作成日
:2025.01.10


2025.03.18 04:08
仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。2024年12月30日には、大手取引所Binance(バイナンス)がメガドロップでのSOLVの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。
当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
2024年12月30日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、メガドロップでの仮想通貨(暗号資産)SOLVの取り扱いを発表しました。
画像引用:Binance
Binanceメガドロップは、Binanceが新しく発表したトークンローンチプラットフォームです。仮想通貨BNBをステーキングしたり、Binance Web3ウォレットを使ってクエストを完了することで、ポイントを獲得できます。このポイント数に応じて、各ユーザーに合計5億8,800万SOLVが分配されるようです。
SOLVのメガドロップは、2025年1月7日午前9時〜1月17日午前8時59分(日本時間)まで開催されます。その後、SOLVは2025年1月17日午後7時(日本時間)にBinanceに上場する予定です。
仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。
画像引用:Solv Protocol
SOLVは、プロトコル上でのステーキングやガバナンス投票などに利用されます。また、SOLVの保有者はSolvBTC(詳細は後述)の償還手数料などが割引されるメリットもあります。
Solv Protocolでは、ビットコインをステーキングして報酬を獲得できます。保有しているビットコインを運用し、利回りを得たいユーザー向けのプロトコルとなっています。
ビットコインは市場全体の時価総額の約50%を占める仮想通貨です。しかし、イーサリアム(ETH)のようにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のステーキングの仕組みがないため、ネイティブな利回りを得る手段がありません。
そこでSolv Protocolは、ビットコインを運用できる仕組みを提供し、ビットコインの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。
ユーザーは、ビットコインもしくはビットコインのラップドトークンをSolv Protocolに預けると、SolvBTCを受け取れます。SolvBTCはビットコインに1:1でペッグ(価格連動)するトークンです。
SolvBTCは様々なDeFiプロトコルで運用できますが、SolvBTCをステーキングして利回りを獲得することも可能です。Solv Protocolでは、以下の4つのプロジェクトと提携しており、ステーキング先を選択できます。
画像引用:Solv Protocol
SolvBTCをステーキングすると、ユーザーは各プロジェクトのLST(リキッドステーキングトークン)を受け取れます。例えば、BabylonでSolvBTCをステーキングしたらSolvBTC.BBNを、EthenaでステーキングしたらSolvBTC.ENAを受け取ります。
これらのLSTは各種DeFiでの運用もできるため、ステーキング報酬を得ながら、さらなる利回りを獲得することも可能です。
現在の仮想通貨市場では、WBTCやcbBTC、BTCBなど様々なビットコインのラップドトークンがあります。これらのトークンを使うことで、ユーザーはDeFiでのビットコインの運用が可能となります。
しかし、多様なラップドトークンが流通したことで、複数のチェーン間で流動性が断片化(サイロ化)していると、Solv Protocolは説明しています。これによりチェーン間でのシームレスな移動が難しくなり、DeFiでのビットコインの利用が制限される可能性があるでしょう。
Solv Protocolはこの問題を解決するために、複数のチェーンの流動性を統合したSolvBTCを発行しました。SolvBTCを利用することで、ユーザーは以下のチェーンを自由に移動しながら、様々なDeFiプロトコルでビットコインを運用できるとしています。
画像引用:Solv Protocol
Solv Protocolは、SAL(Staking Abstraction Layer:ステーキング抽象化レイヤー)と呼ばれるコアインフラを開発しています。
SALでは、複数のエコシステムでの複雑なビットコインステーキングを、統一のインターフェースを提供して簡素化しています。ユーザーはSALを利用することで、複数のブロックチェーンでの多様な運用方法にアクセス可能です。
X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)SOLVに関する様々な投稿が見られます。直近では、BinanceメガドロップでのSOLVの取り扱いに対して、ポジティブな反応をしているユーザーが複数確認できました。
