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Brave、検索エンジンBrave Searchのベータ版をリリース

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update 2022.04.20 12:28
Brave、検索エンジンBrave Searchのベータ版をリリース

update 2022.04.20 12:28

BATを用いた報酬プログラムが導入される可能性

6月22日、プライバシー機能に特化したWebブラウザを開発するBraveが、独自検索エンジンであるBrave Searchのベータ版をリリースしたことが明らかになった。[1]

今年3月、Braveは市場シェアの90%を占めるGoogle(グーグル)に対抗するために、買収したTailcatを基礎に新しい検索エンジンの開発に取り組んでいると発表していた。今回、Braveは10万人を超えるユーザーを巻き込んだテストなどを経てBrave Searchをリリースすることを実現したという。Brave SearchはBraveブラウザと同様にプライバシーに焦点を当てており、ユーザーの検索やクリックを追跡せず、広告を表示しない有料のオプション機能なども備えている。また、Brave SearchはBraveブラウザのデフォルトの検索エンジンとして設定される予定だが、「search.brave.com」にアクセスすることでどのような環境からでも利用可能だ。

Braveはベーシックアテンショントークン(Basic Attention Token)【以下、BATと称す】を用いたBrave Rewardsと呼ばれる報酬プログラムを提供しているが、Brave Searchでも同様のプログラムを開始することを検討しているという。具体的にBraveは、プライバシー性の高い広告を配信する準備が整えば、BATの報酬プログラムを導入することも可能だと伝えている。

BATはイーサリアム(Ethereum)ベースの独自仮想通貨(暗号資産)であり、Braveブラウザ上で広告を閲覧するユーザーへのインセンティブとして配布されている。加えて、BATはBraveエコシステム内での通貨としての役割を担い、クリエーターへの投げ銭や広告を掲載するパブリッシャーへの報酬、広告主の支払い手段としても利用されているようだ。Brave子会社がbitFlyerと提携するなど、複数の仮想通貨取引所と協業しているため、BATはこれらの市場で売買できるようになっている。

Braveは昨年3月から月間アクティブユーザー数を約50%増加させたことで注目を集めているが、Brave Searchの開発がどのような結果につながるのか、今後も同社の取り組みを見守っていきたい。

release date 2021.06.24

ニュースコメント

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BATを軸にエコシステム拡大を試みるBrave


Braveはバイナンスと協業してBraveブラウザからの仮想通貨取引環境を構築するなど、仮想通貨市場と親和性の高いサービスを追加している。これに加え、Braveはジェミニとの機能統合でウィジェットを介した仮想通貨の取引および購入を可能にしており、ユーザーに仮想通貨市場へのシームレスなアクセスを提供しているという。結果的にBAT価格は飛躍的に上昇し、今年4月にはその時価総額が20億ドルに到達した。新しく公開された2022年からのロードマップでは、DeFi(分散型金融)市場におけるBATの活用を促進する方針であることが示されており、Braveが同仮想通貨を軸にエコシステム拡大に向かうとの期待が高まっている。3,000万人を超えるアクティブユーザーを抱えるBraveは、業界に変革をもたらす企業として認識され始めているが、同社の試みが仮想通貨市場にどのような影響を及ぼすのか、今後もその動向に注目していきたい。


Date

作成日

2021.06.24

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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