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仮想通貨FMBがBybit Web3 IDOに登場!参加方法を解説

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update 2025.12.03 13:21
仮想通貨FMBがBybit Web3 IDOに登場!参加方法を解説

update 2025.12.03 13:21

2023年5月16日、Bybit(バイビット)はトークンセールイベントのBybit Web3 IDOに、仮想通貨(暗号資産)FMBが登場することを発表しました。

FMBは「Flappymoonbird」というブロックチェーンゲームで使われる仮想通貨です。上場イベントに参加申請できるのは、5月16日午後7時から5月19日午後7時(日本時間)となっています。

本記事では仮想通貨FMBの特徴とIDO参加方法を紹介します。

仮想通貨FMB(Flappymoonbird)とは

仮想通貨FMBは、Flappymoonbirdというブロックチェーンゲームが発行する独自トークンです。NFTコレクション「MoonBird(ムーンバード)」を彷彿とさせる鳥がテーマとなっており、カジュアルゲームのメタバースプロジェクトとなっています。

また、無料でプレイできる「Free to Play」のNFTゲームであることも特徴の一つといえるでしょう。マルチチェーン対応しており、当記事執筆時点(2023年5月18日)ではイーサリアムとBNBチェーン上で開発されています。

Flappymoonbird

画像引用:Flappy MoonBird

Flappymoonbirdでは、複数のゲームを開発しています。現状では「Racing Birds」「FlappyMoonBird」という2種類のゲームがプレイ可能ですが、2023年中には20種類以上のゲームのローンチを目指しています。

ゲーム内容はプレイするタイトルによって異なりますが、報酬として仮想通貨FMBを獲得できる点は共通です。

仮想通貨FMBの使い道

仮想通貨FMBの使い道としては、以下の2つが挙げられます。

  • ガバナンストークン
  • ユーティリティトークン

ガバナンストークン

仮想通貨FMBは、Flappymoonbirdにおけるガバナンストークンとして機能します。

point ガバナンストークンとは

ガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。

仮想通貨FMBを保有することで、コミュニティの運営方針に対する投票権が付与される見込みです。

ユーティリティトークン

仮想通貨FMBは、ユーティリティトークンとしての機能も持っています。今後、Flappymoonbirdのエコシステムの拡大に伴い、より広く使用、消費されると考えられるでしょう。

また、ゲームをプレイして獲得したFMBを他の仮想通貨と交換したり、法定通貨に換金すること(Play to Earn)も可能です。

point Play to Earnとは

Play to Earnとは、遊んでお金を稼ぐことを指します。すなわち、ブロックチェーンゲームで遊ぶと、NFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。Play to Earnから派生したMove to Earn(運動して稼ぐ)なども、流行しています。

Bybit Web3 IDOの仕組み

Bybit Web3 IDOがどのようなものかは、IDOの意味を知ると理解しやすくなります。IDOは、企業やプロジェクト側がDEX(分散型取引所)経由で資金を集める仕組みです。取引所を使う投資家には、新規上場トークンを割安で買える機会を提供します。

仮想通貨のIEOとは

Bybit Web3 IDOは「Bybit Web3」というプラットフォームで行われ、そこで申し込むとトークンを購入できる可能性があるイベントです。

Bybit Web3で利用するBybit Walletは、Bybitが秘密鍵を管理する仮想通貨ウォレットです。そのため、Bybit Web3 IDOには中央集権的な要素があり、この点で一般的なIDOとは異なっています。

point Bybitの現物取引で取り扱われる

Bybit Web3 IDOへの参加はBybit Web3から行います。ただし、トークンの上場先はBybit Web3内ではなく、通常のBybitの取引所です。

Bybit Web3 IDOへの参加方法

Bybit Web3 IDOへの参加方法を紹介します。

参加条件とスケジュール

Bybit Web3 IDOの参加条件とスケジュールを紹介します。

仮想通貨FMB

仮想通貨(暗号資産)FMBの新規上場イベントの概要は以下の通りです。

条件等 説明
抽選に進むための条件
スナップショットの平均残高が200 USDC以上
(イーサリアムチェーン)
購入時に必要な金額 100 USDC、ガス代のETH
当選アカウント数 500 アカウント
1人あたり割当数量
10,000 FMB
(1 FMB = 0.01 USDC)

また、イベントは以下の3つの段階に沿って進行していきます。

イベントのフェーズ 期間・日時(日本時間)
IDOコミット期間 2023年5月16日午後7時~5月19日午後7時(※1)
IDO抽選 2023年5月22日午後7時30分
公開および購入期間 2023年5月22日午後7時30分~5月23日午後7時

(※1)残高確認のスナップショットが行われるのは、5月19日午後7時から5月22日午後7時の間です。

仮想通貨FMBは上記の段階を経て、Bybit Wallet内にあるUSDCと交換できるようになります。

IDOのコミット期間

Bybit Web3 IDOに参加するには、コミット期間中に参加申請を行います。参加申請は以下の条件を満たせば行えます。

  • Bybitへの登録
  • Bybit Walletの作成

ただし抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高の条件はイベントごとに変わります。

FMBの上場イベントでの条件は、スナップショットの平均残高が200 USDC以上(イーサリアムチェーン)であることです。

IDOの抽選

コミット期間を終えると抽選が行われます。当選者はスマートコントラクトによってランダムに選ばれます。当選したかどうかは、プラットフォーム上などから確認可能です。

point スマートコントラクトとは

スマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。

公開および購入期間

抽選結果が発表された後は、新規トークンの購入ができる期間に移ります。

当選した場合は、トークンの割当額が表示され、割安価格(1 FMB = 0.01 USDC)で購入できるようになります。この期間を過ぎた場合、購入は不可となるのでご注意ください。なお、購入数量は全額分となります。

当選しなかった場合、今回のイベントではトークンを購入できません。この場合、ネットワーク手数料を支払う必要はありません。

Bybit Web3 IDOに参加する手順

Bybit Web3 IDOへの大まかな参加方法は、以下の通りです。

  1. Bybit Web3 IDOにアクセス
  2. コミット期間中に参加申請
  3. 抽選結果を確認
  4. 当選した場合はトークン購入

より詳しく解説します。

手順1

下記のボタンからBybitにホーム画面に移行します。

手順2

上部メニューから「Web3」にカーソルを合わせて、「Bybit Wallet」をクリックします。

Bybitのホーム画面 Bybitのホーム画面

手順3

Bybit Web3のホーム画面上部にある「IDO」をクリックします。

BybitのWeb3ホーム画面 BybitのWeb3ホーム画面

手順4

セールに申し込みたいトークンの「詳細を見る」ボタンをクリックします。

Bybit Web3 IDOの参加ページ Bybit Web3 IDOの参加ページ

手順5

Bybit Web3 IDOページへの移行後、「IDOにコミット」をクリックします。

Bybit Web3 IDOの参加申請画面 Bybit Web3 IDOの参加申請画面

手順6

参加申請が完了すると、以下のような画面になります。参加申請が可能な期間(コミット期間)が終了すると、当選者が決定されます。

Bybit Web3 IDOのコミット完了表示

手順7

コミット期間が終了すると、画面の右側から当選したかどうかを確認できるようになります。コミット期間が終了するまでの時間は、画面中央のカウントダウンから確認可能です。

Bybit Web3 IDOへの参加申請後画面 Bybit Web3 IDOへの参加申請後画面

手順8

抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高が不十分なら入金しておきましょう。

入金方法は以下の記事で解説しています。

手順9

当選した場合は、トークンを割安価格で購入できるようになります。購入期間中に償還(購入)の手続きを進めてください。

注目サービスとなるか

Bybit(バイビット)の人気サービスにローンチパッドがあります。

ローンチパッドでは、上場直前に割安価格でトークンを購入できる可能性があります。購入できた場合、上場直後の価格上昇を狙って売り抜けることも可能なので、注目している人も少なくはないでしょう。

Bybit Web3 IDOも割安で新規上場予定のトークンが購入できるサービスです。

Bybit Web3 IDOは比較的新しいサービスであり、今回の仮想通貨(暗号資産)FMBが4回目の開催となります。どのような結果になるか楽しみですね。


Date

作成日

2023.05.19

Update

最終更新

2025.12.03

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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