作成日
:2021.03.19
2022.04.20 12:27
米国・ニューヨークを拠点とする投資銀行のMorgan Stanley(本社:1585 Broadway Avenue New York, NY 10036
)【以下、モルガンスタンレーと称す】が、同行の顧客にビットコイン(Bitcoin)ファンドへのアクセスを提供していることが明らかになった。報道によると、モルガンスタンレーは200万ドル以上の純資産を保有する顧客に対し、資産の最大2.5%をビットコインファンドに投資する機会を提供しているという。現在、モルガンスタンレーは、Galaxy DigitalおよびFS InvestmentsとNYDIGが共同開発した3種類のビットコインファンドを取り扱っているようだ。
モルガンスタンレーは顧客からの強い要望を受け、本格的な仮想通貨(暗号資産)市場参入に向けて突き進んでいる。既に、モルガンスタンレーは同行の投資部門であるCounterpoint Globalを通じてビジネスインテリジェンス企業のMicroStrategyに5億ドルを投じているという。今年に入ってから、MicroStrategyは約10億ドル相当のビットコインを追加購入するなど、仮想通貨関連企業としての色を強めている。
その他、モルガンスタンレーは2億ドルの資金調達に成功したNYDIGに出資しており、仮想通貨市場への投資を拡大しているが、次はどのような動きに出るのか、今後も同行の取り組みに注目していきたい。
release date 2021.03.19
出典元:
ニュースコメント
仮想通貨市場に参入するウォール街企業
ビットコイン価格が高騰していることを受け、ウォール街の大手企業が仮想通貨市場に続々と参入してきている。今年2月には大手銀行のBNYメロンが仮想通貨市場で統合サービスを提供すると発表し、仮想通貨カストディやトークン発行などに対応する方針であることを明らかにした。加えて、大手投資銀行のゴールドマンサックスも仮想通貨デスクを再開する可能性があることをほのめかしており、グローバルマーケット部門の一部としてチームを編成する動きを見せているという。その他、BlackRockを始めとする多数の資産運用会社がビットコインファンドをローンチするなど、仮想通貨市場へのアクセスが拡大しているようだ。米国では米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)がビットコインETFを承認するとの期待が高まっているが、仮想通貨市場はどのように変化していくのか、今後もその動向を見守っていきたい。
作成日
:2021.03.19
最終更新
:2022.04.20
米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー