Select Language

FXCM、7種類の株式バスケットをリリース

FXCM、7種類の株式バスケットをリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.18 10:56
FXCM、7種類の株式バスケットをリリース

update 2022.04.18 10:56

在宅勤務や米国eコマースといったセクターへの投資が可能に

海外FX・CFDブローカーであるFXCM Group, LLC(本社:20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom[1])【以下、FXCMと称す】は、7種類の株式バスケットをリリースしたことを発表した。[2]

これにより、FXCMの顧客は、特定の産業に属する複数企業の株式をまとめた単一の金融商品に投資できるという。新たに提供されるセクターは、航空とカジノ、旅行・サービス、米国自動車、米国銀行、米国eコマースに加え、ズーム(Zoom)やスラック(Slack)、トゥイリオ(Twilio)といった銘柄を含む在宅勤務関連となる。

新商品のリリースに際し、FXCMのCEOを務めるBrendan Callan氏は以下のようにコメントしている。

我々は常に、お客様に提供する新たな収益獲得機会の創出を模索しております。今回もその試みの一環として、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックをきっかけに大きな動きを見せた業種に関連した7種類の株式バスケットをリリースしました。同商品のラインナップを拡充したことで、お客様は2020年にニュースヘッドラインを賑わせた企業を対象に、コスト効率が良く、リスクを最小化させる方法で投資できるようになります。

Brendan Callan, CEO of FXCM - FinanceFeedsより引用

2020年5月、FXCMは6種類の株式バスケットをリリースしており、その際はFAANGを含むビッグテックとeスポーツ&ゲーミング、バイオテック、大麻、中国テック、中国eコマースの提供を開始している。株式バスケットに対する人気の高まりを背景に、同社は更に7種類を追加提供するという。

FXCMは、投資家の間で人気が高まる株式バスケットのラインナップを拡充することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.02.04

出典元:

ニュースコメント

安全な取引環境の整備が求められる海外FXブローカー

米国を拠点とする投資会社であるJefferies Financial Group傘下のFXCMは、英国とオーストラリア、南アフリカ当局の規制下において、FXや株式、インデックス、コモディティ、仮想通貨などのマルチアセットに対応した取引サービスをグローバルに提供している。また2020年12月、FXCMはCySECよりライセンスを取得し、ブレグジット後の欧州市場で継続的なサービスの提供を試みている。一方、同社では2021年1月、イスラエルに設置されたシステムがハッキングされるセキュリティインシデントが発生した。FXCMによると、今回のハッキングにより、顧客との会話情報が盗まれたものの、顧客資産やクレデンシャル情報の流出はなかった模様だ。近年、他の金融サービスプロバイダーにおいてもサイバー犯罪が多発している。例えば、ロビンフッドがハッキング被害を受けた他、Saxo Bank Groupの日本法人であるサクソバンク証券、Pepperstoneなどでも、顧客情報が流出する事案が発生している。海外FXブローカー各社が、成長に向けた投資だけでなく、安心・安全な取引環境の整備に対する対策を推進することに期待したい。


Date

作成日

2021.02.04

Update

最終更新

2022.04.18

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

【独自】海外FX利用で銀行口座が凍結・解約された一部始終!「自分には関係ない」は危険かも

みんなの銀行の口座を実際に凍結・解約されたトレーダーから当サイトに寄せられた情報をもとに、解約までの流れを一部始終紹介します。海外FXユーザーにとって、銀行口座凍結は決して他人事ではありません。海外FX利用時に注意すべき送金パターンも説明します。
update2025.08.12 19:00

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

Exnessのスワップフリーが突然解除?!条件をサポートに直接聞いてみた

「Exnessのスワップフリーが解除された」という投稿がSNSの一部で話題になっていますが、解除の具体的な条件は公式サイトにも掲載されていません。そこで当サイトではサポートに直接条件を質問してみました。
update2025.08.25 19:00

SNSでステーブルコイン利息の議論が勃発!Bybitで手軽にUSDT等を高利回り運用

ここ最近、SNS上ではステーブルコインの利回りに関する活発な議論なども見られます。本記事では、SNSで話題となった議論を整理しつつ、Bybitでのステーブルコインの運用方法や、海外FXとの仮想通貨入出金ルートの全体像などをまとめます。
update2025.10.01 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル