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XS.comがスワップフリー銘柄を追加!エネルギーを低コストで取引可能に

XS.comがスワップフリー銘柄を追加!エネルギーを低コストで取引可能に

update2025.05.08 19:00

低スプレッドや多彩な口座タイプで知られる海外FX業者のXS.com(エックスエス)が、スワップフリーの対象銘柄の追加を発表しました。今回、追加されたのはエネルギー銘柄です。XS.comのエネルギー銘柄はスプレッドが他社より狭いため、スワップフリーの適用によってさらに取引コストが低くなりました。そのほか、一部の銘柄でスワップフリーの適用期間が延長されています。この記事では、XS.comのスワップフリーの対象銘柄・期間のほか、変更前と比較してどの程度コストを抑えられるのかも説明します。 目次[非表示]XS.comがスワップフリーを強化エネルギー銘柄がスワップフリー対象にスワップフリー期間も変更主要海外FX業者とXS.comのスワップフリーを比較通貨ペア貴金属仮想通貨株価指数エネルギー長期取引ではスワップフリー期間に注意XS.comは短期トレーダーにおすすめXS.comがスワップフリーを強化XS.com(エックスエス)では元々スワップフリーを導入していましたが、これまでは対象外だったエネルギー銘柄が、2025年5月5日より新たに追加されました。また、今回の条件変更で、3種類の銘柄のスワップフリー適用期間が延長されています。エネルギー銘柄がスワップフリー対象に5月からエネルギー銘柄の2種類がスワップフリーの対象になっています。変更前は以下の銘柄がスワップフリーの対象でした。カテゴリー銘柄適用期間通貨ペアAUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF5日間USDJPY2日間貴金属XAUUSDXAUEUR2日間仮想通貨全銘柄2日間通貨ペア銘柄適用期間AUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF5日間USDJPY2日間貴金属銘柄適用期間XAUUSDXAUEUR2日間仮想通貨銘柄適用期間全銘柄2日間今回追加されたスワップフリー銘柄はUKOILとUSOILで、エントリーから2日間はスワップの対象外となります。通貨ペアと貴金属、仮想通貨の対象銘柄に変更はありません。Myforexのスワップポイント比較ツールの直近のデータによると、5月6日時点でのXS.comのUKOIL・USOILの1ロットあたりのスワップは以下のようになっています。銘柄スワップポイントUKOILロング:1,000円ショート:-5,027円USOILロング:1,023円ショート:-6,028円従来であれば、UKOILのショートポジションを2日間保有すると、スワップポイントによるコストが-10,054円かかっていました。USOILでは-12,056円かかっていましたが、今後は2日分のスワップによるコストを節約できます。UKOIL・USOILがスワップフリーの対象になったことで、以前よりも原油銘柄を取引しやすくなったと言えるでしょう。スワップフリー期間も変更銘柄の追加のほか、スワップフリーの適用期間も変更されることになりました。適用期間が変更されたのは、通貨ペアと貴金属です。種類銘柄適用期間通貨ペアEURUSDGBPUSD10日間USDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF2日間貴金属XAUUSD10日間XAUEUR2日間仮想通貨全銘柄2日間エネルギーUKOILUSOIL2日間通貨ペア銘柄適用期間EURUSDGBPUSD10日間USDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF2日間貴金属銘柄適用期間XAUUSD10日間XAUEUR2日間仮想通貨銘柄適用期間全銘柄2日間エネルギー銘柄適用期間UKOILUSOIL2日間通貨ペアではEURUSDとGBPUSDの2種類が、5日から10日間に延長されています。その他の通貨ペアについては、従来の5日間から2日間へ短縮されることになりました。貴金属のスワップフリー期間は元々2日間でしたが、XAUUSDが10日間へ変更されています。今回追加された原油銘柄の適用期間は2日間で、仮想通貨についても従来の2日間から変更はありません。主要海外FX業者とXS.comのスワップフリーを比較XS.com(エックスエス)と主要な海外FX業者のスワップフリー対象銘柄数を比較しました。Exness(エクスネス)では、長期取引が少ないなどの一定の条件を満たすユーザーに、スワップフリーが適用されます。また、XMTrading(エックスエムトレーディング)でも一部の銘柄にスワップフリーを導入しています。ただし、これら2社では取引状況によっては、スワップフリーの対象外となる場合もあるので注意が必要です。通貨ペアスワップフリーの対象となる通貨ペア数が最も多いのはXMTradingです。また、ExnessとFXGT(エフエックスジーティー)でも、20種類以上の通貨ペアにスワップフリーが適用されます。ブローカー対象銘柄数適用期間(極口座)AUDCADAUDCHFAUDJPYAUDNZDAUDUSDCADCHFCADJPYCHFJPYEURAUDEURCADEURCHFEURGBPEURJPYEURNZDEURUSDGBPAUDGBPCADGBPCHFGBPJPYGBPNZDGBPUSDNZDCADNZDCHFNZDJPYNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPY期限なしAUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPYUSDTHBAUDNZDEURCHFGBPJPYAUDCHFAUDJPYEURAUDEURCADEURGBPEURJPYEURNZDGBPCHFGBPNZDNZDJPYNZDCAD期限なし(プロ口座)EURUSDGBPUSDAUDUSDUSDCADEURGBPEURCHFNZDUSDUSDCHFEURAUDGBPAUDEURCADGBPCADAUDCADNZDCADAUDCHFNZDCHFAUDNZDEURNZDGBPNZDGBPCHFCADCHF最長6日間EURUSDGBPUSDUSDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF最長10日間XMTrading(極口座)対象銘柄数適用期間AUDCADAUDCHFAUDJPYAUDNZDAUDUSDCADCHFCADJPYCHFJPYEURAUDEURCADEURCHFEURGBPEURJPYEURNZDEURUSDGBPAUDGBPCADGBPCHFGBPJPYGBPNZDGBPUSDNZDCADNZDCHFNZDJPYNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPY期限なしExness対象銘柄数適用期間AUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPYUSDTHBAUDNZDEURCHFGBPJPYAUDCHFAUDJPYEURAUDEURCADEURGBPEURJPYEURNZDGBPCHFGBPNZDNZDJPYNZDCAD期限なしFXGT(プロ口座)対象銘柄数適用期間EURUSDGBPUSDAUDUSDUSDCADEURGBPEURCHFNZDUSDUSDCHFEURAUDGBPAUDEURCADGBPCADAUDCADNZDCADAUDCHFNZDCHFAUDNZDEURNZDGBPNZDGBPCHFCADCHF最長6日間XS.com対象銘柄数適用期間EURUSDGBPUSDUSDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF最長10日間 通貨ペアの種類に関してはXS.comが最も少なく、対象となる銘柄は7種類です。適用期間はFXGTより長いものの、長期取引を前提にするのであればXMTradingやExnessのほうが、スワップによるコストを抑えられるでしょう。ただし、先述のとおりExnessでは、長期間保有しているポジションが増加すると、スワップフリーの対象外となる可能性もあるため、ポジションの保有中はスワップポイントが差し引かれていないか、こまめに確認したほうが良いでしょう。銘柄ごとの最新のスワップポイントは、下記のページでご確認いただけます。参照:スワップポイント比較貴金属スワップフリーの対象となる貴金属銘柄数が、最も多いのはXMTradingの3種類です。次いでFXGT・XS.comの2種類となっています。ブローカー対象銘柄数適用期間(極口座)GOLDSILVERXAUEUR期限なしXAUUSD期限なし(プロ口座)XAUUSDXAGUSD3日間XAUUSDXAUEUR最長10日間XMTrading(極口座)対象銘柄数適用期間GOLDSILVERXAUEUR期限なしExness対象銘柄数適用期間XAUUSD期限なしFXGT(プロ口座)対象銘柄数適用期間XAUUSDXAGUSD3日間XS.com対象銘柄数適用期間XAUUSDXAUEUR最長10日間XS.comのスワップフリー適用期間は、XMTrading・Exnessと比較すると、短く設定されています。XAUUSDが10日間、XAUEURが2日間にそれぞれ設定されていますが、デイトレやスキャルピングを行う短期トレーダーであれば、それほど問題になることはないでしょう。スプレッドやレバレッジなど、スワップ以外の条件も比較して利用するブローカーを検討すると良いでしょう。仮想通貨XMTradingでは、仮想通貨はスワップフリーの対象外です。その他のブローカーでは、仮想通貨の対象銘柄数に大きな差はありませんでした。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-BTCAUDBTCCNHBTCJPYBTCTHBBTCUSDBTCXAGBTCXAUBTCZARETHUSD期限なし(オプティマス口座)BTCUSDBTCJPYETHUSDETHJPYXRPUSDXRPJPYLTCUSDLTCJPYBCHUSDBCHJPY2日間BTCUSDETHUSDLTCUSDNEOUSDXMRUSDXRPUSDZECUSDTRPUSDMELUSD2日間XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間BTCAUDBTCCNHBTCJPYBTCTHBBTCUSDBTCXAGBTCXAUBTCZARETHUSD期限なしFXGT(オプティマス口座)対象銘柄数適用期間BTCUSDBTCJPYETHUSDETHJPYXRPUSDXRPJPYLTCUSDLTCJPYBCHUSDBCHJPY2日間XS.com対象銘柄数適用期間BTCUSDETHUSDLTCUSDNEOUSDXMRUSDXRPUSDZECUSDTRPUSDMELUSD2日間 仮想通貨に関しても、XS.comは短期取引向きのブローカーと言えそうです。今回比較したFX業者の中ではExnessが長期取引向きと言えますが、途中でスワップフリーの対象外になる可能性を考慮すると、少額での取引に止めておいたほうが良いかもしれません。株価指数今回比較したブローカーで、株価指数にスワップフリーを導入している業者はExnessのみでした。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-AUS200DE30FR40HK50JP225STOXX50UK100US30US500USTEC期限なし対象外-対象外-XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間AUS200DE30FR40HK50JP225STOXX50UK100US30US500USTEC期限なしFXGT対象銘柄数適用期間対象外-XS.com対象銘柄数適用期間対象外- 主要な海外FX業者の中でも、スワップフリーを導入しているブローカーは限られます。マイナーなFX業者は情報が少なく、信頼性も低いため、スワップポイントを気にせず株価指数を取引したい場合は、Exnessは有力な候補になるでしょう。エネルギースワップフリーが適用されるエネルギー銘柄数が最も多いのはFXGTです。他社が原油のみをスワップフリーの対象としているのに対して、FXGTではガスにも適用されます。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-USOIL期限なしUKOILUSOILNGAS3日間UKOILUSOIL2日間XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間USOIL期限なしFXGT対象銘柄数適用期間UKOILUSOILNGAS3日間XS.com対象銘柄数適用期間UKOILUSOIL2日間 Exnessのスワップフリーの適用期間は、FXGT・XS.comより長く設定されていますが、対象銘柄が1種類しかない点がネックと言えるでしょう。XS.comは適用期間が2日間とFXGTより短くなっていますが、エネルギー銘柄のスプレッドはXS.comのほうが狭くなる傾向にあります。通貨ペアのスプレッドについても、全体的にXS.comのほうが狭くなっているケースが多いため、2日を超えてポジションを保有しないのであれば、XS.comを利用したほうが取引コストを抑えられる可能性があります。長期取引ではスワップフリー期間に注意先に説明したように、XS.com(エックスエス)では銘柄ごとにスワップフリーの適用期間が決められています。