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仮想通貨MEMEがBinance Launchpoolに登場!9GAGが手がけるMemelandのネイティブトークンについて解説

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update 2023.11.07 15:06
仮想通貨MEMEがBinance Launchpoolに登場!9GAGが手がけるMemelandのネイティブトークンについて解説

update 2023.11.07 15:06

2023年10月27日、大手取引所Binance(バイナンス)が、Binance Launchapoolにて仮想通貨(暗号資産)MEMEの取り扱いを発表しました。

MEMEは、9GAGが手がけるMemelandのネイティブトークンです。ロードマップや仮想通貨の使い道などは示されておらず、完全なミームコインとして発行されています。それにも関わらず、MEMEは仮想通貨コミュニティで注目を集めています。

当記事では、仮想通貨MEMEの将来性やSNS上での評判、Memelandが展開するNFTコレクションなどを解説します。

仮想通貨MEMEがBinance Launchpoolに登場

2023年10月27日、大手取引所Binance(バイナンス)は、Binance Launchpoolでの仮想通貨(暗号資産)MEMEの取り扱いを発表しました。

Binance Lauchipoolでの仮想通貨MEMEの取り扱い告知バナー

画像引用:Binance公式Twitter

point Binance Launchpoolとは

Binance Launchpoolは、BNBやその他の仮想通貨をステーキングし、報酬を山分けするサービスです。ステーキングプールに預け入れた仮想通貨の割合に応じて、報酬が割り当てられます。

Binance Launchpoolでは、BNB、TUSD、FDUSDを預け入れることで、仮想通貨MEMEを獲得できます。ステーキングできる期間は、2023年10月28日から11月27日(日本時間)までとなっています。

今回のBinance Launchpoolでは、毎日4,600万MEME、合計13億8,000万MEMEを報酬として排出します。また、Binanceは、2023年11月3日にMEME/USDT、MEME/BNBの通貨ペアを上場すると発表しています。

仮想通貨MEMEとは

仮想通貨(暗号資産)MEMEは、Memelandのネイティブトークンです。その名前の通り、MEMEはミームコインとして発行されます。

仮想通貨MEME

画像引用:Memecoin

point ミームコインとは

ミームコインはインターネットミーム(主にSNSで流行したネタなど)を元にしており、ジョークや遊びとして作られた仮想通貨全般を指します。

Memelandは、9GAGが手掛けるWeb3.0プロジェクトの名称です。当記事執筆時点(2023年10月30日)では、複数のNFTプロジェクトを展開しています。

Memelandのバナー

画像引用:Memeland

point Web3.0とは

Web3.0とは分権化された次世代のインターネット環境を指します。現代の中央集権型インターネット環境(Web2.0)は、大手IT企業が強い影響力を持っています。その一方、Web3.0では個々のユーザーが重要な役割を担います。

価値が約束されていない

仮想通貨MEMEは、完全なるミームコインです。ユーティリティはなく、ロードマップもありません。ホワイトペーパーによると、本質的な価値はなく、エンタメ目的のトークンだと説明されています。

point ホワイトペーパーとは

ホワイトペーパーとは開発チームが公開する文書であり、仮想通貨プロジェクトの全体像や将来像を示しています。ユーザーは、自己資金を投入する前にホワイトペーパーを読み込んで、プロジェクトの成功可能性やリスク等を確認します。

9GAGがプロジェクトを手掛ける

Memelandを手掛ける9GAGは、世界的に有名なインターネット・ミームプラットフォームです。ユーザーは、おもしろい画像や動画、GIFなどをプラットフォーム上で共有することができます。

9GAGの企業ロゴ

画像引用:9GAG

9GAGは、2008年に立ち上げられたスタートアップ企業です。ミームコンテンツを発信する同社のウェブサイトは、世界TOP500のウェブサイトにも選ばれています。また、9GAGは世界中で2億人を超える視聴者を獲得していると公表しています。

Twitterでの評判

仮想通貨(暗号資産)MEMEは、早くもTwitter(ツイッター)上で話題となっています。特に、Binance Launchpoolでの取り扱いについて、投稿しているユーザーが散見されます。

また、仮想通貨MEMEの登場により、ミームコインブームの再来に期待しているユーザーも確認できます。

仮想通貨MEMEの将来性を考察

仮想通貨(暗号資産)MEMEの将来性を予測するのは、非常に難しいでしょう。

そもそもMEMEは、他の仮想通貨とは性質が異なり、経済的な価値に囚われず、楽しむことを目的にしています。ホワイトペーパーでは、「MEMEには機能性、実用性、本質的価値はなく、金銭的利益、利息、配当などの約束はありません」と説明されています。つまり、無価値になる可能性も考えられます。

一方、MEMEがミームコインとして、成功する可能性もあります。そもそもミームコインは、ミームとして流行するのが重要であり、ユースケースや本質的な価値は、後からついてくると考えられます。

当記事執筆時点(2023年10月30日)で、仮想通貨MEMEとMemelandのTwitter(ツイッター)アカウントは、それぞれ約200万人以上のフォロワーを獲得しています。MEMEは、ドージコイン(DOGE)やペペ(PEPE)などのミームコインのように、大きな成功を収める可能性があるかもしれません。

MemelandのNFTコレクション

Memelandは、以下3つのNFTコレクションを展開しています。

  • Captainz
  • Potetoz
  • MVP

Captainz

OpenSeaでのCaptainz出品画像

画像引用:OpenSea

Captainzは、9,999体のNFTが発行されているPFPコレクションです。Memelandの代表的なNFTコレクションとなっており、上位のメンバーシップとしての役割を果たします。

Captainz保有者は、Memeland DAOでのガバナンス参加権が特典として付与されます。その他のユーティリティや特典についても、今後公開される予定とされています。

point DAOとは

DAOは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語で「分散型自立組織」と訳されます。つまり、中央管理者が存在しなくとも、参加者の活動によって機能する組織を指します。中央集権型の組織と比較して民主的で透明性が高いと見なされており、ブロックチェーンの普及で広く採用されています。

Potatoz

OpenSeaにおけるPotatozの出品画像

画像引用:OpenSea

Potatozは、9,999個のNFTからなるPFPコレクションです。基本レベルのメンバーシップ機能を持っており、2022年6月にフリーミントの形でローンチされました。

PotatozのNFTは成長する仕組みが採用されており、NFTの成長は仮想通貨MEMEや、NFTのエアドロップ、イベントへの参加権などと関連するとされています。

point ミントとは

ミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。

MVP

OpenSeaにおけるPotatozの出品画像

画像引用:OpenSea

MVPは、420個のNFTからなるトロフィーのデザインをしたコレクションです。Memeland内の宝物という設定になっています。

MVPは、Memelandにおけるプレミアムメンバーシップとして機能します。保有者には、専用DiscordのMVP専用ラウンジへのアクセス権や、NFTエアドロップ、イベント参加権、MVPメンバー限定のコラボレーションなどの権利が付与されます。

Memelandが関連サービスを開発中

Memelandは、公式ウェブサイトにて現在開発中の関連サービスを記載しています。当記事執筆時点(2023年10月30日)では、「Holders.com」「GMGM.com」「Stakeland」「Petsland」が開発中となっています。

具体的にどのようなサービスになるかは分からないものの、エコシステム拡大につながる可能性があります。

どう転ぶかわからないミームコイン

ミームコインは、将来性を予測するのが困難です。仮想通貨(暗号資産)市場では、様々なミームコインがリリースされており、無価値となっているものも少なくありません。しかし、ドージコイン(DOGE)やペペ(PEPE)のように、大きな価格上昇を見せ、成功しているミームコインも存在します。

仮想通貨MEMEは、ミームコインとして早くも注目を集めていますが、今後もその動向に注目です。


Date

作成日

2023.11.07

Update

最終更新

2023.11.07

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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