動画
作成日
：2018.05.29
中国の大手ビットコイン取引所であるBTCC（本社:788 Cheung Sha Wan Road, Hong Kong）は、6月より仮想通貨取引を再開することが明らかになった。BTCCはビットコイン、ライトコイン（Litecoin）、イーサリアム（Ethereum）、ビットコインキャッシュの4つの仮想通貨取引を提供するとしている。
BTCCによると、取引再開後の3カ月間は、取引手数料や他の仮想通貨取引所でしばしば発生する登録手数料を不要としており、3カ月後も低コストの取引を提供するとしている。また、プラットフォーム上のセキュリティ対策にも力を入れており、各アカウントのセキュリティや顧客のプライバシー保護には、SSL（Secure Sockets Layer：ネット上でデータを暗号化して送受信することで安全な通信を可能とする）を導入するほか、コールドウォレット（インターネットから分離したウォレット）による管理体制により、資金管理リスクを未然に防ぐ対策を講じている。
2011年に中国で設立されたBTCCは、世界で最も古い取引所として知られており、同国の大手の仮想通貨取引であるHuobiとOKCoinと共にビック3の名を得ていたが、昨年9月、規制当局の圧力により閉鎖を余儀なくされた。さらに、今年1月には香港に拠点を置くブロックチェーン投資ファンドに買収されたが、この度経営方針を転換し、世界のマーケットに参入する運びとなった。
BTCCは、同社の仮想通貨取引について、7年間にわたる資産運用経験や、コールドウォレットやSSLシステムにより最適化されており、セキュリティ対策への取り組みや一切の妥協も認めない姿勢に誇りを持っている、と述べている。
release date 2018.5.29
