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oneZero、法人向けの新たなハブをリリース

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update 2021.08.31 15:31
oneZero、法人向けの新たなハブをリリース

update 2021.08.31 15:31

流動性集約や取引分析などへの活用が可能に

金融テクノロジープロバイダーであるoneZero Financial Systems(本社:196 Broadway Cambridge, MA 02139[1])【以下、oneZeroと称す】は2月9日、機関投資家を顧客とするブローカーやプライムオブプライムブローカー(PoP)、銀行を対象とした新たなハブをリリースしたことを発表した。[2]

oneZeroが開発した法人特化の新たなハブサービスは、高度なリクイディティアグリゲーション(流動性集約)やプライシング、カスタマイズされた流動性供給、リスク管理、ヘッジングサービスを提供するという。また、同ソリューションはリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)のパフォーマンスや顧客の取引動向を分析できる他、顧客とリクイディティプロバイダー間の関係性構築にも寄与するとのことだ。

この新サービスによって、既存のリテールブローカー及びリクイディティプロバイダー向けのハブ機能が拡張されるという。また、同サービスはoneZeroが構築するマルチアセットに対応した流動性チャネルであるEcoSystemにおいて、ビジネスインテリジェンス(BI)に寄与するクラウドベースのデータソースにアクセスでき、戦略的投資意思決定への活用も可能とのことだ。

新サービスの提供開始に際し、oneZeroのホールセールブローカー部門マネージャーを務めるUri Lerman氏は以下のようにコメントしている。

新たにリリースした法人向けハブは、複雑な業務フローを簡略化できる他、カスタマイズされた流動性供給と共に、全ての取引を容易に比較することが可能となります。

Uri Lerman, Segment Manager of Wholesale Brokers of oneZero - oneZeroより引用

oneZeroは新たなハブサービスの提供を開始し、利便性の向上を図ることで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2021.02.11

出典元:

ニュースコメント

法人顧客の開拓を進めるoneZero

2009年に創業したoneZeroは、法人顧客のテクノロジー分野における需要に対応した先進的なアグリゲーションサービスを提供しており、EcoSystemには200社以上の企業が参画しているという。足元では、同社は法人向けサービスに注力しており、複数の企業とパートナーシップ契約を締結している。例えば、大手海外FXブローカーであるFXCMの機関投資家向けビジネスを運用するFXCM ProがoneZeroと提携した他、スイスクォートもoneZeroと提携し、それぞれEcoSystemを通じた流動性供給を開始している。また、GCEXがoneZeroと提携し、FXのみならず仮想通貨の流動性サービスの提供を試みている。更に、oneZeroは2021年1月12日、FX分野の法人セールスとして豊富な経験を有するStuart Brock氏を英国・大陸欧州市場の法人セールスヘッドとして迎え入れ、同地域での法人開拓を加速させている状況だ。グローバルベースで流動性関連サービスへの需要が高まる中、サービス拡充と提携戦略を推進するoneZeroの顧客獲得動向に注目したい。


Date

作成日

2021.02.11

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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