適用期間を超えると、通常通りスワップポイントが適用されるため、ポジションの保有期間によってはスワップによるコストが増加することになります。特にスワップフリーの期間が、2日間に設定されている銘柄を取引する際は注意しましょう。参考までに5月6日時点でのスワップポイント比較ツールのデータを基に、適用期間を過ぎた場合、1日あたりどの程度のスワップポイントが発生するのか銘柄をいくつかピックアップしてご紹介します。銘柄スワップポイントEURUSDロング:-1,144円ショート:275円USDJPYロング:658円ショート:-3,642円XAUUSDロング:-6,718円ショート:270円BTCUSDロング:-1,128円ショート:-1,128円ETHUSDロング:-21円ショート:-21円USOILロング:1,023円ショート:-6,028円ポジションの保有期間が長くなるほど、スワップポイントによる損益も大きくなっていきます。エントリーの方向によってはプラスのスワップポイントが付与される場合もありますが、全体としてマイナスのスワップの方が大きくなる傾向にあります。また、長期的なトレンドが予想されている銘柄では、トレンド方向のポジションにマイナスのスワップが適用されるケースも珍しくありません。例えば、最近の金相場は金融市場の不透明感を背景に、史上最高値を更新し続けています。XAUUSDの買いポジションには、1日あたり-6,718円のスワップポイントが差し引かれるため、長期的に買いポジションを保有すると、かなりのコストがかかることになります。大きなマイナスのスワップが適用される銘柄を取引する際は、スワップフリーの適用期間を超えてポジションを保有するのは避けるべきでしょう。XS.comは短期トレーダーにおすすめスワップフリーの適用期間だけを比較すると、XS.com(エックスエス)の期間は短く、長期取引には不向きと言えるでしょう。しかし、XS.comの強みはスプレッドの狭さにあり、特にエネルギー銘柄のスプレッドは大手と比較しても、見劣りしない水準です。原油銘柄がスワップフリーの対象になったことで、2日以内の取引であればさらに低コストで取引できるようになりました。最大レバレッジも2,000倍と比較的高く、エネルギー以外の銘柄のスプレッドも狭いので、XS.comは少額で取引したい短期トレーダーに向いているブローカーといえるでしょう。XS.comの最新のスプレッドは、下記のスプレッド比較ツールでご確認いただけます。参照:リアルタイム スプレッド比較
XS.comがエクイティレバレッジ口座を導入!既存口座は条件に変更なし

XS.comがエクイティレバレッジ口座を導入!既存口座は条件に変更なし

update2025.04.10 19:30

取扱銘柄の豊富さで知られる海外FX業者のXS.com(エックスエスドットコム)が、証拠金額によってレバレッジが変化するエクイティレバレッジ(ダイナミックレバレッジ)の導入を発表しました。従来のロット数に応じてレバレッジを制限する口座もこれまでどおり利用できます。加えて、エクイティレバレッジの対象口座でもこれまでと同様に、最大2,000倍のレバレッジを利用できます。エクイティレバレッジの対象となるのはMT5用の口座ですが、一部の口座タイプは対象外となるため注意が必要です。本記事では、XS.comのエクイティレバレッジの条件を解説するほか、レバレッジが制限される証拠金額を他社と比較しますので、ぜひ参考にしてください。目次[非表示]XS.comがエクイティレバレッジの導入を発表エクイティレバレッジとは?MT5口座で有効証拠金ベースのレバレッジを選択可能に既存口座はロットベースのまま利用可能主要海外FX業者とダイナミックレバレッジを比較メジャー通貨ペアゴールド今後は有効証拠金ベースのレバレッジへ移行XS.comがエクイティレバレッジの導入を発表XS.com(エックスエスドットコム)は柔軟な取引環境を実現するために、エクイティレバレッジを導入すると説明しています。エクイティレバレッジの対象となる銘柄は、メジャー・マイナー通貨ペアや貴金属、仮想通貨などです。銘柄ごとに適用されるレバレッジが異なるため、公式サイトで情報をしっかり確認しておきましょう。また、エクイティレバレッジを利用する場合でも、従来どおり重要な経済指標の発表前後や週末にはレバレッジが制限されます。エクイティレバレッジとは?エクイティレバレッジとは、有効証拠金額に応じて最大レバレッジが変化する仕組みです。エクイティレバレッジを導入しているブローカーでは、有効証拠金額が大きくなるほど最大レバレッジが引き下げられていきます。