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Plus500、FTSE250指数に正式採用

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update 2022.06.24 11:45
Plus500、FTSE250指数に正式採用

update 2022.06.24 11:45

9月24日から採用される見込み

英国・ロンドンに拠点を設けるFX・CFDブローカーであるPlus500UK Ltd(本社:45 Moorfields | London EC2Y 9AE[1])【以下、Plus500と称す】は、9月24日からFTSE250指数に正式採用されることが明らかとなった。

FTSE250は、ロンドン証券取引所に上場する企業の中から時価総額上位250位の企業の銘柄群で構成される指数で、3月・6月・9月・12月と四半期ごとに指数の見直しを行っている。Plus500は、その他にもFTSE350指数やFTSE350 High Yield、FTSE AllShare指数にも採用されている。

今年6月には更なる企業成長を目指し、Plus500はロンドン証券取引所上場先を、新興企業向けのオルタナティブ投資市場から世界の名だたる大企業が上場するメイン市場へ移行することを発表している。加えて、業績面では、仮想通貨事業の成功により、2018年第1四半期には収益が3桁も増加し、続く第2四半期も好調な結果を維持している。また、仮想通貨への関心の高まりから、昨年の第4四半期に新規顧客数が飛躍的に増加したことで、2018年上半期では競合各社が利益を伸ばす中、Plus500は前年同期比3倍増となる群抜いた好調な結果を見せ、快進撃を続けている。

この度FTSE250指数への採用にあたっては、Plus500が世界有数の取引所であるロンドン証券取引所を代表するメイン市場に上場したこと、また好調な業績に加え、時価総額や流動性基準をクリアしたことで実現したものとみられる。[2]

Plus500は、上半期のような飛躍的な業績を維持し続けることは容易ではないとしつつ、FTSE250指数への採用をきっかけに、下半期もさらなる飛躍を遂げたい意向を示している。

release date 2018.9.7

出典元:

ニュースコメント

Plus500の創業者が保有株式の900万株以上を売却予定

FTSE250指数への登録を果たしたPlus500であるが、Plus500の創業者5名が総額145百万ポンドとなる940万株を売却する予定であることも明らかにされている。今回の株式売却により、創業者グループの所有権は8%に低下する。また、売却で得た資金は同社規定により、90日間引き出しが出来なくなる措置を受ける。今回の売却は、少数の機関投資家からの強い要望に応えたものだとしているが、企業の経営戦略であるのかどうかは明らかされていない。海外FXブローカーの中でもとりわけ好調なPlus500であるだけに、機関投資家達の注目が集まっていることは違いない。


Date

作成日

2018.09.07

Update

最終更新

2022.06.24

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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