に顧客属性を分類したり、ユーザーフレンドリーなチャート機能を活用してビジネス分析を表示したりすることが可能だ。BBIでは8種の主要数値とトレーディング関連データを16種に亘るグラフ表示を行えるという。

更に、BBIはMetaTrader4やMetaTrader5を始め、多岐にわたる取引プラットホームに対応している。ユーザーは、設定の欄にアクセス情報を入力するだけで、新たな取引サーバーと簡単に接続することが可能だ。BBIと各々のサーバーを接続後は、サーバーごとに、若しくは全てのサーバーをまとめてデータ分析・評価を行うことができる。またBBIを導入後から現在に至るまで全ての期間をカバーし、統計データをエクセルに抽出したりPDF化してチャート表示するオプション機能も付されている。加えて、同僚とレポートを共有したり、データを他の形式に加工することも可能であり、ブローカーにとって非常に使い勝手の良いビジネス分析ツールになっていると言えよう。なお、2018年8月にTFBはBBIにレポーティング機能を搭載し、自己資本比率レポートやデイリーレポートを確認することも可能となっている。

TFBは2017年より、ブロンズ・シルバー・ゴールドといった3種類のサービスパッケージの提供に注力している。今回BBIベーシック版が追加されたゴールドパッケージでは、TFBが提供する全てのプラグインを無制限に利用できる。また全てのサービスパッケージにおいて、TFBが新たに開発・追加した機能を特別に提供を受けられる他、パッケージごとに定められた時間内で、パッケージ内の各ツールの操作等に関するコンサルティング及びテクニカルサポートサービスを利用することも可能だ。

ゴールドパッケージにBBIベーシック版を追加したことに際し、TFBの最高執行責任者(COO)であるAlibina Zhdanova氏は、以下のようにコメントしている。

ゴールドパッケージの機能拡充は、お客様に対し多岐にわたるサービス提案を行うという我々の思いを反映しております。お客様を包括的にサポートすると共に、お客様のニーズを的確に満たすことこそ、我が社の大きな目標であります。ゴールドパッケージに関しては、現在の業務状況・経営環境を即座に且つ継続的に把握し業務効率を向上させたいブローカーに特に有効な商品と考えております。

Alibina Zhdanova, Chief Operating Officer of TFB - TFBより引用

TFBのサービスパッケージは、ユーザーフレンドリーな機能が順次追加されており、今後更なる利用拡大が見込まれる。

release date 2018.12.14

出典元:

ニュースコメント

時流にうまく乗るTFB

2018年10月下旬、TFBはバンコクに新オフィスを開設し、アジア市場の開拓も目論んでいる。アジア市場は、将来的に巨大マーケットになることが予測されており、11月に開催されたFinance Magnatesによるロンドンサミットにおいてもアジア市場に関するセミナーが開かれているほどである。特に仮想通貨市場の拡大が目覚ましく、すでに多くの仮想通貨取引所が仮想通貨に寛容なアジアを拠点としたサービス提供を行っている。このような背景からアジア市場の開拓に注力し始めるブローカーも増加しており、先日も大手海外FX・CFDブローカーであるFXCMがシンガポールのデリバティブ商品取引所を運営するAPEXと提携しアジア向けのサービス拡大を図っている。さらに、このような動きに伴い、ブローカー向けのソリューションサービスを提供している企業のアジア進出も増加している。TFBはこのような市場の流れをうまく捉えており、利用価値の高い製品開発と積極的な市場進出により今後業績が大きく拡大していくことが期待されよう。


Date

作成日

2018.12.14

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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