XS.comのメジャー・マイナー通貨ペアのエクイティレバレッジは、以下のとおりです。有効証拠金額最大レバレッジ0~5,000ドル2,000倍5,001~20,000ドル1,000倍20,001~40,000ドル500倍40,001~200倍有効証拠金額が5,000ドルを超えると1,000倍のレバレッジが適用され、40,001ドル以上になると200倍に制限されます。資金が少ない段階では、高いレバレッジによる資金効率の高い運用が可能です。資金が増えてくると段階的に最大レバレッジが引き下げられ、トレーダーによる過度なリスクテイクを抑制します。エクイティレバレッジは、資金効率とリスク管理を両立するための仕組みといえるでしょう。近年では、多くの海外FX業者が同様の仕組みを導入しています。今回のXS.comによるエクイティレバレッジ口座の導入も、このような海外FX業界のトレンドや顧客のニーズに対応するための措置と考えられます。海外FXでは国内FXのような規制を受けない日本国内では、規制によってレバレッジが最大25倍までと定められています。その一方、日本の規制が及ばない海外のFX会社では、25倍をはるかに上回る高いレバレッジを利用できることもあります。MT5口座で有効証拠金ベースのレバレッジを選択可能にXS.comで新規口座を開設する場合、エクイティレバレッジ口座と従来のロット数ベースの口座を選択できます。ただし、エクイティレバレッジを利用できるのは、MetaTrader5(MT5)口座のみで、MetaTrader4(MT4)口座は対象外です。また、MT5向けの口座タイプでも、セント口座・マイクロ口座はエクイティレバレッジの対象外となっています。現状では従来のロット数ベースのレバレッジが適用される口座も、新規開設できる状態です。エクイティレバレッジの対象口座名には、「EQ」が表示されるので口座を開設する際は表記を確認しましょう。既存口座はロットベースのまま利用可能既存口座については従来どおり、ロット数ベースのレバレッジのまま利用できます。円滑な移行を進めるため、移行期間中は有効証拠金ベースの口座とロット数ベースの口座の両方を使用可能です。そのため、既にXS.comを利用しているトレーダーは、これまでと変わらないレバレッジで取引を続けられます。しかし、既存の口座をいつまで使い続けられるのか、現時点では未定です。将来的にロットベースの口座を使用できなくなる可能性もあるため、既存口座を現在使用している方も、エクイティレバレッジの詳細を確認しておいたほうが良いでしょう。XS.comのアナウンスによると、ロットベースの口座名には「LT」が表示されることになっているようですが、現状では既存口座に該当する表示はありません。「EQ」の有無を確認して口座を見分けましょう。トレードの前に1ロットの数量を確認1ロットが示す通貨の数量はFX会社によって異なり、日本国内のFX会社では1,000通貨または1万通貨が多いです。一方、海外のFX会社では、10万通貨を1ロットと数えることが一般的です。主要海外FX業者とダイナミックレバレッジを比較XS.com(エックスエスドットコム)のように、有効証拠金ベースのレバレッジを導入している海外FX業者は珍しくありません。しかし、レバレッジが制限される証拠金額はブローカーごとに異なるため、運用する資金の額によっては希望するレバレッジを利用できない場合もあります。そこで、XS.comと主要な海外FX業者の人気銘柄のレバレッジを比較しました。メジャー通貨ペア一般的にメジャー通貨ペアは、海外FXの取扱銘柄の中でも特に高いレバレッジが適用される銘柄です。今回は海外FX業者の中でも、1,000倍以上のレバレッジを導入しているブローカーをピックアップしました。(エックスエムトレーディング)5~40,000ドル:1,000倍40,001~80,000ドル:500倍80,001~200,000ドル:200倍200,001ドル~:100倍(エクスネス)~999ドル:無制限1,000~4,999ドル:2,000倍5,000~29,999ドル:1,000倍30,000ドル~:500倍(ビッグボス)0~19,999ドル:1,111倍20,000~49,999ドル:555倍50,000~99,999ドル:200倍100,000ドル~:100倍(エイチエフエム)~4,999ドル:2,000倍5,000~39,999ドル:1,000倍40,000~99,999ドル:500倍100,000ドル~:200倍(エックスエス)0~5,000ドル:2,000倍5,001~20,000ドル:1,000倍20,001~40,000ドル:500倍40,001ドル~:200倍最大レバレッジを比較するとExness(エクスネス)が最も高くなっており、999ドル以下であれば無制限のレバレッジが適用されます。一方、今回比較したブローカーの中で最大レバレッジが最も低く設定されているのはXMTrading(エックスエムトレーディング)です。しかし、XMTradingは40,000ドルまで、1,000倍のレバレッジでトレードできます。他のブローカーで同じ額の資金を使って取引する場合、レバレッジは500倍前後に制限されます。メジャー通貨ペアのハイレバレッジを活かして、少額で大きな利益を狙いたい方にはExness、資金が増加しても極力高いレバレッジを利用したい方には、XMTradingやBigBoss(ビッグボス)が向いているといえるでしょう。ゴールド貴金属はCFD銘柄の中でも、比較的高いレバレッジを採用している会社が多い銘柄です。近年では金価格の上昇やボラティリティの高さが注目されるようになり、ゴールドCFDの人気が高まっています。(エックスエムトレーディング)5~40,000ドル:1,000倍40,001~80,000ドル:500倍80,001~200,000ドル:200倍200,001ドル~:100倍(エクスネス)~999ドル:無制限1,000~4,999ドル:2,000倍5,000~29,999ドル:1,000倍30,000ドル~:500倍(ビッグボス)0~19,999ドル:1,111倍20,000~49,999ドル:555倍50,000~99,999ドル:200倍100,000ドル~:100倍(エイチエフエム)~4,999ドル:2,000倍5,000~39,999ドル:1,000倍40,000~99,999ドル:500倍100,000ドル~:200倍(エックスエス)0~5,000ドル:2,000倍5,001~20,000ドル:1,000倍20,001~40,000ドル:500倍40,001ドル~:200倍今回比較した海外FX業者のゴールドCFDでは、メジャー通貨ペアと同様の条件が設定されていました。そのため、レバレッジを最大限に活用したい場合はExness、資金が増加しても極力高いレバレッジを利用したい場合はXMTrading・BigBossを利用すると良いでしょう。 ただし、24時間以上ポジションを保有するのであれば、スワップポイントによるコストに注意が必要です。1ロットあたりのスワップポイント(エックスエムトレーディング)ロング:-6,941円ショート:2,756円(エクスネス)ロング:-555円ショート:0円(ビッグボス)ロング:-4,434円ショート:2,770円(エイチエフエム)ロング:-6,835円ショート:0円(エックスエス)ロング:-6,817円ショート:274円上の表は当サイトのスワップポイント比較ツールで、執筆時点(2025年4月9日)での各社の週平均のスワップをまとめたものです。XMTradingの買いポジションの1ロットあたりのスワップは-6,941円で、5社の中で最もコストがかかります。長期取引では一般的にレバレッジを低く設定することが多いため、スワップによるコストが少ないExnessが向いているといえるでしょう。最新のスワップポイントは、下記のページで確認いただけます。参照:スワップポイント比較ツール今後は有効証拠金ベースのレバレッジへ移行エクイティレバレッジが導入され、より柔軟な運用が可能になりました。現状ではエクイティレバレッジ口座とロットベースの口座の両方を利用できるため、以前よりも幅広いトレーダーのニーズに対応できるようになったといえます。しかし、XS.comはレバレッジを円滑に移行するために、ロットベースの口座をそのまま利用できるようにしていると説明しています。従来の口座を今後も使い続けられるか不明なため、将来的にロット数ベースのレバレッジが廃止される可能性も考慮しておくべきでしょう。その時になって慌てないように、定期的に海外FXの情報をチェックすることをおすすめします。海外FX業者を比較する際は、レバレッジが制限される証拠金額はもちろん、取引コストや取扱銘柄などを確認して、総合的に判断することが大切です。

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2024年11月21日、XS.comでレートの配信が停止するトラブルが発生しました。XS.comは今回の不具合により発生したユーザーの損失を補償する方針を示しています。トラブルの内容やXS.comの対応をまとめました。
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