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iFOREX、EUにおけるブランド名をVestleに変更

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update 2022.07.27 13:27
iFOREX、EUにおけるブランド名をVestleに変更

update 2022.07.27 13:27

EUと非EUを明確に分離して事業を行う意向

キプロス証券取引委員会(The Cyprus Securities and Exchange Commission)【以下、CySECと称す】規制下の海外FX・CFDブローカーであるiFOREX Ltd.(本社:15 Nikis St. Syntagma Square, 10557 Athens, Greece.)【以下、iFOREXと称す】は、EUにおけるブランド名をVestleに変更することを発表した。

Vestleへのブランド名変更は段階的に行われる予定となっており、7月1日にオランダ、ドイツ、ギリシャ、英語圏の市場、7月15日にスペイン、ポーランド、イタリア、フランスで実施され、変更後は、既存のiFOREXのウェブサイトにはアクセスができなくなるという。なお、今回の変更にはハンガリー、チェコ共和国、スロバキア共和国は含まれず、同国においては、引き続き既存のウェブサイトを通してサービスが提供される。

改名後の新サイトはすでにリリースされており、iFOREXの名のもと提供していた、取引ツールやプラットフォームが引き続き、利用可能となっており、株式、コモディティ、インデックス、通貨、ETF(上場投資信託)、ビットコインといったCFD取引が提供される予定となっている。

ブローカーのブランド名の変更は珍しいことではなく、先日はアブダビのFXブローカーであるADS証券がADSSへと変更したことを発表している。今回のiFOREXの対応は、欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】の規制を受けて実施された可能性が高く、EUと非EUの事業を明確に分離したいとのiFOREXの意向が背景にあるようだ。

ESMAは今年3月、個人投資家に対し、主要FX通貨ペアのレバレッジを最大1:30まで、仮想通貨は最大1:2まで引き下げるなど、厳しい規制を実施している。これに対してVestleはESMAの新規制を遵守するため、マイナス残高保護を保証し、規制内のレバレッジ取引を提供する予定だとしている。

release date 2018.6.28


Date

作成日

2018.06.28

Update

最終更新

2022.07.27

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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