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Spotware、ギャン描画ツールをリリース

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update 2022.04.20 12:27
Spotware、ギャン描画ツールをリリース

update 2022.04.20 12:27

cTrader Automateとチャート管理に関連した機能を改善

Spotware Systems【以下、Spotwareと称す】のコミュニティチームは、市場で人気があるオープンソースのギャン系描画ツールをリリースした。[1]

これにより、トレーダーはcTraderのチャート上に、「ギャンボックス」と「ギャンスクエア」、「ギャンファン」を描画できるようになった。また、ギャン系描画ツールのリリースに先立ち、Spotwareコミュニティチームは2021年3月、チャートパターンを描画するインディケータもリリースしている。同インディケータを利用することで、トレーダーはトライアングルパターン(三角持ち合い)やヘッドアンドショルダーズ(三尊)、エリオットインパルス波動など、12種類のチャートパターンを描画することができる。Spotwareはこれらのツールを提供することで、cTrader Automateとチャート管理に関連した機能の改善に繋げている。

Spotwareの基幹製品であるcTraderは、顧客ニーズにマッチする形で継続的に機能を改善している。例えば、SpotwareはcTraderモバイルの最新版やcTraderデスクトップ4.0をリリースしている。これらの取り組みが奏功する形で、同社は着実に顧客基盤を拡大させている状況だ。最近では、英国・ロンドンを拠点とする海外FXブローカーのVarianseが、同取引プラットフォームを導入している。これにより、同社はcTraderを利用する顧客に対し、最高クラスのトレーディング機能と使い勝手の良いインターフェースを提供できるようになった。その他、7度目となるベストFXプロバイダー賞を受賞したFxProや、ハイスペックなトレード環境を構築するTradeviewなど、複数の有力海外FXブローカーが同取引プラットフォームを導入している。

Spotwareは市場で人気のあるギャン系描画ツールをリリースすることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.05.10

出典元:

  1. Spotware(cTrader)

    https://ctrader.com/algos/indicators/show/2679

ニュースコメント

comment

効率的な投資意思決定に寄与するテクニカル分析


今回cTraderで利用できるようになったギャンは、ウィリアム・D・ギャン(W.D.Gann)による分析手法を取り入れ、時間と価格の間に比例関係を基にしたテクニカル指標となる。例えば、「ギャンファン」はチャートの高値や安値を基に、角度の異なるラインが複数作成される。この内、45度の角度で描かれたラインが最も重要なラインとされており、そのラインより上に価格がある場合は強気相場、ラインより下にある場合は弱気相場として判断することができる。このようなテクニカル分析を基にした取引は、投資家の間でポピュラーなトレード手法となっており、多くの海外FXブローカーが効率的な投資意思決定に寄与するテクニカル分析機能・情報の提供を試みている。例えば、投資教育コンテンツに注力するFBSは、YouTube(ユーチューブ)や同社公式サイトの外国為替テレビページ上で、日々のトレードにすぐに活かせる様々なテクニカル分析手法を紹介している。金融サービスプロバイダー各社がトレーディングエクスペリエンスの向上を図るべく、充実したテクニカル分析機能・情報を提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.05.10

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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