Bybitの国内銀行送金方法を解説

Bybit（バイビット）では、各国に銀行口座を開設し、その国の銀行から振込できる「国内銀行送金」サービスを提供しています。

本社など一部の国宛ての海外銀行送金にしか対応していない仮想通貨取引所が多い中、このようなサービスを提供していることで、入金の選択肢が広くなっています。

また、Bybitでは国内銀行送金の手数料が無料になるキャンペーンを頻繁に開催しているので、お得に入金できる場合があります。

当記事では、Bybitの国内銀行送金の仕組みと、国内銀行送金での仮想通貨購入方法を解説しました。

Bybit（バイビット）では、日本円を直接取引口座に入金することができません。そのため、国内銀行振込は、振り込んだ日本円でUSDT（テザー）を購入する形で行われます。

Bybitの国内銀行送金では、手数料が発生します。また、交換レートも不利に設定されています。この2つがコストとなり、通常のドル円の為替レートよりも少ない金額で着金します。

手数料は、振込金額の3.5％（最小2,000円、最大5,500円）に設定されています。少額の入金でも2,000円の手数料が発生する一方で、大きな金額を送金しても5,500円以上の手数料は発生しません。

Bybitの銀行口座入金サービスは外部の決済機関「Echeck」と提携して提供されています。そのため、Echeckが提示するUSDTとの交換レートで入金が行われることになりますが、これは市場価格よりも不利なものになっています。

USDTは法定通貨の米ドルと価格が連動しますが、Echeckでは米ドルの市場価格よりも約4円ほど高い交換レートで日本円とUSDTの交換を行っています。つまり、10,000円分交換すると350円程度市場価格とのずれが発生することになります。なお、この交換レートは、空港などで利用できる一般的な両替サービスと同程度です。

ここからは、Bybit（バイビット）で銀行振込を行う方法を紹介します。

なお、口座開設・本人確認の方法は以下の記事で解説しています。

Bybit公式サイトの左上にある、「暗号資産の購入」にカーソルを合わせ、「Express」をクリックします。

各項目を入力して、「JPYで購入」ボタンをクリックします。

金額を確認し、免責事項への同意にチェックを入れた上で、「続ける」をクリックします。

Echeckのページに遷移しますので、振込に必要な情報を受け取りたいメールアドレスを入力し、「送信する」をクリックします。

届いたメール内の「本人認証画面へ進む」をクリックします。

本人確認のため、下記の入力・提出を求められますので、画面の指示通りに入力してください。

本人確認が完了すると、登録したメールアドレス宛てに「決済用URL通知メール」という件名のメールが届きますので、メール内の「購入確認画面へ進む」をクリックします。

「決済を続ける」をクリックします。

入金内容を確認して、「決済ページへ」をクリックします。

「次へ進む」をクリックします。

振込先銀行口座の情報が表示されますので、振込を行ってください。手数料が上乗せされた金額を振り込む必要があります。また、振込人名を指定されたコードに変更する必要がありますので、ご注意ください。

海外銀行送金のみ対応している仮想通貨取引所が多い中で、Bybit（バイビット）が国内銀行振込にも対応していることは大きなメリットです。

基本的には、手数料の面や交換レートが市場価格よりも不利になっていますので、ビットコイン（BTC）などの仮想通貨でBybitへの送金を行うほうが安くなります。

ですが、キャンペーン期間中などで銀行振込の方が安く送金できる場合や、仮想通貨を保有していない場合などに国内銀行送金を検討できます。