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Cboe FX、9月期の取引高は幾分回復

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update 2021.08.31 15:22
Cboe FX、9月期の取引高は幾分回復

update 2021.08.31 15:22

中期的には取引高は依然低水準のまま

世界最大のデリバティブ取引所シカゴ・ボード・オプション(CBOE Holdings)の子会社であるCboe FX(本社:17 State Street New York, United States[1])は、9月期の平均日次取引高(ADV)を公表した。報告書によると、前月比では微増となり夏枯れ相場から幾分取引高が回復してきているようだ。

9月期のADVは358億ドルと、前月の349億ドルから3%増となった。ただし、上半期の400億ドルと比較すると、取引高は中期的に見て依然低迷していることが伺える。

Cboe FXの9月期の通貨ペア別取引高は、ユーロ/米ドルが全体の取引高の25.4%を占め、最も取引された通貨ペアとなった。次いで、米ドル/円が13.0%、ポンド/米ドルが9.8%、豪ドル/米ドルが8.8%、そして米ドル/カナダドルが6.5%の取引高シェアとなった。これは、ECBの金融政策動向やイタリアの財政問題などに注目が集まり、ユーロのボラティリティが高まったことが考えられる。

CBOE Holdings(ナスダックコード:CBOE)は、2017年2月に機関投資家向けのFX市場であるHotspotを傘下に持つBats Global Marketsを32億ドルで買収し、ブランド名をHotspotから現在のCboe FXに変更している。Cboe FXは、機関投資家向けのFX市場に初めてECN方式を導入した取引所であり、高い流動性の供給と革新的なテクノロジーを提供している。[2]現在220を超える銀行やマーケットメイカー、ヘッジファンド、機関投資家などの多様な顧客基盤を抱えている。これまでに、2018 FX Week e-FX AwardsのBest FX ECNを受賞するなど、非常に優れた約定力と透明性の高いトレードを実現させている。

release date 2018.10.2

出典元:

ニュースコメント

今後の成長が期待されるCboe FX

Cboe FX の旧ブローカーであるHotspotは2002年に設立され、機関投資家向けの取引プラットフォームを長期にわたり提供してきた。しかしながら、買収の一環に伴い、2017年10月にはCboe FXへとブランド名が変更されている。Cboe FXは、2016年にロンドンでマッチングエンジンを立ち上げており、アジア地域においては前年比50%以上の取引高を記録している。また、夏枯れ相場の中、8月期のCboe FXの業績は好調な結果となっており、高い流動性管理と透明性をもとに、 激しい競争環境下においてシェア率を徐々に拡大している。また、先日は親会社であるCBOEがイーサリアム先物取引の開始を検討していることが明らかになっている。Cboe FXの今後の成長に注目してきたい。


Date

作成日

2018.10.02

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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