また、仮想通貨市場でビットコイン(BTC)関連のエコシステムが注目されていることもあり、「ビットコインを活用できるSolvにはかなり期待」と投稿しているユーザーも見られます。
一方、ネガティブな意見として、Solv Protocolが預け入れられたビットコインをロックせずに循環させ、TVLを水増ししているとの疑惑が出ています。Solv Protocolのファウンダーは疑惑を否定していますが、利用者は念のため疑惑の内容を確認しておいてもよいでしょう。
仮想通貨(暗号資産)SOLVの将来性に関わる項目として、以下が挙げられます。
画像引用:Solv Protocol
Solv Protocolは、これまでに合計2,500万ドルもの資金調達に成功しています。投資家にはBlockchain CapitalやBinance Labs、Laser Digital、OKX Venturesといった大手VCが顔を揃えています。
こういった点からも、Solv Protocolには強力な後ろ盾があることがわかります。
2024年1月にはアメリカでビットコイン(BTC)現物ETFが承認され、トランプ次期大統領も仮想通貨政策を押し進めるなど、今後は世界中でビットコイン投資が一般化していく可能性があります。
ビットコインへの投資が拡大するに伴い、ビットコインの運用需要も高まっていくと考えられるでしょう。こういった流れは、Solv Protocolにとって追い風となり、利用拡大に繋がっていくかもしれません。
画像引用:Solv Protocol
当記事執筆現在(2025年1月9日)、Solv Protocolには約2万5,000枚ものビットコインが預け入れられており、TVLは26億ドルを超えています。トータルユーザー数も70万人を突破するなど、ビットコイン保有者からの支持を獲得しています。
今後もSolv Protocolが安定的なサービスを提供できれば、ますますビットコインホルダーの取り込みが加速するかもしれません。
仮想通貨(暗号資産)SOLVの総供給量は96億6,000万SOLVですが、ネットワークガバナンスによって増加する可能性があります。初期総供給量は84億SOLVとなっており、上場時の初期流通量はそのうちの17.65%(14億8,260万SOLV)となる予定です。
仮想通貨SOLVの分配先と比率は、下の画像の通りです。
チームやアドバイザーのトークンは、1年のロック期間を経た後、2年9ヶ月かけて徐々にロック解除されます。このことから、運営側は長期的にプロジェクトを運営していく意向を持っていることがわかります。
また、プライベートセール投資家に割り当てられたトークンは、1年のロック期間を経た後、1年9ヶ月かけて徐々にロック解除されるスケジュールが組まれています。
画像引用:Binance
仮想通貨SOLVの使い道として、以下などが挙げられます。
SOLVはガバナンストークンとして機能し、保有者はプロジェクトの方向性を決める投票に参加できます。
SOLVをSAL(Staking Abstraction Layer)でステーキングすると、プロトコルからの報酬を得られます。
SOLVの保有者は、SolvBTCの償還手数料などの割引を受けられます。
仮想通貨(暗号資産)SOLVのリスクとして、SolvBTCのデペッグ(価格乖離)が挙げられます。
ユーザーはSolv Protocolにビットコイン(BTC)もしくはビットコインのラップドトークンを預けると、SolvBTCを受け取れます。SolvBTCは、ビットコインに1:1でペッグしたトークンですが、ビットコインではありません。
そのため、もしユーザー資産を保管しているウォレットにハッキングなどが発生した場合、SolvBTCがビットコインとデペッグしてしまう可能性があります。
SolvBTCのデペッグなど、Solv Protocolで何らかのトラブルが発生した際には、ネイティブトークンであるSOLVの価格にも影響があると考えられます。SOLVへの投資を検討する際には、こういったリスクに注意する必要があるでしょう。
Solv Protocolは、ビットコイン(BTC)をステーキングして運用できるプロトコルです。今後、ビットコインへの投資が一般化していくことで、Solv Protocolの利用者も拡大していく可能性があります。
ビットコインエコシステムに注目している方は、Solv Protocolの動向にも注視しておくとよいかもしれません。
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作成日
:2025.01.10
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最終更新
:2025.03.18
2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。
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