作成日
:2018.07.25
2021.08.31 15:22
オンライン決済サービス会社であるペイセーフグループが運営するSkrill(本社: 25 Canada Square, London, United Kingdom)は、Skrillウォレットにて、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)などの仮想通貨をSkrillウォレットで利用可能な40以上の法定通貨のいずれかを使用して即時に売買できるサービスを開始することを発表した。
Skrillは、仮想通貨取引所を介して仮想通貨の購入や保管を行うとしており、顧客はアカウントにログイン後、数回のクリックで仮想通貨の購入、保管、販売が可能になる。また、Skrillウォレットへの入金には、複数の決済方法や通貨の選択が可能となっており、アカウント設定後に仮想通貨の売買が可能となる。現在のところ、顧客は仮想通貨の売買のみ可能であり、他のSkrillユーザーに権利を譲渡したり、マーチャントとの取引には使用できないが、将来的にこのような機能の追加が予定されている
SkrillのCEOであるLorenzo Pellegrino氏は、次のようにコメントしている。
刺激的でダイナミックな仮想通貨取引の世界において、我々のデジタルウォレットサービスは非常に有用性が高いと思っております。また、Skrillの仮想通貨取引を迅速かつ簡単に行うことができるサービスは、既存の顧客だけでなく見込み客への大きなアピールにつながることを確信しています。我々は、多くの人が仮想通貨取引を始めてみたいと思っているものの、どこから始めてよいのかわからないという現状を把握しており、こうした現状を踏まえて、全体のプロセスを非常に簡単にわかりやすい内容にしています。
Lorenzo Pellegrino, CEO of Skrill
Skrillは、現在30カ国以上で仮想通貨取引サービスを提供しており、今後、他の市場への展開や、モバイルアプリやNETELLERウォレットへのサービス拡大を計画しているというが、日本居住者に対しては、2016年9月末にサービス提供を終了している。
release date 2018.7.25
作成日
:2018.07.25
最終更新
:2021.08.31
米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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