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CMC Markets、取引アップデートを公表

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update 2022.04.20 12:27
CMC Markets、取引アップデートを公表

update 2022.04.20 12:27

2021年度の純営業収益は市場コンセンサスを上回る見込み

英国の大手FX・CFDブローカーであるCMC Markets UK plc(本社:133 Houndsditch London EC3A 7BX[1])【以下、CMCと称す】は、2021年1月1日から3月24日までの期間を対象とした取引アップデートを公表した。[2]

CMCは同期間において会社全体で好調な業績を維持しており、CFD及び株式ブローキング事業に関しては、通常よりもアクティブ顧客の維持・拡大に成功した他、顧客取引量も高水準なものになったという。また、顧客利益の留保率は80%を超えており、2021年度上半期の実績は下回ったものの、高水準を維持しているとのことだ。

CMCは良好な業績推移となる中、コスト管理を徹底して営業レバレッジを効かせることにより、2021年度通期の純営業収益は、市場コンセンサスの上限である3億9,960万ポンドを僅かに上回ると予測している。また、同社では月間アクティブ顧客数が高水準で推移しており、通期では7万5,000人を超える模様だ。更に、積極的なマーケティング活動が奏功しており、新規顧客の獲得も順調に推移しているという。新規顧客層は既存顧客と同様に、長期にわたり高い収益性を示しているとのことだ。CMCの経営陣は、新規顧客層の取引が2022年度以降の収益拡大に寄与すると確信しており、同年度の純営業収益が3億3,000万ドル以上になると見込み、会社業績予想を引き上げている。

取引アップデートの公表に際し、CMCのCEOを務めるPeter Cruddas氏は以下のようにコメントしている。

私は、2021年度の第1四半期において良好な業績パフォーマンスを示していることを喜ばしく思っております。顧客サポートや先進的なテクノロジー・サービスの提供に絶え間なく注力していることが、過去最高の業績拡大に繋がっており、次期決算も良好なものになると見ております。新規顧客層に関しては、長期にわたり高付加価値をもたらす既存顧客と同様の投資行動を取っております。また、テクノロジーやプライシング、執行分野における取り組み強化が奏功し、顧客獲得率が大きく向上しております。今後も顧客基盤の拡大に繋がるテクノロジーや人材への投資に加え、既存プロジェクトを推進することで、我が社の業績の先行きに対して自信を深めております。

Peter Cruddas, Chief Executive Officer of CMC - CMC Markets - より引用

CMCは6月10日に2021年度通期決算を発表する予定である。経営陣が業績に対して強気の姿勢を示す中、今後も同社の顧客取引動向に注目したい。

release date 2021.03.29

ニュースコメント

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英海外FXブローカーの顧客維持・獲得戦略に注目


新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックをきっかけとして新規投資家が急増する中、CMCを含む英国拠点の海外FXブローカーは、これら投資家の囲い込みに成功している模様だ。例えば、同国での上場計画が浮上するAvaTradeは、2020年12月に世界150か国で30万人以上の新規顧客獲得に成功したという。一方で、英国の欧州連合(EU)離脱は同国の金融市場に影響を及ぼし始めており、実際に2021年1月の株式取引シェアに関しては、オランダ・アムステルダムにトップの座を明け渡している。このような市場環境下において、英国を拠点とする一部の海外FXブローカーが、顧客の維持・拡大に向けた取り組みを推進している状況だ。例えば、コロナ禍の2020年第1四半期の利益が6倍に拡大したPlus500はテルアビブにR&Dセンターを建設中であり、顧客重視の革新的なテクノロジーソリューションの提供を試みている。また、取引の透明性向上を目指すFXCMは2021年2月期の取引データを公表しており、グローバル投資家の間で人気高まる仮想通貨(暗号資産)関連サービスの強化を図っている。新興フィンテック企業との競争も厳しくなる中、これら英国を拠点とする海外FXブローカー各社が、顧客ニーズにマッチした画期的なソリューションを提供することに期待したい。


Date

作成日

2021.03.29

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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