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中国ビットコイン取引所の停止に伴い、ビットコイン暴落

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update 2021.08.31 15:23
中国ビットコイン取引所の停止に伴い、ビットコイン暴落

update 2021.08.31 15:23

BTCC、9月30日までにすべての取引を停止

中国の大手ビットコイン取引所であるBTCC(本社:788 Cheung Sha Wan Road, Hong Kong)は、中国人民銀行による暗号トークン取引に対する厳格な規制を受けて、9月30日までに国内仮想通貨取引を全面停止することを正式に発表した。この発表の直後、ビットコインの価格は一時30%近くまで暴落した。

BTCCは、取引停止の発表前に、上海の金融監督当局から合法的な設立根拠がないとして取引を停止するよう通知を受けていたようである。BTCCは、今回の取引停止への決定に対し、9月4日に中国人民銀行から発表されたICO規制を慎重に考慮した結果の対応であると述べている。中国規制当局は、ビットコイン等のデジタル通貨の取引に関して正式には禁止しておらず、BTCCが自主的に取引を停止することを判断したとしている。

中国三大取引所である他のHuobiとOKCoinの2社は、通常通りの営業をしていることが報告されている。両取引所は、規制当局から新たな指令を受けていないことを明らかにしているが、両取引所の今後の動向にも注目が集まっている。

BTCCは2011年に設立され、マウントゴックス(Mt.Gox)の崩壊後、世界で一番古いビットコイン取引所としての地位を確立した。同社は、顧客が無料で取引できるビジネスモデルを構築し、中国の取引量を世界市場の90%以上にまで拡大させた最大手の取引所である。しかしながら、ビットコイン市場に限定した場合、他の国と比較すると取引量は非常に小さく、一部のデータによると、過去30日間で中国人民元の取引額は、世界の取引所における取引量の12%を占めるにとどまっている。尚、米ドルでの取引量は36%、日本円での取引量については40%となっている。

release date 2017.09.14


Date

作成日

2017.09.14

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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