Select Language

仮想通貨HMSTRの将来性は?Telegram上のWeb3ゲーム「Hamster Kombat」を解説

仮想通貨HMSTRの将来性は?Telegram上のWeb3ゲーム「Hamster Kombat」を解説

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2024.09.07 03:31
仮想通貨HMSTRの将来性は?Telegram上のWeb3ゲーム「Hamster Kombat」を解説

update 2024.09.07 03:31

仮想通貨(暗号資産)HMSTRは、Telegram(テレグラム)上で開発されているHamster Kombat(ハムスターコンバット)の独自トークンです。2024年3月のリリース以降、Telegramのユーザーベースを活用することで、多くのユーザー獲得に成功しています。

当記事では、仮想通貨HMSTRやHamster Kombatの特徴、将来性、X(旧Twitter)上での評判などを解説します。

仮想通貨HMSTRとは

仮想通貨(暗号資産)HMSTRは、3億人を超えるユーザーを獲得しているゲーム、Hamster Kombat(ハムスターコンバット)の独自トークンです。

仮想通貨HMSTRとは

画像引用:Hamster Kombat

Hamster Kombatは、Telegram(テレグラム)上で開発されているTap to Earn(タップして稼ぐ)のゲームです。ゲーム内容としては、ユーザーが仮想通貨取引所のCEOとなるシミュレーションゲームであり、10億人のWeb2ユーザーをWeb3の世界に迎え入れることをミッションとしています。

仮想通貨HMSTRは、コミュニティ主導のトークンとされており、今後様々なユーティリティ(使い道)が付与されると考えられます。

当記事執筆現在(2024年8月4日)、HMSTRはまだ正式リリースされていませんが、海外取引所のBybit(バイビット)が提供するプレマーケットで取引が可能です。

Telegram上のゲームプラットフォーム

Hamster Kombatは、メッセージングアプリのTelegram上で構築されているWeb3ゲームです。2024年7月30日時点で、Telegramは9億5,000万人以上ものユーザーを抱える、最大のソーシャルメディアの一つとなっています。

この巨大なTelegramのユーザーベースを活かすことで、Hamster Kombatは多くのユーザーにアプローチしています。

Tap to Earnの仕組みを導入

Hamster Kombatは、ユーザーが画面をタップして稼げるTap to Earnのゲームです。具体的には、画面をタップしたり、友達を招待するなどしてゲーム内コインを獲得します。また、期間限定イベントなども開催されており、ユーザーの継続的な参加を促しているようです。

Hamster Kombatのプレイ画面

画像引用:Hamster Kombat

タップしてプレイするという仕組みに加え、Telegramから簡単にアクセスできることから、参入ハードルが低い点が特徴といえるでしょう。

Tap to Earnゲームは仮想通貨業界で人気が出ており、過去には仮想通貨NOTを発行しているNotcoinが話題となりました。

大規模なエアドロップを予定

仮想通貨HMSTRは、Hamster Foundationという非営利組織によって発行・運営される予定です。今後、大規模なエアドロップが計画されており、エアドロップ総量のうち60%がプレイヤーに、残りが市場流動性やエコシステムパートナーシップ、チーム報酬などに配分されるようです。

また、HMSTRにはVC(ベンチャーキャピタル)など投資家の後ろ盾がありません。そのため、投資家による売却圧力が発生することがなく、トークンの需給やコミュニティの関心によって価格が決まることを強みとして打ち出しています。

X(旧Twitter)上での評判

X(旧Twitter)では、今後予定されている仮想通貨(暗号資産)HMSTRのエアドロップに期待する声が見られます。

アクティブユーザー数も多く、3億人を超えるコミュニティを形成していることから、エアドロップの規模も大きなものになるのではないかと予想するユーザーもいるようです。

また、大手取引所Binance(バイナンス)の取引画面にHMSTRが追加されたことも話題になっています。

BinanceでのHMSTRの取引画面

画像引用:Binance

Binanceをはじめとする複数の大手取引所にHMSTRが上場すれば、ゲームプレイヤーだけでなく、多くの投資家からも注目を集めるかもしれません。

仮想通貨HMSTRの将来性

仮想通貨(暗号資産)HMSTRの将来性について、以下の3点から考察します。

  • ソーシャルメディアでの注目度の高さ
  • Telegramの巨大ユーザーベース
  • Web2からWeb3への橋渡し役

ソーシャルメディアでの注目度の高さ

Hamster KombatのYouTubeチャンネル

画像引用:Hamster Kombat

Hamster Kombat(ハムスターコンバット)は2024年3月のリリース以来、多くのユーザーから注目を集めています。ソーシャルメディア上の実績としては、以下のようなものが挙げられます(2024年7月29日時点)。

  • Telegram登録者数が5,300万人
  • YouTubeチャンネル登録者数が6日間で1,000万人超え(世界最速記録)
  • 2024年7月29日現在のYouTube登録者は3,400万人
  • X(旧Twitter)のフォロワー数が1,200万人

これらの数字は、Hamster Kombatが短期間で巨大なコミュニティを形成し、高いエンゲージメントを維持していることを示しています。日々のアクティブプレイヤー数も5,000万人に達しており、ユーザーから大きく期待されているゲームといえるでしょう。

Telegramの巨大ユーザーベース

Telegram(テレグラム)は、9億5,000万人以上のユーザーを抱える巨大なプラットフォームです。このユーザーベースは、Hamster Kombatの潜在的なユーザーとなる可能性を秘めています。

Telegramの成長に伴い、Hamster Kombatの参加者も増加すれば、仮想通貨HMSTRの価値向上につながるかもしれません。

Web2からWeb3への橋渡し役

Hamster Kombatは、すでに多くのユーザーを抱えるTelegram上でゲームを開発することで、Web2のユーザーが簡単にWeb3に参入できる環境を提供しています。

これはWeb3の各種技術の複雑さや、必ずしも優れているとはいえないユーザー体験など、従来の課題を克服する重要な要素となっています。一般的に、Web3アプリケーションではブロックチェーン、仮想通貨ウォレット、トークンなどの理解が必要であり、これらが多くのユーザーにとって参入障壁になっていました。

しかし、Hamster Kombatは、誰でも取り組みやすいTap to Earnゲームを提供することで、この問題を解決しようとしています。タップするという単純な操作で参加できるため、仮想通貨に不慣れなユーザーや、ライトなユーザーなど幅広い層を取り込める可能性があります。

このようなアプローチを取っていることから、Hamster Kombatは莫大な数のユーザーをWeb3エコシステムに迎え入れる可能性を秘めています。これらの要素は、Hamster Kombatのさらなる成長や、仮想通貨HMSTRの価値向上に貢献するかもしれません。

仮想通貨HMSTRの注意点

Hamster Kombat(ハムスターコンバット)は、今後多くのTelegram(テレグラム)ユーザーをWeb3の世界に引き込める可能性を秘めたゲームです。しかし、裏を返せば誰でも参加できるため、仮想通貨(暗号資産)に不慣れなユーザーも多数参入してくると考えられます。

このような状況下では、HMSTRの価格が下落した際に、経験の浅いユーザーによる狼狽売りが発生し、価格の急落を引き起こすことがあるかもしれません。

人々をWeb3に引き込めるか

Hamster Kombat(ハムスターコンバット)は、Telegram(テレグラム)のユーザーベースを活用し、Web3への新たな入り口を提供しているプロジェクトです。Tap to Earnの仕組みによって多くのユーザーを獲得し、ソーシャルメディア上でも大きな注目を集めています。

今後、大規模なエアドロップの実施も予想されることから、引き続き情報を追い続ける価値はあるかもしれません。


Date

作成日

2024.08.06

Update

最終更新

2024.09.07

タモ | tamo

Web3ライター

arrow
タモ

フリーランスのWebライター。ブロックチェーンがもたらす非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・ブロックチェーンゲームなどweb3のジャンルにしぼって記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験を活かし、暗号資産の投資情報をできる限りわかりやすくお届けします。

【X(Twitter)】
https://twitter.com/tamo_1985
【note】
https://note.com/tamo_1985

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。
update2025.01.10 19:30

【無料ツールも】MT4/MT5で複数チャートを同期スクロールし、分析を劇的に変える方法!

MT4/MT5ではインディケータを使うことで複数チャートを同期してスクロールできます。この記事ではMT4/MT5の複数チャートを同期してスクロールできるインディケータについて、実際に使ってみた感想も交えながら紹介していきます。
update2024.11.07 19:00

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.11.28 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

MT4でEAを使って自動売買をするならストラテジーテスターにより利益が出るかテストが必要です。本記事では、ストラテジーテスターの実践的な使い方や疑問を感じやすいポイントを解説します。
update2025.01.10 19:00

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

海外FX業者XMTradingは、1月2日~1月31日までの期間限定で「おみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。賞金総額は1,000万円以上であり、抽選で100名に最大75万円の現金がキャッシュバックされます。
update2025.01.06 19:00

XMTradingがお年玉プロモーションを実施

海外FX業者XMTradingは、2024年12月3日〜12月31日までの期間限定で、お年玉プロモーションを実施すると発表しました。200ドル相当を入金して、2ロット以上取引すると抽選に参加できます。
update2024.12.03 19:00

MT4/MT5でも日本時間を簡単に表示できる!日本との時差については図解で理解しておこう

MT4/MT5では通常、表示される時間が日本時間から6時間ほどずれています。頭の中で「表示される時間 + 6時間」などと計算すれば、日本時間に変換可能です。しかし慣れないうちは少し不便なので、日本時間を表示させる外部ツールも活用されています。
update2024.11.27 19:30

このローソク足あと何秒!?残り時間を表示するMT4/MT5のインディケータを比較

MT4やMT5でトレードする際、インディケータを使えばローソク足が確定するまでの残り時間を表示できます。アラート機能付きや残り時間以外の情報も表示するインディケータもあります。本記事では、MT4・MT5にローソク足の残り時間を表示するインディケータを紹介します。
update2024.12.12 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル