作成日
:2018.07.26
2022.07.06 12:34
スイスのジュネーブを拠点とし、銀行業やFXブローカー事業を行うDukascopy Bank SA(本社:Route de Pré-Bois 20 ICC, Entrance H 1215 Geneva 15 Switzerland)【以下、デューカスコピーと称す】は、ウェルスマネジメント事業へ参入することを発表した。
新事業では、機関投資家と同様、一般投資家がSWFXネットワーク上で流動性プロバイダー(SWFX参加者)の役割を果たすことで収益を得ることが可能となる。
SWFX(Swiss Forex & Market Place スイスFXマーケットプレイス)は、デューカスコピーが独自開発した、FXブローカーとして初めてとなる分散型構造のマーケットプレイスで、NDD方式による素早い約定が特徴である。
デューカスコピーのECNテクノロジーを通すことにより、売り、買い注文をSWFXのデータフィード上で結び付けていくことで、結果として流動性が蓄えられていくことになる。また、顧客の注文と他のSWFX参加者(流動性プロバイダー)との注文価格がマッチした時に取引が成立するが、これにより顧客はスプレッドの半分のコストを節約することができるようだ。なお、顧客は1,000ドルからの投資が可能となっており、デューカスコピーに委任すれば、同社が全体の管理を行うとしている。
また、デューカスコピーは、従来の銀行事業より、FXブローカー事業による収益が大部分を占めており、最近はブローカー業への依存を最小限に抑えるため、収入源を多様化する目的で投資マネジメントや専門知識を活かした経営にも力を入れている。しかし、流動性プロバイダー事業では、為替エクスポージャーや市場のボラティリティによる資金変動リスクがあることから、同社では、顧客にストップロスをはじめとしたリスク管理ツールを提供している。
さらに、デューカスコピーは、一年間資金を引き出すことなく継続的に取引を行うなどの特定の条件下では、手数料を返金するサービスの提供を示唆している。
2004年に設立されたデューカスコピー銀行はFINMA(スイス金融市場監督機構)の登録を受けており、完全子会社のデューカスコピー・ジャパンが東京に本社を置いている。
release date 2018.7.26
作成日
:2018.07.26
最終更新
:2022.07.06
国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー