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TradeViewには出金拒否の噂なし!信頼できるA-BookのFX業者

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update 2024.07.15 12:57
TradeViewには出金拒否の噂なし!信頼できるA-BookのFX業者

update 2024.07.15 12:57

Tradeview(トレードビュー)は取引環境の良さに定評がある海外FX業者で、大口取引での利用を検討する人も少なくありません。運用額が高額な場合は特に、出金拒否がない業者を利用することが重要です。

TradeViewは、完全A-Book(顧客の注文を全てカバーする仕組み)であることを公言しており、これまでに出金拒否の前例がない信頼できる海外FX業者です。

この記事では、TradeViewに出金拒否のうわさがあるかどうかや取引の際の禁止事項、利用する際の注意点について紹介します。

TradeView出金拒否の噂を調査

Tradeview(トレードビュー)の信頼度は非常に高く、出金拒否のうわさを目にすることもほとんどありません。

しかし念のため、Myforex編集部では、Twitter(ツイッター)でTradeViewの出金拒否のうわさを調査しました。さらに、出金拒否があったかどうかについてサポート部門にも問い合わせをしています。

SNSの調査でも証拠はなし

「TradeView 出金拒否」で直近2年分のツイートを調査したところ、2022年11月に2件だけ、「TradeViewが出金拒否をしている」といううわさに言及する人がいたようです。しかし、うわさを聞いたという程度で、その後は全く出金拒否の話は出ていません。

本当に出金拒否が起きている海外FX業者の場合、出金拒否にあった人自身が海外FX業者とのやりとりのスクリーンショットなどを掲載することが多いので、TradeViewは送金関連のトラブルが起きていない海外FX業者といえます。

出金拒否の前例なしとの回答

TradeViewに出金拒否の前例はあるのかどうかサポートに問い合わせたところ、「営業開始から19年間で出金トラブルの前例はない」との回答が得られました。

日本人の間での知名度は低いですが、TradeViewは2004年に設立された老舗の海外FX業者です。19年間トラブルがなかったという実績を考慮すると、TradeViewは信頼性の高い海外FX業者といえるでしょう。

ボーナスなしは出金拒否のリスクは低い

一般的に、ボーナスを提供していない海外FX業者では出金拒否のリスクが低くなります。

ボーナスを提供している海外FX業者の場合、ボーナスを利用して不正に利益を得ることができてしまうため、利用規約の禁止事項などがその分厳しめに設定されています。

例えば、有名な禁止事項にボーナスのクッション機能を利用して、ノーリスクで利益を得ようとする「ボーナスアービトラージ」があります。

point クッション機能とは

クッション機能とは、自己資金がなくなってもボーナスが消滅せず、ボーナス自体を証拠金として取引できる機能のことです。XMTrading(エックスエムトレーディング)やFXGT(エフエックスジーティー)などの大手海外FX業者が提供しており、海外FX業者の人気サービスの一つです。

ボーナスアービトラージでは、海外FX業者2社を使って両建てをします。そして、片方に負けトレードを集中させることで口座の有効証拠金をゼロにします。

100%入金ボーナスを受け取っていた場合、損失分の半分は海外FX業者の負担になりますので、勝ちトレードを集中させた方の海外FX業者ではその分の利益をノーリスクで得られることになります。これがボーナスアービトラージです。

TradeViewボーナスアービトラージの仕組み

このようなボーナスアービトラージを行ってしまうと、利用規約違反となり利益が取り消される(出金拒否)のリスクがあります。ボーナスを提供していない海外FX業者ではこうした不正利用のリスクが低くなるため、出金拒否はほとんど発生しません。

なお、ボーナスを提供しないブローカーにはTradeViewのほか、Titan FX(タイタンエフエックス)やExness(エクスネス)、XS.com(エックスエス)などもあります。

TradeViewの禁止事項は?

海外FX業者の出金拒否は、悪質な場合もありますが、ほとんどが利用者側の利用規約違反です。

優良業者でも、利用規約に違反してしまうと利益の取り消し(出金拒否)の可能性はあります。海外FX業者を利用する際は、利益の取り消しに合わないよう、事前に利用規約をよく確認することが重要です。

ここからは、Tradeview(トレードビュー)の禁止事項について紹介します。

禁止事項は原則なし

TradeViewの利用規約は、こちらのページから確認できます。

TradeViewには、禁止事項はありません。

ほかの海外FX業者では、アービトラージ取引が禁止されていることもありますが、TradeViewはアービトラージも含めたさまざまな取引手法が認められているということです。

TradeViewでは禁止事項がそもそもないために出金拒否の前例がありません。安心して利用できる海外FX業者といえます。

完全なA-Book業者

TradeViewが禁止事項を設定していないのは、完全なA-Bookを採用しているためです。

海外FX業者の注文処理方式には、A-BookとB-Bookがあります。A-Bookの特徴は、トレーダーの注文をそのままカバー先金融機関(インターバンク市場)に発注することです。

TradeViewA-BookとB-Bookの違い

トレーダーが損失を出しても利益を出しても、リスクはカバー先の金融機関が負うため、TradeViewに損失は発生しません。そのため、禁止事項なしでサービスを提供できるのです。

出金拒否と思ったら出金ルールを確認

これまで紹介したとおり、Tradeview(トレードビュー)で出金拒否が起きる可能性は低いです。そのため、TradeViewで出金できない場合、出金ルールを守っていないために手続き上の理由で、出金申請が通らなかった可能性が考えられます。

うっかり見落としがちな出金ルールは以下の通りです。

  • クレジットカードは入金分までの出金
  • bitwallet入金分は他の方法では出金できない
  • 証拠金維持率が低いと保留になる可能性

クレジットカードは入金分までの出金

クレジットカードでの出金は手続き上、返金という形式をとるため、入金額以上は出金できません。

トレードで利益が出た場合は、銀行送金やbitwallet経由で出金しましょう。

bitwalletでは入金額以上を出金できない海外FX業者もありますが、TradeViewではbitwalletで利益分の出金も可能です。

bitwallet入金分は他の方法では出金できない

TradeViewでは、bitwalletで入金した分はbitwalletで出金する必要があります。STICPAYや銀行送金などで出金することはできませんので注意しましょう。

証拠金維持率が低いと保留になる可能性

一部の海外FX業者では、出金によって強制ロスカットの可能性が高まるのを防ぐため、出金の際に一定以上の証拠金維持率を保てる金額のみ出金申請を受け付けています。

TradeViewでは、出金申請の際に確保すべき証拠金維持率ははっきり決まっていませんが、出金後に200~300%の証拠金維持率になるケースでは、サポート部門の判断で出金が保留になる場合があります。

なるべく証拠金維持率に余裕を持たせて出金を申請した方が良いでしょう。

TradeViewを利用する際の注意点

Tradeview(トレードビュー)は信頼性の高い海外FX業者ではありますが、やや上級者向けで使いづらい点もあります。

TradeViewの利用を検討している方は、下記のような点に注意してください。

  • 日本市場に力を入れていない
  • 入金方法が限られる
  • マイページが使いづらい

日本市場に力を入れていない

TradeViewは、公式サイトを見ても取引条件などが確認しづらく、日本市場にあまり力を入れていません。

日本向けに営業している海外FX業者は日本語対応のライブチャットを提供していることが多いですが、TradeViewのライブチャットは英語のみで、日本語でのやり取りはメールになります。

上記のような理由から、TradeViewは海外FXに慣れた上級者が利用しているケースが多いです。

海外FX業者に慣れていない方は、Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)、XMTrading(エックスエムトレーディング)など日本語対応の充実している海外FX業者から始めると良いでしょう。

Exness Titan FX XMTrading
Exness Titan FX XMTrading

数年前まではTradeViewはほかの海外FX業者よりもかなりスプレッドが狭く、スプレッドを重視するトレーダーから人気を集めていました。しかし現在はブローカー間の競争が進んだことで、ほかの海外FX業者のスプレッドも狭くなっています。近年ではTradeViewと同等かそれ以上の低スプレッドで、レートを配信しているブローカーも珍しくなくなりました。

TradeViewドル円のスプレッドを比較

なお、TradeViewの評価が高い理由の一つとして、海外FX業者としては珍しく「信託保全」を採用している点が挙げられます。

point 信託保全と分別管理

信託保全とは、顧客の資産を信託銀行などの第三者が保管することです。信託保全が採用されている場合、万が一FX会社が倒産してしまっても、第三者経由で速やかに返金が行われます。一方、分別管理は、顧客の資産をFX会社の運営資金とは別に保管する管理方法です。顧客の資産がFX会社の運営資金の補填に使われることはありませんが、管理者がFX会社になりますので、信託保全のような速やかな返金は保証されません。

日本人顧客が登録できる法人はペルーの子会社ですが、TradeViewの本社はイギリス領ケイマン諸島金融庁(CIMA)のライセンスで運用されています。ペルーの子会社の顧客にも、信託保全やコンプライアンス体制などはCIMAと同様のものを適用しているそうです。

入金方法が限られる

TradeViewはさまざまな入出金方法に対応していますが、日本人にはなじみがないものが多く、主な入金手段は海外銀行送金・bitwallet・STICPAYの3つになります。

日本人に人気の海外FX業者では、国内銀行送金・bitwallet・クレジットカードの3つが利用しやすくなっていることが多いので、TradeViewはかなり不便に感じてしまうかもしれません。

ちなみに、TradeViewでもクレジットカードは一応利用できますが、日本円に対応していないため、カード会社が設定した不利な為替レートで入金されてしまうリスクがあります。

マイページが使いづらい

TradeViewのマイページは、口座ごとに1つのマイページとなっています。そのため、複数の口座を一つのマイページで管理することができず、口座ごとにログインしなおす必要があります。

日本語対応の海外FX業者はほとんど全て、複数口座が開設可能で、マイページ経由で一括管理できる方式を採用しているため、TradeViewのこの形式は非常に使いづらい原因となっています。

また、口座間の資金移動も自動化していないため、サポート部門に資金移動をしてもらうタイムラグが発生します。

TradeViewの出金拒否リスクは低い

SNSで出金拒否のうわさが出ていないことや利用規約の内容、サポートが出金拒否の前例なしと回答していることからも、Tradeview(トレードビュー)は出金拒否のリスクが低い海外FX業者だということがわかります。

一方でデメリットとして、日本語サポートの対応や入出金方法が限られること、マイページが使いづらいなどの点に注意が必要です。

狭いスプレッドや約定力などの取引環境には定評があり、取引ツールとしてcTraderも採用されていますので、デメリットを考慮しても使い続ける上級者が多い海外FX業者です。


Date

作成日

2023.12.08

Update

最終更新

2024.07.15

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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