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テスラ、保有するビットコインを一部売却

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update 2022.04.20 12:27
テスラ、保有するビットコインを一部売却

update 2022.04.20 12:27

全体の約10%にあたる2.72億ドル分を手放す

米大手電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)が、保有するビットコイン(Bitcoin)の一部を売却していたことが明らかになった。

4月26日に公開された財務報告によると、テスラは保有する15億ドル相当のビットコインの内、2021年第1四半期中に2億7,200万ドル分を売却したという。[1]テスラが売却したビットコイン数は明らかではないが、同社のCFO(Chief Financial Officer)であるZachary Kirkhorn氏は全体の約10%を手放したと言及している。

当初、テスラは米ドルのインフレリスクをヘッジすることを目的にビットコインに長期投資するとの方針を示していた。また、テスラはビットコイン決済の受付を開始し、同社製品の購入代金として得たビットコインを法定通貨に換金せずに運用しているようだ。しかしながら、今回、テスラはビットコインがバランスシート上で現金と同様に流動性資産としての価値があることを示すために同仮想通貨(暗号資産)を売却するに至ったという。

Kirkhorn氏はビットコインの現金化が迅速に完了した事実に触れ、同仮想通貨の流動性の高さに感心したとコメントしている。これに加え、Kirkhorn氏はテスラがビットコインの価値を信じており、長期的に同仮想通貨を保有する意思があると伝えているが、同社の行動が仮想通貨市場にどのような影響を及ぼすのか、今後もその動向を見守っていきたい。

release date 2021.04.28

ニュースコメント

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テスラCEOの言動に影響を受けるビットコイン価格


今年2月、テスラの大規模投資を受けてビットコイン価格が高騰した。このテスラの投資が呼び水となり、機関投資家の資金が仮想通貨市場に流入してビットコイン価格の継続的な上昇につながったが、一部投資家はこれが同社CEOのElon Musk氏による買い煽りだと批判している。実際に今年に入ってからMusk氏は実質金利がマイナスの法定通貨と比較してビットコインを評価するなど、仮想通貨関連のツイートを頻繁に投稿しており、同仮想通貨価格を後押しした可能性があるという。これに対してMusk氏は、個人で保有するビットコインは売却していないと反論しており、テスラを利用して同仮想通貨価格を意図的に釣り上げたとの疑惑を否定した。最近、ビットコインの市場占有率が50%を下回って年初から続く「Musk相場」が終わりを迎えつつあるが、同仮想通貨を取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後も仮想通貨市場での展開に注目していきたい。


Date

作成日

2021.04.28

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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