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MSCI、仮想通貨インデックスの立ち上げを検討

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update 2022.04.20 12:27
MSCI、仮想通貨インデックスの立ち上げを検討

update 2022.04.20 12:27

CEOのフェルナンデス氏が仮想通貨関連事拡大の意向を示す

世界的なインデックスパブリッシャーのMSCIが、仮想通貨(暗号資産)市場の拡大に伴って、仮想通貨を対象としたインデックスの立ち上げを検討していることが報道によって明らかになった。[1]

MSCIのCEOであるヘンリー・フェルナンデス氏は、ベンチャーキャピタル企業のAndreessen Horowitzが主催したClubhouse(クラブハウス)のイベントに参加し、同社が専門家と仮想通貨インデックスの立ち上げに取り組んでいると語った。フェルナンデス氏はローンチ時期や対応銘柄などの詳細を明らかにしなかったが、MSCIが仮想通貨市場でのオファリング拡大を目指していることを明示したという。

今年に入ってから、競合である大手金融データ会社のS&P DJIは仮想通貨インデックスサービスを開始している。現在、S&P DJIはS&P Bitcoin IndexおよびS&P Cryptocurrency Mega Cap Index、S&P Ethereum Indexの3つの仮想通貨インデックスを提供しているようだ。一部ではこの動きが親会社のS&Pグローバルが仮想通貨市場に本格参入する布石だと噂されている。

今年4月、MSCIは中国政府の政策目標に沿ったテーマ別インデックスをリリースしている。フェルナンデス氏はプライベートクレジット(非公開な債務)や、ESG(環境・社会・ガバナンス)分野がMSCIにチャンスをもたらしたと言及しているが、仮想通貨市場でどのような動きを見せるのか、今後も同社のソリューションを見守っていきたい。

release date 2021.06.21

ニュースコメント

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仮想通貨を対象としたインデックスファンドの立ち上げが加速


金融業界では多様な仮想通貨インデックスが登場しており、この流れがインデックスファンドの立ち上げを加速すると考えられている。特に、2019年には米国で初めてグレースケールが仮想通貨インデックスファンドを上場してから、企業が仮想通貨市場に参入してきているようだ。実際に大手資産管理会社のフィデリティ投信がビットコインインデックスファンドの立ち上げを申請しており、富裕層向けに仮想通貨市場での投資機会を提供するという。最近では、仮想通貨管理会社のBitwiseがDeFi(分散型金融)トークンを対象としたインデックスファンドの提供を開始するなど、投資家のニーズに合わせてその種類も多様化してきている。米国で仮想通貨インデックスを原資産とするETF(上場投資信託)が認可されれば、仮想通貨市場へのアクセスは格段に向上すると考えられるが、仮想通貨を取り巻く環境はどのように偏移していくのか、今後も同国での展開に注目していきたい。


Date

作成日

2021.06.21

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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