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作成日
：2018.06.21
ブローカー向けのソリューション開発を提供しているBrokeree Solutions（本社：Tornimae, 5, Tallinn, Estonia）【以下、Brokereeと称す】は、MetaTrader 5【以下、MT5と称す】に新しい機能となるPAMM（Percentage Allocation Management Module）を追加したことを発表した。
Brokereeは、2013年からMT4向けの製品開発を進めていたが、FX市場がMT5にシフトしている状況を受け、MT5向けの新しいソリューション開発に着手していた。
PAMMとは、ユーザーが資金を委託し経験豊富なファンドマネージャーが運用を行うことであるが、この度追加された新機能では、エンドユーザーの使い勝手を最重要視して構築されており、投資家とPAMMマネージャーにとって使いやすいポータルとなっている。また、各種設定のための利便性の高い管理者用Webインターフェイスが搭載されている他、運用マネージャーは、制限なしに取引を行うことが可能となっている。
加えて、取引量の増加に伴うサーバーの過負荷や処理実行の遅延回避のため、集約型ファンドを採用しており、これにより、取引にて発生した利益は投資金額に基づいて自動的に投資家に分配される仕組みになっている。さらに、全ての取引データは、トレーダー専用のポータルに反映され、運用マネージャーの取引をモニターすることが可能となっている他、コミッション計算や評価・統計機能を備えた公開ウェブモジュールも搭載されるなど、多種多様な機能が備わっている。
BrokereeのCEOである Andrey Kamyshanov氏は、この度のリリースについて、次のようにコメントしている。
PAMMはMT5ユーザーの資産管理をサポートする目的で開発されました。我々は、PAMM開発にあたり、パフォーマンス、拡張性、順応性、エンドカスタマーへの適応など様々なファクターを考慮しました。ブローカーが手間なく1週間未満でマネーマネジメントサービスの運用を開始できる、安定したソリューションを開発できたことを嬉しく思います。
Andrey Kamyshanov, CEO of Brokeree
PAMMは、MT5アプリストアから購入することが可能となっている。新機能となるPAMMが、エンドユーザーにとってメリットの大きい機能となることは間違いないであろう。
release date 2018.6.21
