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シカゴ・ボード・オプション、イーサリアム先物取引を検討

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update 2021.08.31 15:22
シカゴ・ボード・オプション、イーサリアム先物取引を検討

update 2021.08.31 15:22

年内にGemini取引所で展開したい考え

米国最大のオプション取引所であるシカゴ・ボード・オプション(Chicago Board Options Exchange )【以下、CBOEと称す】は、イーサリアム(Ethereum)の先物取引の開始を検討していることが明らかになった。米商品先物取引委員会(Commodity Futures Trading Commission)【以下、CFTCと称す】の正式な認可を待ち決定するとのことだが、年内の提供を目指しているようである。

CBOE は、イーサリアム先物をウィンクルボス兄弟が設立したビットコイン取引所であるGemini Trustへ投入する予定である。CBOEはまた、イーサリアムの市場価値を290億ドルと見積もり、すでに関連商品の準備を進めているという。

なお、CBOEとCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)においては、昨年12月にビットコインの先物取引が開始されている。CBOEの会長であるChris Concannon氏は、ビットコインのみでは終わらないと述べており、イーサリアムやビットコインキャッシュなど、他の仮想通貨の先物を追加する可能性を示唆している。

一方、CMEにおいてもイーサリアムとライトコインの先物取引を準備をしているとの情報があるものの、CMEグループのCEOであるTerry Duffy氏は、先月、ビットコイン以外の仮想通貨の先物を提供する予定はないと述べている。また、CFTCは2015年にビットコインをコモディティとして分類した一方で、イーサリアムは未だ微妙な領域にとどまっている。米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission,SEC)は6月、 イーサリアムは有価証券に値しない、との見解を発表しているが、再び有価証券として規制される可能性も残っている。イーサリアムの先物取引が実現するか、CBOEの今後の動きに注目していきたい。

release date 2018.8.31

ニュースコメント

イーサリアム先物上場の可能性

昨年12月10日のCBOEのビットコイン先物の上場は、米国の主要取引所への初の上場として大きな注目を集め、ウェブサイトにはアクセスが殺到し、取引が一時停止される事態が発生していた。ビットコイン先物の価格は、上場初日には現物を上回る結果となっていたが、仮想通貨に対するさまさまな規制などの影響を受け、今年の仮想通貨先物市場の価格は下落している。しかし、CMEにおいては、第2四半期のビットコイン先物の1日あたりの平均取引高が第1四半期に比べて93%と大幅に上昇したことが明らかになっている。また、先述のSECのイーサリアムは有価証券とは見なさないとの発表により、先物上場に対する懸念が解消されたともいえ、CBOEの年内のイーサリアム先物上場の可能性は高いといえるだろう。


Date

作成日

2018.08.31

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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