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MLBドジャース、来場者にトークンを配布

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update 2021.08.31 15:22
MLBドジャース、来場者にトークンを配布

update 2021.08.31 15:22

ブロックチェーンを活用した野球ゲームにて利用可能なイーサリアム基盤のトークン

米国のメジャーリーグベースボール(MLB)に属するロサンゼルス・ドジャースは、9月21日に予定されているパドレス戦にて、Digital Bobblehead Nightと銘打ち、先着40,000人のチケット購入者にイーサリアム(Ethereum)を基盤とした独自のキャラクタートークンを配布することが明らかになった。

配布されるキャラクタートークンは、ブロックチェーン技術を活用した野球ゲームであるMLB Crypto Baseball[1]の中で利用が可能である。MLB Crypto BaseballはLucid Sightが提供するイーサリアム上で構築されたゲームであり、ユーザーは、イーサリアムを使用してキャラクターを購入したり、ユーザー間のアイテムの売買ができるという。パドレス戦の来場者には、ドジャースの選手のキャラクタートークンと交換が可能な独自のコードが配布されるが、このコードをイーサリアムのウォレットへと転送することで、トークンが入手できるようだ。なお、エース投手のClayton Kershaw氏、同じく投手のKenley Jansen氏、レギュラープレイヤーのJustin Turner氏のトークンは、ほぼ同じ割合で配布されるとしている。

ドジャースの副社長兼CMOであるLon Rosen氏は、この新しい試みについて、以下のようにコメントしている。

キャラクタートークンを配布する初めてのイベントを開催して、新しいファン層を開拓することを、とても嬉しく思います。ドジャースファンの好奇心をそそり、デジタルグッズやプロモーションの新しい時代への第一歩となることを願っています。

Lon Rosen, Executive Vice President and CMO at Los Angels Dodgers - NBC Los Angelesより引用

スポーツ分野の新たなファン層の開拓にも、仮想通貨の利用が増えていくことが予想される。

release date 2018.9.10

出典元:

ニュースコメント

スポーツ業界と仮想通貨ビジネス

昨今、海外FXブローカーとスポーツ業界の提携による事業拡大の動きが広まっている。例えば、ThinkMarketsが英国のプロボクサーのアミール・カーン氏と提携したり、ATFXによるエジンバラカップとのスポンサーシップ契約の締結、さらに、FxProのYouTube動画広告では、トレーディングに関するナレーションと、スポーツの映像が見事にマッチしており、新しいマーケティング戦略を打ち出している。こうしたなか、今回発表のあったドジャースによる野球ゲームのトークン配布以外にも、スポーツ選手や業界が仮想通貨を利用して様々なプロジェクトに取り組んでいる。元ブラジル代表のサッカー選手であるロナウジーニョは、独自の仮想通貨であるロナウジーニョ・サッカー・コイン(RC Coin)の発行計画を進めている。これは、サッカー選手養成校の設立やプロアマを問わないグローバルリーグの運営、スタジアムの建設、スポーツ賭博のプラットフォームの運営など、かなり幅広い内容になっており、ファンとの交流やチームの応援といった目的とはまた別のステージを目指している。また日本では、千葉ロッテマリーンズと仮想通貨取引所GMOコインが業界初のスポンサー契約を交わし話題となったのも記憶に新しい。今後も人気の高いスポーツの世界と仮想通貨ビジネスはどんどん発展し、様々な取り組みが行われるだろう。今後、両者がどのようなプロジェクトを発表するのか大いに期待したい。


Date

作成日

2018.09.10

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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