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iFX EXPOドバイ、5月19日と20日に開催

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update 2022.04.20 12:27
iFX EXPOドバイ、5月19日と20日に開催

update 2022.04.20 12:27

新型コロナ禍における対面のネットワーキング機会を提供

世界最大級のフィンテック業界B2BイベントであるiFX EXPO Dubai【以下、iFX EXPOドバイと称す】が、2021年5月19日、20日の2日間の日程で、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイの5つ星ホテルであるグランドハイアットホテルで開催された。

2012年から開催されているiFX EXPOは、これまでに欧州とアジアで15回以上行われており、世界中から35,000人以上の来場者と1,500社を超える金融サービスプロバイダーを招致してきた一大金融イベントだ。同イベントは、フィンテック業界向けのカンファレンスやイベントの管理・運営を行うUltimate Fintechが主催している。ドバイで開催される今回のiFX EXPOでは、キプロスを拠点とする海外FXブローカーのExness(エクスネス)や、充実した取引分析ツールが魅力のHotForex(ホットフォレックス)、日本人ユーザーから圧倒的な支持を得ているXMTrading(エックス エム)を傘下に持つXMなどがメインスポンサーを務めた。[1]また、地元当局が策定した安全ガイドラインに基づき、新型コロナウイルス(COVID-19)対策を徹底した上で、対面による貴重なネットワーキング機会を提供したという。

イベント初日となる19日には、Exnessのリージョナルディレクターを務めるモハマド・イブラヒム氏が、「危機下で発揮される創造性と革新性(コロナのピンチをチャンスに)」と題した講演を行った他、業界リーダーによるラウンドテーブルなどが開催された。また、20日にはイブラヒム氏を含むスピーカーが、「中東・北アフリカ(Middle East and North Africa, MENA)市場の成長」と題したパネルディスカッションを行った。その他にも、「米国経済の見通し」や「海外FXブローカーにとってグローバルイベントの影響を緩和するために必要なツール」などと題したパネルディスカッションが催され、国内外から参加した多くの出席者により活発な議論や情報交換がなされた模様だ。

尚、メインスポンサーを務めたExnessHotForex、及びXMの足元の動向を確認すると、Exnessは仮想通貨の最大レバレッジを200倍に引き上げており、人気高まる仮想通貨関連サービスの強化を図っている。HotForexはMT5上でDMA方式のCFD取引を開始し、積極的に商品・サービスを拡充している。その他、HotForexは、PS5がもらえる抽選コンテストを実施するなどプロモーション活動にも注力している。XMに関しては、Ultimate Fintechが主催するUltimate Fintech Awardsの「ブローカー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされており、更なるブランド力の向上が期待されている。

有益なネットワーキング機会となったiFX EXPOドバイに参加した海外FXブローカー各社が、顧客ニーズにマッチした画期的なソリューションを提供することに期待したい。

release date 2021.05.24

ニュースコメント

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ワクチン接種の進捗が通貨や株式選別の一つの目安


iFX EXPOが対面によるネットワーキングイベントを開催したのは、約1年ぶりになるという。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた2020年3月以降、世界各国で様々な対策が進められている。現在は、ワクチン接種の進捗が早期に経済活動を再開するための大きなカギとなっているが、国・地域によってその進捗率は大きく異なる状況だ。例えば、今回iFX EXPOが開催された中東のUAEやイスラエルは、100人当たりの接種完了人数が世界トップクラスに位置づけられている。特に、イスラエルの新規感染者数の低さは、国際的に見ても際立っているという。また、ワクチン接種が急速に進む米国では、各州において経済再開の動きが広がりを見せている。景気回復期待が高まる同国では、株式市場が良好なパフォーマンスを示している。これを受け、高い執行の質を誇るTitan FXが米株CFDの取り扱いを開始するなど、海外FXブローカー各社がこぞって米株関連サービスを拡充している。加えて、欧州と英国でもワクチン接種の普及が進んでおり、ワクチン接種の進捗及び早期の景気回復期待が通貨の面にも影響を及ぼしている模様だ。実際に、ユーロ及びポンドは、接種の遅れが目立つ日本の円に対して買われる展開となっている。今後も、ワクチン接種の進捗が通貨や株式選別の一つの目安となりそうだ。


Date

作成日

2021.05.24

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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